恩田 陸 著 新潮文庫
山本周五郎賞受賞作
繰り返される、少しずつ違う劇。
繰り返される、どこかが違う事件(事故?)。
語る人によって、同じことが全く変わる情景と立場。
全く違う場所で話されること。
それぞれが、関係ないことのように見えて、
最後にすべてが一気に纏め上げられる。
これは、確かに恩田作品だなあ。。
と、読み終えた今は思うのだけれど。
正直。
辛かった。
特に劇中劇に織り込まれる「ロミオとジュリエット」とか「真夏の夜の夢」。
戯曲(?)を読み慣れないせいもあるんだろうけれど。
誰が誰やら訳がわからなくなっちゃうし・・・(^^;)
辛い・・・・と思いつつ、何とか乗り切ったというのが正直な感想。
加えて。
たぶん、ちょっと疲れてた。
繰り返される同じ文章に。
この前読んだ「四畳半神話大系」で、ね。ちょっと疲れたんだ。
組み違っているけれど、必ずどこかに入ってくる同じ文章に・・・・・。
あー、またこの文章だぁ。。。と。
タイミングの問題、もあったかな。
間違いなく、すごく作りは巧妙で、
ラスト、読み終わったときに感じる、
騙されたような負に落ちないような、
でもどこか心地よい感覚は、恩田陸作品そのもので。
再読すると、とても楽しめそうな雰囲気がある。
結論がわかってから最初から読む。
それがすごく判りやすいことって・・・・・ある、よね?
(一応ミステリーなんだけど・・・・)
芝居表現は、すごくおもしろい。
目の前にその舞台の情景が浮かぶ。これはもう秀逸で最高。
ふと、「チョコレートコスモス」を読み返したくなった。
山本周五郎賞受賞作
繰り返される、少しずつ違う劇。
繰り返される、どこかが違う事件(事故?)。
語る人によって、同じことが全く変わる情景と立場。
全く違う場所で話されること。
それぞれが、関係ないことのように見えて、
最後にすべてが一気に纏め上げられる。
これは、確かに恩田作品だなあ。。
と、読み終えた今は思うのだけれど。
正直。
辛かった。
特に劇中劇に織り込まれる「ロミオとジュリエット」とか「真夏の夜の夢」。
戯曲(?)を読み慣れないせいもあるんだろうけれど。
誰が誰やら訳がわからなくなっちゃうし・・・(^^;)
辛い・・・・と思いつつ、何とか乗り切ったというのが正直な感想。
加えて。
たぶん、ちょっと疲れてた。
繰り返される同じ文章に。
この前読んだ「四畳半神話大系」で、ね。ちょっと疲れたんだ。
組み違っているけれど、必ずどこかに入ってくる同じ文章に・・・・・。
あー、またこの文章だぁ。。。と。
タイミングの問題、もあったかな。
間違いなく、すごく作りは巧妙で、
ラスト、読み終わったときに感じる、
騙されたような負に落ちないような、
でもどこか心地よい感覚は、恩田陸作品そのもので。
再読すると、とても楽しめそうな雰囲気がある。
結論がわかってから最初から読む。
それがすごく判りやすいことって・・・・・ある、よね?
(一応ミステリーなんだけど・・・・)
芝居表現は、すごくおもしろい。
目の前にその舞台の情景が浮かぶ。これはもう秀逸で最高。
ふと、「チョコレートコスモス」を読み返したくなった。