のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

ご褒美?

2009年07月29日 22時36分34秒 | 山本耕史さん
な、訳はないのだけれど。
勝手にそう思って1人でにやけてしまったよ。

頑張って読み終えた「ドリアン・グレイの肖像」(感想はこちら)
これは、もちろん山本耕史さんの舞台があるから読んだ訳で。
そうじゃなきゃ、まず私の人生に入ってこなかった本、な訳(苦笑)。
読みながら、ドリアン=耕史さんだったけど、
途中からは、「これを彼が演じる??一体どーなる????」
なーんて、余計な事を考えちゃったりもして、更に息苦しくなった、訳で・・・(莫迦)。

んで。今日。
少し前から気付いていた、ヘンリー卿役の加納幸和さんのブログ。に行ったらこんな記事が。

終幕の有り様について、スズカツ氏と耕史君と探る。
原作も解釈に余白を持たせているようで、
考え方次第で幕切れまでの、ドリアンとヘンリーの関係が変わりそう。
(上記記事より抜粋)


なるほど・・・と思う。
物語のラスト。
どんな風に読み手が捉えるか、で、この二人はどうなったの?ってところが変わる。
というか、ストレートにどうあの終幕を捉えたらいいのだろう?
って考えた。

ドリアンの一生の様々な場面ももちろんなんだけど、
その折り重なってこじれてどうしようもなくなった先。
そこで起こったラストの場面は、
それまでの彼の上に起きた、起こしてきた出来事を吹き飛ばして、
一番引っかかる、気になる場面だったのだ。

そこを。
3人で考える。探ってる。
そんな文章読んじゃったら・・・・

ああー。
何だかものすごく楽しみになってきた。
原作のラストを、舞台ではどんな捉え方をするんだろう?
どんな答えをもってきてくれるんだろう?

なーんて、あまりにタイムリーな話題に、
(って当然なんだよ。お稽古始まってるし、それに気付いてそろそろ原作って思った所もあるんだから)
ついつい浮かれてしまったのだった・・
頑張って読んでよかったなぁ~(わはは~)
コメント (2)
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