先程、ときおり愛読している公式サイトの【 介護ポストセブン 】を見ていたら、
『 「寝不足脳」が健康を脅かす 睡眠時間6時間未満は認知症や糖尿病リスクが激増。正しい睡眠とは 』
と題された見出しを見たりした・・。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながら、 ささやかに過ごしている。
こうした中、私の睡眠に関しては、ここ数か月は布団にもぐるのは、真夜中の11時半前後が多く、
目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている。
こうした中、真夜中の11時半頃に居間から寝室に行き、 布団にもぐると、
現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、まもなく寝付いてしまい、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。
こうした中、 私は今でも、あたかも映画館で三作品が一挙に上映されたかのように、
昨夜は二本立て、或いは3本立て、の夢をみた、と微苦笑する時もある。
そして睡眠中、夢をみることは貧富に関係なく、その御方の日々の思い、念願など、
さまざまな思いが交差される現象かしら、と思う時もある。
やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、うつらうつらとまどろみながら、
ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。
こうした定例であるが、ときには深夜の一時過ぎまで読書に熱中した時は、
朝は平常通りに起床して、やがて昼食を食べた後、眠くなり、昼寝をしたりしている。
そして目覚めた後、いつでも昼寝が出来るのは年金生活の特権だ、と独り微笑んだりしている。
このような身勝手な睡眠を年金生活15年をしている私は、
遅ればせながら《・・「寝不足脳」が健康を脅かす・・正しい睡眠とは・・》学びたく、
記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『女性セブン』の2019年10月17日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 介護ポストセブン 】10月8日に配信され、無断であるが記事の前半部を転載させて頂く。
《・・「寝不足脳」が健康を脅かす|睡眠時間6時間未満は認知症や糖尿病リスクが激増。正しい睡眠とは
日本には、睡眠を削って、努力することをよしとする風潮がある。
が、そうした睡眠不足・寝不足に、脳内科医の加藤俊徳さんは、警鐘を鳴らす。
日進月歩の脳科学の世界では、寝不足が脳の健康を脅かすことが解明されつつあるというのだ。
そこで、あなたの不調を改善する「正しい睡眠」をお教えします。
☆7時間睡眠が最も死亡率が低い
人が能力を発揮するためには、昼は存分に活動し、夜は充分な休息を取る必要がある。
「そのためには、概日(がいじつ)リズム(体内リズム)を守ることが大切です。
最新の脳科学では『7時間睡眠を取ることが最も死亡率が低い』と解明されています。
私自身も5年前に夜10時半から朝6時まで7時間以上の睡眠を確保するようになってから、
心身ともに快調な生活を送っています」
そう語るのは、最新著書『脳が若返る最高の睡眠~寝不足は認知症の最大リスク』を上梓したばかりの脳内科医・加藤俊徳さん。
加藤さんは、夜10時半就寝・朝6時起床を5年間実践して、体重を8㎏減量したという。
「起床時と就寝時前後に、メラトニン(*1)とコルチゾール(*2)という2つのホルモンが、
分泌を開始したり、停止したりすることで、私たちはスムーズに寝たり起きたりできています。
特に、深い眠りが得られると右グラフのように成長ホルモンが分泌され、
脳の老廃物アミロイドベータ(Aβ)を排泄する機能も1・6倍になります。
さらに、脳波が1秒間に約1回(*3)になって、記憶の書き込みがスムースに行われるようになって、
記憶力もアップします。
つまり、7時間睡眠を続けると、脳はリフレッシュして若返るのです」(加藤さん・以下同)
ところが睡眠統計では、20歳以上の約3780万~4410万人の睡眠時間が、
6時間未満という結果に。
つまり、3人に1人が寝不足(*4)なのだ。
(*1)=体内にあるブドウ糖や脂肪をエネルギーに変える働きで覚醒を促す。
(*2)=脈拍・体温・血圧を低下させる働きで睡眠を促す。
(*3)=通常の脳波は1秒間に13~14回程度の周期。
(*4)=平成29年度「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)結果の概要より。
人の脳内では、夜9時頃から睡眠ホルモンのメラトニンが分泌され、入眠へ。
そして夜10時〜夜中3時頃にかけて、深い眠りが得られると成長ホルモンが大量に分泌される。
成長ホルモンが出る時間帯に深い睡眠を取ることが、若さを保つ秘訣でもある。
☆寝不足は想像以上に脳と体を蝕む!
