のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

『ハリーポッターと謎のプリンス』

2006年06月03日 14時22分59秒 | ☆本☆
J.K.ローリング 著 松岡 佑子 訳 静山社

ネタバレありです。ご注意くださいませ。


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ある程度、上巻を読んだ時点で感づいた。
いや、前作を読んだときから、「まさか?」とは思っていた。
けれど。
やっぱり。

これは、衝撃だった。
まさかほんとうに?って。

昨日の夜、下巻を一気に読んでしまい、眠れなくなって困った。
涙が溢れて、困った。
娘の寝顔を見ながら、泣いていた。
我慢。。出来なかった。

「賢者の石」で、ものすごい人気がでた当時、確かにJ.K.ローリングは言っていた。
これは、明るい楽しいお話ではありません。
って。

一人の少年の成長記録。
重い重圧に耐えながら、時には道を踏み外しそうになりながら、かみつきながら、笑いながら、、
彼は大切な友人を見つけ、一人で行こうとしていた道を、最後には3人で歩み始めようとしている。

そこに、その後ろには、ダンブルドアは必ずいると思っていたのに。

淋しい。くやしい。悲しい。腹が立つ!
これはほんとにそうなの?
某作品と同じに、白のダンブルドアで帰ってくる・・・とか・・・・
(だって、ちょろっとパロってたでしょ。今回。。)

フォークスまで去ってしまったの?(いや、これは当然なのか。。)

ホグワーツはどうなるのか。
不死鳥の騎士団はどうなるのか。

様々なそして大量の重要な謎を残して、
ハリーの決意、ロンの決意、ハーマイオニーの決意で第6巻は幕を降ろす。


願わくば・・・・

最終巻が、自己犠牲の上に成り立つ世界になりませんように。
ハリーがジニーと未来を描くことが出来ますように。
ロンとハーマイオニーが、笑顔になりますように。

祈って、願って、本を閉じた。

只今、大混乱中である・・・・・

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