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10月の読書 アンソロジーが思いがけない収穫、かな。

2013年11月05日 10時02分19秒 | ★★★毎月の読書まとめ
前半読む時間が少なかったにしては頑張れたかな。
初物から定番大好き作品まで(w)いろいろ読めた1ヶ月でした。
本屋さんのアンソロジーは初作家さんが多かったんですけれど、とても楽しめた1冊だった。
図書館本っていうのがなー。手元にほしいんですが、文庫にはならないかしら?

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3896ページ
ナイス数:1113ナイス

×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)感想
一冊使って見事に物語の導入部のようですね…。前シリーズを思いつつ読むと気持ちが苦しくなったりもいたしました。この先の四月一日の生き様。百目鬼の行動。選んだ先。どう表されて前シリーズに重なっていくのか。(もしくは重ならないのか?時間を経ても見事にホリックの世界はそのままホリックの世界で侑子さんがいることがとても落ち着いていて素敵で、同時にとても怖くて。この先がめちゃくちゃ気になります…(毎度のことですが待ちきれない~~!!/涙)
読了日:10月28日 著者:CLAMP
ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)感想
あああああ…。取り上げているものがモノだけにそうなるのは避けられないんでしょうけれど、しかし。苦労しました。読むのに…。力いっぱいイヤで逃げたくて目をそらしたくて。ほぼ、ヒトリシズカと同じパターンで読み、ヘトヘトになって読了…。正直主役の彼女が理解できず。それもまたなかなか進めなかった一因。殉職した彼がとてもとても、とても残念です。おそらくこの物語の中で一番私には気持ちが判る人だったから。誉田作品は2作品目ですが毎回キビシイ。それでもとても魅力ある世界を構築なさるので後悔は全くなしです。
読了日:10月28日 著者:誉田哲也
風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (新潮文庫)風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (新潮文庫)感想
再読)はぁ。。満足・・・。今回は強く陽子を主役と感じつつ読む。(いつもは少女3人なんだけど)なんでかな。こうして読むたびにいろいろ考えて感じて。それがこのシリーズ最大の魅力だな、と思う。うん。。満足。
読了日:10月24日 著者:小野不由美
風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫)風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫)感想
再読)言わずもがな、なんだけれど改めて。陽子が主役なんだな~と思う。彼女が出てくると物語が一気に動くのが今回とても心地よく。ため息を付きたくなることも多いこの上巻で彼女の視線の先が今回はとってもいいなあ、なんて、ね。そして恭国の女王に、、、う~ん!満足っ(図南からの戻りなので~)画伯の絵にも改めて惚れぼれ(^^)しかし上巻はラストがとても辛いです。ね・・・・。
読了日:10月22日 著者:小野不由美
図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)感想
魅力が・・・増していないだろうか?何度もそう思いながら読む。WHで散々読んで、おそらく繰り返し読むこのシリーズ一番の一冊なのだが、なんだろう。今回ラストで初めて感動のあまり涙した。。面白いですね。その時々の状況、精神状態によって感じ方がまた変わる。すべてのものを巻き込む運気。その図南の翼の力強さに打たれました。願わくば・・・この国のこの先の落ち着くまでの物語が、、、読みたいなぁ、とまたまたまた。願ってしまいます。(もちろん某恵まれない彼の物語も切実に願いつつ)
読了日:10月19日 著者:小野不由美
ぶたぶたカフェ (光文社文庫)ぶたぶたカフェ (光文社文庫)感想
私がはじめて出会ったぶたぶたさん。ここから全制覇に走った訳ですが本当にいい出会いだったなあ~と改めて思う。ぶたぶたさんの物語の特徴、あたたかさとかほんわりかんと同時にどんな人なのか、傍観者である彼の気持ちは?なんてちょっと深いことも思えたりして。うん。やっぱりこの一冊が私は一番好きかもしれないな~。あったかくてふかくておいしい物語。
読了日:10月16日 著者:矢崎存美
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー感想
図書館)新刊書店さんをテーマにしたアンソロジー。既読の作家さん、初対面の作家さん、それぞれいらっしゃいましたが、どれもこれもとても楽しめる物語ばかりでした。なんといっても本屋さんが舞台ですから本好きにはたまらないテーマですね。特に上げるとしたら、、そうだな。「彼女のいたカフェ」はえ?未読だけど彼女ってあの彼女?「ロバのサイン会」の意外さにびっくり(実は実話だと知って更にびっくり)。「なつかしいひと」の「前を向くその前とはどっち?今の方向は合っているのか?」という問いに目からうろこ。(続)
読了日:10月15日 著者:大崎梢
ネメシスの契約ネメシスの契約感想
初作家さん)図書館)3つの立場(厚生労働省、新聞記者、警察)からそれぞれがそれぞれ事件を追ううちに、それがこよりのように一本につながる推理小説。その設定が面白くてまた、各章ごとにきちんと変えていく物語の進め方が分かりやすくて楽しめました。ただ、ちょっと人がたくさん死に過ぎていて、、そこは私にとってはとても苦手な部分。特に一番最初の狙撃はあまりにも衝撃的で。。(過去の事件に関しては過去として捉えられたのでなんとか、、でしたがそっちも容赦ないですなぁ)前作も好評のよう。読んでみたいです。
読了日:10月13日 著者:吉田恭教
階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)感想
お薦めいただいて。これはいい。これは最高っ!高校の廃部寸前の軽音楽部。仲間を見つけ仲間になって最後まで障害物競走のコースを走りぬく物語(例えですが、、はしょりすぎ?/w)その時々の葛藤や周りの大人の反応も含めてラストはノンストップで駆け抜けるしかないでしょーと。私はロックはさっぱりな人間ですがジャンルは違えど音楽を部活でかじり子どもたちも同じくかじり続けている身として、その雑音から音楽になっていく感覚や一体感は実際の感覚として蘇り。いや~もうっ。すごく気持ちよくて面白かったです!
読了日:10月8日 著者:越谷オサム
コウ ケンテツの食パン食コウ ケンテツの食パン食感想
図書館)帰したくない~!とおもいつつ、返却。表紙のメニューしか作らなかったし、、デザート気になるし、、いや。買わないけどまた借りる、かも。
読了日:10月5日 著者:コウケンテツ
残るは食欲 (新潮文庫)残るは食欲 (新潮文庫)感想
初作家さん)いやもう楽しいっ。笑えるっ。そして・・・おなかが鳴ります(笑)エッセイは普段あまり手にしないのですが阿川さんは映像を通して面白い(ちょっととぼけた)人、と以前強烈にインプットされていたので本屋さんで衝動買い。大当たり、でした。そうよ。人間最後は「食欲」これがなくなったら生きていけません~(あはは)ということで、食欲の秋にぴったりの(ダイエットには大敵の)一冊であります。えっとね。作ってみたいレシピもちらほら。この「お料理は感覚っ!」というところがまた、私にはぴったりなのですっ。
読了日:10月5日 著者:阿川佐和子
新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)感想
図書館)長かった。始まりから2/3程までが、とにかくよく分からない世界な上に説明文が多くで正直挫折しかかった。が、4人の子どもたちが枠から飛び出した途端に一気に動く世界に引き込まれ。ちょっと苦手な描写もありますが、ここ数日の苦しさが飛ばされる勢いでいっき読み。こうなると続きが気になります。図書館行かなくちゃ、になりました。
読了日:10月1日 著者:貴志祐介

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