寝不足をすると万病を引き寄せ、脳や体やメンタルを蝕むこともわかっている。
「私も以前は寝る間を惜しんで働くショートスリーパーだったので、
寝不足が脳に及ぼす弊害について知った時には、驚きを隠せませんでした」
●寝不足が脳に及ぼす弊害
その実体験で加藤さんが感じた主な弊害とは、次の通り。
●認知症リスクが上がる
「寝不足が続くと記憶力は低下し、いくら勉強しても成果が上がりづらい。
実際、不眠症があると、仕事の生産性も20~30%低下するようです」
●何も食べなくても太る
「深夜、起きているだけで肥満ホルモンが分泌され、脂肪が蓄積されていきました。
逆に、7時間睡眠にしたことで、自然と体重が8Kg減りました」
●感情をストレートに表してしまう
「寝不足の頃は、他人にキレやすかったのですが、今は人と衝突する回数も激減しました」
具体的に、寝不足がもたらす8つのダメージについて見ていこう。
【1】脳に老廃物がたまりやすく、記憶力が低下しやすい
睡眠時間が「6時間以下」「6~7時間」「7時間以上」の3群でアミロイドベータ(Aβ)の脳への沈着量を比較したところ、
6時間以下群のAβの沈着量が最多だったという研究報告がある。
「この結果は、寝不足で脳内老廃物の清掃機能が低下したために起こったと考えられます。
Aβの沈着が海馬の近くに広がると、記憶力が衰えます」(加藤さん・以下同)。
【2】夜中起きているだけで、太りやすい
寝不足の人は、体に脂肪をためやすく、体重が減りにくいという研究結果もある。
「これは、夜中に起きていることにより、脳の視床下部がグレリンという食欲増進ホルモンを分泌し、
『体に脂肪をためなさい』という指令を出すため。
そのメカニズムの詳細はまだわかっていませんが、40代以降で食べていないのに太ると感じる人は、
寝不足が原因の可能性大です」。
【3】不眠を5年続けると寿命が縮む
睡眠が不足すると免疫機能が低下したり、全身に炎症反応が起こりやすくなるといわれている。
この炎症が慢性化すると、認知症・がん・糖尿病・高血圧・うつ病などのもととなる。
「成人を20年間追跡調査した研究では、『不眠症なし』と『断続性不眠症(時々眠れない人)』に比べ、
『持続的不眠症(常に眠れない人)』の5年生存率は低いとの研究報告もあります」。
【4】寝不足だと思考や感情が鈍感になりキレやすい
徹夜での仕事など夜更かしが続くと、喜怒哀楽を感じる能力や思考、周囲への配慮が低下し、
他人に対してキレやすくなり、幸せを感じなくなる傾向も。
「私も寝不足が続いた時は、人を思いやる気持ちが薄らいで、人当たりがきつくなっていました。
ところが、夜10時半に寝て、朝6時に起きる生活に変えてからは、怒る気持ちが激減したのも事実です」
【5】不眠だと、アル中などの依存症になりやすい
不眠に悩む場合は、睡眠導入剤やお酒の力を借りることもある。
「ただ、お酒は少量なら入眠に役立つこともありますが、
酒量が増えやすく、飲みすぎると中途覚醒の原因になります。
さらに、うつ病に罹患すると薬物依存症になりやすい。
睡眠薬も徐々に耐性ができたりして用量が増え、中止困難になる場合もあります。
使用する前に医師とよく相談してください」。
【6】成長ホルモンが出にくくなって、若さを失う
骨、筋肉、臓器、血液など、全身の細胞は、成長ホルモンの命令により作られる。
これは成長期だけでなく、死ぬまで続く営みだ。
「成長ホルモンは、入眠後の最初の深い睡眠で強く分泌され、浅い睡眠では、ほとんど分泌されません。
