夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ、私は医師の解説を動顛しながら、多々学び・・。

2019-10-18 14:46:39 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー』を見ていたら、
『 高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ 医師が解説 
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながらささやかに過ごしている。

こうした中で、私の睡眠に関しては、ここ数か月は布団にもぐるのは、
真夜中の11時半前後が多く、 目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている。

そして現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
布団にもぐると、まもなく寝付いてしまい、 たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、うつらうつらとまどろみながら、
ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。

こうした定例であるが、ときには深夜の一時過ぎまで読書に熱中した時は、
朝は平常通りに起床して、やがて昼食を食べた後、眠くなり、昼寝をしたりしている。
そして目覚めた後、いつでも昼寝が出来るのは年金生活の特権だ、と独り微笑んだりしている。

               

こうした中、私たち夫婦の両親は、89歳の家内の母だけとなり、
我が家より遠方にある戸建てに独り住んでいる。

ここ5年は介護・要の身となって、家内と家内の妹がお互いに連絡をしあって、
6泊7日前後で家内の母宅に宿泊して、家内の母の病院の通院、料理、洗濯、掃除など含めて、
介護をしている。

こうした中、家内の母は、ねむれない・・と娘ふたりに訴えて、
まもなく通院している内科医院の医師に診断を仰いで、結果的には軽い睡眠導入剤を頂き服用している・・。
そして娘ふたりは、たとえ軽い睡眠導入剤でも、習慣になれば怖い、と話し合ったりしている。

このような話を私は聞いたりしているので、
今回の《・・高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『女性セブン』の2019年10月24日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 マネーポストWEB 】に10月18日に配信され、 無断であるが転載させて頂く。

 
                

《・・高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ 医師が解説


縁側で日向ぼっこをしながら、ウトウト・・・。
ひと昔前ならこんな姿も高齢者の当たり前。

しかし、超高齢社会(*)の現代においては、
年を重ねても元気で活動的な人も増え、イメージはさまざまに広がった。
【*全人口に対し65歳以上の人口が14%以上を「高齢社会」、21%以上を「超高齢社会」という。
日本は2007年に超高齢社会に突入した。最新調査(2018年度)では28・1%】

そして老親の傾眠傾向を見て「最近まで活動的だったのに、なんだか元気がなくて居眠りまで・・・」と、
親の老化を初めて目の当たりにする子供世代は焦るのだ。
慌てて治療すべきなのか、放置してよいのか。

そこで高齢者医療・老年医学研究の拠点、東京都健康長寿医療センター総合内科部長の岩切理歌さんに、
高齢者の傾眠のとらえ方を聞いた。

“傾眠”とは、ぼんやりウトウトしていて、睡眠に陥りやすい状態のこと。
声をかけるなど軽い刺激で、目を覚ます程度の状態で、高齢者にはよく見られるが、
“昏迷”、“昏睡”と続く意識障害の第1段階でもあるという。

「高齢になると健康な人でも、夜深く眠り、日中は覚醒して、
活動的になるというリズムが、崩れやすくなっています。

日中、ぼんやりしたり居眠りしたりするのは、病気の兆候として表れる場合もありますが、
加齢をはじめ、不眠や脱水、薬の影響などさまざまな要因が微妙に絡み、検査しても異常がないこと、
治療に結びつかないということもよくあります」(岩切さん)

 

傾眠の原因はさまざま。昼夜逆転や認知症が原因のことも(イラスト/鈴木みゆき)

傾眠の原因はさまざま。昼夜逆転や認知症が原因のことも(イラスト/鈴木みゆき)

 

それでも、老親の傾眠が気になる時、どんな可能性があるか知っておくと、慌てずにすむ。
高齢者に多く見られる傾眠の6つの原因を、岩切さんに挙げてもらった。

【昼夜逆転・認知症】
   夜、眠れないため睡眠量が足りず、昼間の眠気を引き起こす。
   活動量が少なく、生活リズムが乱れがちな高齢者全般に起こりやすいが、
   特に認知症の人は無気力状態を伴う傾眠が多い。

【脱水・食事摂取量の減少】
   体内の水分、ミネラル分が不足し、脳や全身に酸素や栄養が行き渡らず、傾眠、意識障害に至ることも。
   高齢者は水分を保持する力が弱い上に、のどの渇きも感じにくく、水分摂取量が不足しがちだ。
   また普段の食事量や回数が減ることでも、脱水のリスクが高くなるが、傾眠傾向の時に無理に飲食をさせると誤嚥しやすいので注意。

【内科の病気】
   高齢になると免疫力が落ち、感染症を起こしやすい。
   肺炎や尿路感染症が多く、誤嚥や排尿障害が原因となる場合が少なくない。

   炎症によりぐったりして、食事が摂れなくなったり、傾眠状態が表れたりする。
   高齢者は発熱や咳などの目立つ症状が出ないこともあるので注意。

【慢性硬膜下血腫】
   転倒などで頭部を打った時、脳と硬膜の間に血腫ができて脳を圧迫し、傾眠や片麻痺が起こる場合がある。
   高齢者の多くが服用する、血液がサラサラになる抗血栓薬の影響で、
   軽い打撲でも脳出血を起こしやすいことが報告されている。

   打撲から1~2か月かけてじわじわ進行することもある。

【精神科・神経内科などの病気】
   老人性うつ病の症状として、また睡眠時無呼吸症候群などの睡眠の病気の場合もある。
   専門医の治療が必要になることもあるが、その場合もかかりつけ医に相談し、
   内科的な疾患がないかどうかを確認の上、専門科につないでもらうのが理想的。

【薬の影響】
   睡眠導入剤や抗アレルギー剤など、中枢神経に作用する薬の影響で眠くなることがある。
   最近は多剤併用による弊害が問題視され、転倒や認知機能低下などのリスクが高いものは
   処方を避けるようになってきているが、薬の副作用が考えられる時は主治医や薬剤師に相談を。

   市販薬を使う場合にも注意。・・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。   

                                

私は記事を読みながら、このような事態があるのか・・と動顛しながら、多々学んだりした。

そして家内の母は、夜に眠れない、と娘のふたりに訴えているけれど、
昼間のひととき介護の合間に母を見たりすると、寝ていることが多く、
日中に寝ているので、肝要な夜の睡眠時間帯に眠りが浅くなり、昼夜逆転の現象だわ、と微苦笑している。

いずれにしても、平素の家内の母の言葉、しぐさに異常と見られた時、
家内宅の近くの通院している内科医院に受診・・と家内と家内の妹は話あっているのを
私は聴こえて、微苦笑したりしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする