司馬遼太郎 著 角川文庫
短編集。
15の物語それぞれに、きちんとした「生命」があって、
15の物語それぞれが、1人ひとりが生きていることを物語る。
当然だけど、徒党をくんだ集団は兎角一括りで捉えられがち。
まして新選組はいろんな意味で非難を浴びることも多かった集団。
それでも。だけど。
信じた道をまっすぐに生きた集団でもあるんだね。
血煙のたたない日のない幕末の京都。
そこで確実に生きていた「漢」たちの、ちょっと柔らかい部分も含めた、それぞれの生き様がとても印象深かった。
うーん。
やっぱりどうしても気になるのは
土方歳三&沖田総司だなあ。
この本には歳さん中心のお話はないけれど、
随所に出てくる彼は、その都度いろんな姿を見せてくれる。
ほんと、幅の広い人物描写。
総司との絡みは格別良いんだけどね~。
普段が普段だけに(苦笑)、総司に見せる暖かさがとても強く印象に残る。
更に他の隊士に対しても、たまにみせる苦笑や柔らかい対応が
土方歳三という人物像を深くしてくれてる気がする。
沖田総司は、なんといっても「菊一文字」がよかった。
ま、狙い通り?
雰囲気もその透き通る笑顔になっていく「死」への悟り方も、
先を悟ったこの若者の姿を、もう少し深く読んでみたい。
初心者コース一直線で、「燃えよ剣」、「新選組血風録」と読んできたけれど、
とにかく、こりゃ、やっぱり他の本も探して読まねば!です。
今、探してる本も含めて、今後どれを読んだらいいんだろ?
・・・・余談・・・・
他のメンバーはさておき(ヲイ!!)
読んでいる頭の中の映像は、土方@山本耕史さんは当然として(テヘッ)、
沖田くんがね。藤原竜也で出てくるんだな。
死が近くなるほどに透き通った笑顔だったという描写なんて、
「組!」ラストの沖田@藤原くんにぴったり重なって・・・ ・・・ ・・・
短編集。
15の物語それぞれに、きちんとした「生命」があって、
15の物語それぞれが、1人ひとりが生きていることを物語る。
当然だけど、徒党をくんだ集団は兎角一括りで捉えられがち。
まして新選組はいろんな意味で非難を浴びることも多かった集団。
それでも。だけど。
信じた道をまっすぐに生きた集団でもあるんだね。
血煙のたたない日のない幕末の京都。
そこで確実に生きていた「漢」たちの、ちょっと柔らかい部分も含めた、それぞれの生き様がとても印象深かった。
うーん。
やっぱりどうしても気になるのは
土方歳三&沖田総司だなあ。
この本には歳さん中心のお話はないけれど、
随所に出てくる彼は、その都度いろんな姿を見せてくれる。
ほんと、幅の広い人物描写。
総司との絡みは格別良いんだけどね~。
普段が普段だけに(苦笑)、総司に見せる暖かさがとても強く印象に残る。
更に他の隊士に対しても、たまにみせる苦笑や柔らかい対応が
土方歳三という人物像を深くしてくれてる気がする。
沖田総司は、なんといっても「菊一文字」がよかった。
ま、狙い通り?
雰囲気もその透き通る笑顔になっていく「死」への悟り方も、
先を悟ったこの若者の姿を、もう少し深く読んでみたい。
初心者コース一直線で、「燃えよ剣」、「新選組血風録」と読んできたけれど、
とにかく、こりゃ、やっぱり他の本も探して読まねば!です。
今、探してる本も含めて、今後どれを読んだらいいんだろ?
・・・・余談・・・・
他のメンバーはさておき(ヲイ!!)
読んでいる頭の中の映像は、土方@山本耕史さんは当然として(テヘッ)、
沖田くんがね。藤原竜也で出てくるんだな。
死が近くなるほどに透き通った笑顔だったという描写なんて、
「組!」ラストの沖田@藤原くんにぴったり重なって・・・ ・・・ ・・・