夜10時から夜中3時頃までの徐波睡眠(じよはすいみん)(深い眠り)時に分泌されます。
これが分泌されないと老化が早まり、若さを失うのです」。
【7】男性より女性に、睡眠障害は起こりやすい
女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量の変動が大きいことから女性は、
男性より睡眠障害が起こりやすい。
出産期や生理前後には、エストロゲンの分泌量が増えるためよく眠れるが、出産後や閉経時に減少するため睡眠が乱れる。
「日本の女性は、世界一睡眠時間が少ないとのデータ(*5)がある半面、平均寿命が世界一長い。
これは、今後、大いに注目すべき点ですね」。
(*5)=経済協力開発機構の2018年度調査による。
【8】悪夢を頻繁に見るのは、脳が不健康なサイン
悪夢を見て目が覚めてしまったという経験は、誰にでもあるもの。
だが、悪夢を見ると中途覚醒が起こりやすく、睡眠の妨げになるばかりか、自殺率も高くなるとの研究がある。
「悪夢を頻繁に見るようになったら、寝不足が続き、うつ症状が悪化しているサインだと自覚しましょう。
医師に相談しつつ、睡眠時間を見直し、7時間睡眠を心がけることが大切です」。・・(略)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、脳内科医の第一人者の加藤俊徳さんの丁重な解説に導かれて、
「寝不足脳」による身体のダメージは多岐にわたることを、多々教示され、
適度に熟睡している私は微笑んだりした。
恥ずかしながら悪夢に関して、ふたつばかり発露する。
1960年(昭和35年)の中学3年の終りの頃、 私は職員室で担任の女の先生から呼ばれ、
『XXくん・・あなた眼・・悪いわね・・0.3って・・』
と先生は、健康診断書を見ながら、私に言った・・。
『・・どうして・・今まで黙っていたの・・メガネを掛けないと・・黒板の字も見えないでしょう・・』
と先生は苦笑しながら、私に言った。
私は教室の指定された後部に座って、黒板の字もかすれていたが、
同級生もこのような状態と思い、信じていたのである。
こうした根底には兄ふたり、妹ふたりもメガネをしていないので、それなりに思い込んでいたりした。
このようなことがあり、特に算数の基礎である因数分解など理解できず、
やがて高校生になっても微分、積分などの授業には、理解できず逃げ回っていたグループのひとりであった。
このような結果として、もとより期末試験などは惨澹たる結果であり、
ときおり今でも、悪夢となり呻(うな)されたりすることもある。
サラリーマン現役時代だった頃の夢みる時は、
どうしてなのか、業務の成功例より、 遥かに失敗したことを多く、目覚めた時に苦笑したりしている。
たとえば、上司、同僚、後輩がいる中、
突然に中学時代の悪友が出てきたり、 どうしてお前がいるの、 と私は戸惑ったりしている。
ときには秘かに思い続けた小学校時代の初恋の同級生に見つめられたりし、
貴女はどうしているのょ、ありえない時代の落差に戸惑ったりし、冷や汗をかくこともある。
或いは幼年期の私は農家の児であったので、
田畑、雑木林など景観を観たり、湧き水、竹林の筍(タケノコ)、野菜の収穫時などの情景をみることもある。
こうした体験をしてきた私は、夢はもとより貧富に関係なく、
その人なりの日頃の思い、言動の余韻、余情、 そして感性の賜物〈たまもの〉と私は確信を深めて、
微苦笑したりしている。