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研修…首里

2017-10-13 23:33:43 | 言いたんく

訪れたのは首里城だが、ここでは敢えて首里と書く。

先日の投稿に載せた「慶良間チージ」から見える首里。

その首里の高台に立つ首里城は世界遺産ではない。



首里城。1992年再建。


首里城城壁。


 首里城のあった首里城跡が世界遺産に登録されているのだ。

そこがかつての首里攻防戦の場所となる。



トイレの蛇口。


首里城 鎖之間縁側に立つゆきたんく。


 この首里を巡る戦いのことを知ったのは、帰宅後のことである。

いかに不勉強だったか。

沖縄線では、日本軍が首里城の下に地下壕を掘り陸軍第32軍総司令部を置いていた。

1945年5月25日から3日間に渡り軍艦などから砲撃を受けて27日に焼失したそうだ。

この戦闘では、首里城やその城下の町並み、琉球王国の宝物・文書を含む多くの文化財が破壊されたという。


 
第32軍の無線所跡。立てかけてある札で知る。


長さ30㎝ほどの札。


爆撃を受けて崩れたコンクリートの壁。


 そして32軍の司令部跡だ。



第32軍司令部跡。


中はしっかりと作ってある。


解説。


 5月27日の日本軍南部撤退の際には、歩行不能の重傷兵約5000名が首里城の地下陣地で自決したという。

もちろん、この写真の壕の中でも・・・

合掌。

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