のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

心は弱い。

2005年12月22日 17時50分32秒 | おろろ~~
そんなことも、あるんだ。
昨日耳にして、今日の朝のラジオでまで報道されていた吉岡秀隆、内田有紀離婚。
Web上のものしか読んでいないんだけれど、どこにも、有紀ちゃんの「孤独感」のことが書いてあった訳で。。

孤独感。

私も経験あるんだよなあ、と昔を思い出す。
結婚して東京に来て、でも、都会は田舎のような人と人との関わりは非常に薄く、だーさんは毎日遅い帰宅時間。
友達はみんな地方人で、東京にはいなかったから、ほんとうに一日「まともな会話」がない日が何日も続く。

家事なんて、二人だけだとそんなに大量にはないし、慣れないご飯作りだって、絶対量が少ないから・・・時間が止まったような、世界から取り残されたような、本気で私は要らない人か?と思い込んでしまう状況にまでなる。
マンションの白い壁を眺めていると、そのまま壁に浸み込んでしまうのもいいかな~なんて。
これで、仕事をしていたらまた違うんだろうけれど、当初、うちのだーさんは私が働くことを嫌った。
私も日中の淋しさ、孤独感を彼に言葉で伝えることは出来なかった。
それでも我が家は、だーさんが気がついてくれた。
ひょんなことで、突然午前中に家に帰ってきた彼が、私の一人ぼっちの状態を見つけてくれたから。
そして、子どもが出来るまで仕事をすることが私は出来て、救われたんだけれど。

この、孤独感って、実は男の人や働く女性、子どもを持つ母親にはあまり理解できないものじゃないのかな、と思う。
いくら言葉で言い募っても、日中特に予定も無く『家にいられる』って状態は、ある意味、前述の条件の人たちには「うらやましい」ことであって「苦痛」ではないから。
実際、子どもを持ってからの私は、一番のプレゼントは、「一人で家でのんびりできること!」だったりするわけだし、、(^^;)

スポーツ報知の記事に、吉岡君が理由がわからなくて落ち込んでいるって載っていた。
こんな状態もあるんですよー、と伝えてあげたいけれど、でもやっぱり言葉にしても伝わらないかもな、とも思う。

去年、今年ととてもとても油が乗って充実している吉岡君の俳優業。それが裏目に出るなんて、やっぱり、くやしいけれど。
それでもなんでも、吉岡秀隆という俳優を私は大好きで、これからもずっと応援したい役者さんです。
これからも応援してます。

応援、しています。

だけどさ。主演男優賞が決まったこの時に、なんて皮肉な話だろう・・・・・
コメント (8)
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