のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

不覚・・・。

2010年04月22日 22時55分23秒 | ☆本☆
莫迦だ。私・・・・


いきなり、居眠り磐音江戸双紙「更衣の鷹」の自分の感想読んで泣けました


大莫迦・・・・


そろそろ再読するか、それとも最新巻まで待つか?なんてふと思って。
ついうっかり読み直してしまったからいかんのです。

もうね。
痩せ軍鶏な辰平くんが言う「江戸神保小路直心影流尚武館佐々木玲圓の門弟松平辰平にござる」
そして受ける藩士さんが「ならばそなた様は坂崎磐音さまをご存知か」

ここで涙腺が決壊しました。

坂崎磐音。そういうんですよね。佐々木ではなく坂崎・・・と。

あー、やっぱり再読しようか。


文字にしたら少し落ち着いたから。
逆にがっつり1巻から読み直せば、今のこのめちゃくちゃな気分も少しは落ち着くか?

(といいつつ、手にしているのは藤沢周平「龍を見た男」だったりするのです。まだ覚悟が足りません。居眠り磐音の世界に戻る覚悟が。。)


5月13日が待ち遠しいのだけれど、怖くもある・・・複雑な気持ちです。
磐音さんが心休まる温かい場面が、ほんの少しでもあるといいな・・・と、気付くと祈っていたりします。
こういう希望をこのシリーズに持つことは初めてなのだけれど。

コメント (2)
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モモ

2010年04月22日 22時17分11秒 | ☆本☆
ミヒャエル・エンデ 著 大島かおり 訳


今回は岩波文庫版を読む。
時間と人の関係に、また考え込まされる。

この物語は本当に色あせない。
いつの時代にも通用する、そんな物語。


もう、感想を書くこともしなくていいって自分の中で思う、
心の中にすっかり馴染んだ世界。


いまもまた、時間は気付くと消えている。
気付くとセカセカと慌しい生活を送る自分が見える。

難しいね。
灰色の男達と戦うことは。。



今回。
シュムールの時計(ラスト・ファイヴ・イヤーズ)と重なって、ちょっと別の楽しみ方も出来てしまった。
これは発見。
おもしろいな。
少しは私の「時間」は、私に余裕も持たせてくれているのかな。

大人になっても繰り返し読む。
そこに自分の変化する姿を感じることも、できるから。

手放せないのだ。文字を追う「時間」を。

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