ゆきたんくのお気に入り。
ご当地地図(だと思っている)である。
首都圏の大きな書店に行けば手に入るのかもしれないが、行った場所で手に入れる地図がお気に入りなのだ。
写真は高知県の地図。今年の夏に友人と1泊2日の強行軍で四国4県を回った時のものだ。あの有名な播磨矢橋の近くのアーケード街の書店で手に入れたものだ。
旅に出る時にはある程度の予習はしておく。少し遠出になるならば、現地でレンタカーのお世話になる。今のレンタカーはナビが標準装備だ。しかし、現在地から目的地までの全体図を見るときには地図の方が便利だ。その時に一番見やすいのがご当地地図の「ライトマップル〇〇県道路地図」なのだ。
色合いが良いので凡例が見やすい。レジャー施設電話番号一覧も付いている。
まあ、どの県の地図も表紙の絵は同じだが、それもお気に入りだ。小学校の社会科の教科書に使ってもいいと思うような絵なのである。
絵中に登場する人物がいる。
高速道路の車を運転している人。
船の船長さん。
小嶋の上にいるダイバー。
キャンプをしている人。
遊園地に着いた恋人達。
船で釣りをしている人。
スキーを楽しんでいる人。
その他、海の魚、貝、動物園の動物達、みかん、ご当地蕎麦、日本三景松島を思わせる島など実に楽しいのだ。
電話番号一覧に目を移すと、高知県地図では先の「レジャー施設」だけではなく「文化施設」、「寺社・史跡」、「温泉」、「道の駅」、「ゴルフ場」など、老若男女にやさして地図になっているのだ。そしてその県の市町村の合併情報などもあり、以前に訪れたことのある市町村にも迷わずいけるような配慮がある。
もっとも県によって、掲載さくいんには多少の差がある。
京都府では「府庁」、「市役所」、「区役所」、「社寺・史跡」、「美術館・博物館」、「行楽地」。
奈良県では「県庁」、「市役所」、「ホール・会館」、「病院」、「行楽地」、「史跡」、「神社・仏閣」。
青森県では「県庁」、「市役所」、「町村役場」、「道の駅」、「スキー場」、「キャンプ場」、「日帰り入浴施設・クアハウス」。
それぞれの地方へ行く旅行者のニーズに合わせた情報が一目で分るようになっているのだ。マニアックな場所に行くのでなければ、当地でこの地図を手に入れれば大体の計画ができてしまうほど便利に感じている。最初から手に入れることができたら旅行の計画は大きく変わってくるだろうと思う。