先程、ときおり愛読している公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】を見ていたら、
『 便利さの裏の落とし穴・・・キャッシュレスに向かない人の特徴 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながら、 ささやかに過ごしている。
こうした中、過ぎし年の2004年(平成16年)の秋、民間会社に勤めていた私は定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めた・・。
そして家内は、料理、洗濯、掃除などは専業主婦の延長戦として、積極果敢に了解してくれるので、
せめて我が家の平素の買物ぐらいは・・と私は思い、殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、
スーバー、専門店に行っている買物メール老ボーイとなっている。
このように買物メール老ボーイを丸15年生となっている私は、
今回、《・・キャッシュレスに向かない人の特徴・・》って・・どのような人なの・・
と好奇心に負けて、記事を精読してしまった。
この記事は、公式サイトの【 日刊ゲンダイDIGITAL 】に2019年10月22日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
《・・便利さの裏の落とし穴・・・キャッシュレスに向かない人の特徴
キャッシュレス決済でポイント還元だからと、
どこでもピッと、クレジットカードや電子マネーを使うようになった、なんて人も多いはず。
スーパーやコンビニなどは、サインレスだから、確かに楽っちゃ楽だが・・・。
「海外に行くと、日本はカードのセキュリティーが甘い、とショックを受けます。
キャッシュレス化の波に、利用者の意識が追いついていない印象もありますね」
と話すのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏だ。
現金で2万円を持っているのと、Suicaなど電子マネーに2万円をチャージしているのも、同じ2万円。
落っことしたが最後、不正利用されるに決まっている。
が、現金より電子マネーの方を軽く見がちなのは、記者だけではあるまい。
「イギリスでは、サインレスは1回30ポンド(約4000円)までと上限がありますが、
日本のスーパーなどでは、1万円とか3万円とか、店によって上限はまちまちです」(カード会社関係者)
不正利用されても、カード会社が補償してくれる、と高をくくっている人もいるだろうが、
そう簡単な話でもない。
「カードをきちんと管理していたけど、第三者に悪用されたといったことを証明する必要があります。
日本クレジットカード協会のHPにも記されていますが、
暗証番号を使った不正利用の損害は、原則本人負担です。
つまり、補償の対象にはなりません。
暗証番号を誕生日にしている人は減ったでしょうが、携帯電話と同じだったり、
すべてのカードが同じ暗証番号という人は見かける。
ちなみに中国では、暗証番号は6ケタです」(柏木理佳氏)
利用規約、利用明細をチェックしないという人も、キャッシュレス化の波にのまれそうだ。
「まさにケース・バイ・ケースですが、カード会社によっては、
不正利用された日から○日以内に申告することといった、“補償期間”を設けています」(前出のカード会社関係者)
川崎市在住のある60代の会社員は、こうアドバイスする。
「だまされて10万円の商品を買わされたから、引き落としを止めてくれ、とカード会社に電話をかけたら、
最初は『それは無理でしょう』とけんもほろろ。
でも、消費者センターに相談し、そこの担当者がカード会社に掛け合ってくれたら、止められました。
泣き寝入りせず、しつこく食い下がった方がいいですよ」
いずれにせよ、キャッシュレス時代は
「これまで以上に、セキュリティーの意識を高める必要があります」(柏木理佳氏)。
だから私は現金主義? 分からないでもないですが・・・。》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、 ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは、遅ればせながら一昨年の春以来、携帯電話を買い求めて利用している。
このような時代遅れの私は、何かと見かける『QRコード』も、
どのような情報が記憶させているのか、知らない。
このような状態であり、利用者が増えている『PayPay(ペイペイ)』って、
何のことなのょ・・と遠い世界の出来事のように感じている。
こうした中、年に数回ぐらい家内に引率されて、私の衣服はデパートで買い求めている。
そして私は衣服を買い求める時は、程々良き品を長らく10年以上着る習性であり、
こうした時は、クレジットカードで購入している。
しかしながら平素の買い物は、お得感のあるボイントが溜まる専門店、スーパー、コンビニのカードを活用しているが、
現金払いとなっている。
或いは、私は友人、知人と居酒屋などで飲食した時は、現金で支払っている。
クレジットカードで支払った場合は、後日に決済日となるが、
飲食の高揚感が薄らいだ頃に決済されても、高揚感もなく余韻もないので、
今宵は楽しかったよねぇ、と現金主義に徹している。
このようなことを思い浮かべながら、今回の記事を読み終えた後、私は微苦笑をしてしまった。