先程、ときおり愛読している公式サイトの【 マネーポストWEB 】の『暮らしのマネー』を見ていたら、
『 高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ 医師が解説 』
と題された見出しを見たりした・・。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながら、 ささやかに過ごしている。
こうした中で、私の睡眠に関しては、ここ数か月は布団にもぐるのは、
真夜中の11時半前後が多く、 目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている。
そして現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
布団にもぐると、まもなく寝付いてしまい、 たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。
やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、うつらうつらとまどろみながら、
ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。
こうした定例であるが、ときには深夜の一時過ぎまで読書に熱中した時は、
朝は平常通りに起床して、やがて昼食を食べた後、眠くなり、昼寝をしたりしている。
そして目覚めた後、いつでも昼寝が出来るのは年金生活の特権だ、と独り微笑んだりしている。
こうした中、私たち夫婦の両親は、89歳の家内の母だけとなり、
我が家より遠方にある戸建てに独り住んでいる。
ここ5年は介護・要の身となって、家内と家内の妹がお互いに連絡をしあって、
6泊7日前後で家内の母宅に宿泊して、家内の母の病院の通院、料理、洗濯、掃除など含めて、
介護をしている。
こうした中、家内の母は、ねむれない・・と娘ふたりに訴えて、
まもなく通院している内科医院の医師に診断を仰いで、結果的には軽い睡眠導入剤を頂き服用している・・。
そして娘ふたりは、たとえ軽い睡眠導入剤でも、習慣になれば怖い、と話し合ったりしている。
このような話を私は聞いたりしているので、
今回の《・・高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『女性セブン』の2019年10月24日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の公式サイトの【 マネーポストWEB 】に10月18日に配信され、 無断であるが転載させて頂く。
《・・高齢者に多く見られる「傾眠」の原因6つ 医師が解説
縁側で日向ぼっこをしながら、ウトウト・・・。
ひと昔前ならこんな姿も高齢者の当たり前。
しかし、超高齢社会(*)の現代においては、
年を重ねても元気で活動的な人も増え、イメージはさまざまに広がった。
【*全人口に対し65歳以上の人口が14%以上を「高齢社会」、21%以上を「超高齢社会」という。
日本は2007年に超高齢社会に突入した。最新調査(2018年度)では28・1%】
そして老親の傾眠傾向を見て「最近まで活動的だったのに、なんだか元気がなくて居眠りまで・・・」と、
親の老化を初めて目の当たりにする子供世代は焦るのだ。
慌てて治療すべきなのか、放置してよいのか。
そこで高齢者医療・老年医学研究の拠点、東京都健康長寿医療センター総合内科部長の岩切理歌さんに、
高齢者の傾眠のとらえ方を聞いた。
“傾眠”とは、ぼんやりウトウトしていて、睡眠に陥りやすい状態のこと。
声をかけるなど軽い刺激で、目を覚ます程度の状態で、高齢者にはよく見られるが、
“昏迷”、“昏睡”と続く意識障害の第1段階でもあるという。
「高齢になると健康な人でも、夜深く眠り、日中は覚醒して、
活動的になるというリズムが、崩れやすくなっています。
日中、ぼんやりしたり居眠りしたりするのは、病気の兆候として表れる場合もありますが、
加齢をはじめ、不眠や脱水、薬の影響などさまざまな要因が微妙に絡み、検査しても異常がないこと、
治療に結びつかないということもよくあります」(岩切さん)

傾眠の原因はさまざま。昼夜逆転や認知症が原因のことも(イラスト/鈴木みゆき)
それでも、老親の傾眠が気になる時、どんな可能性があるか知っておくと、慌てずにすむ。
高齢者に多く見られる傾眠の6つの原因を、岩切さんに挙げてもらった。
【昼夜逆転・認知症】
夜、眠れないため睡眠量が足りず、昼間の眠気を引き起こす。
活動量が少なく、生活リズムが乱れがちな高齢者全般に起こりやすいが、
特に認知症の人は無気力状態を伴う傾眠が多い。
【脱水・食事摂取量の減少】
体内の水分、ミネラル分が不足し、脳や全身に酸素や栄養が行き渡らず、傾眠、意識障害に至ることも。
高齢者は水分を保持する力が弱い上に、のどの渇きも感じにくく、水分摂取量が不足しがちだ。
また普段の食事量や回数が減ることでも、脱水のリスクが高くなるが、傾眠傾向の時に無理に飲食をさせると誤嚥しやすいので注意。
【内科の病気】
高齢になると免疫力が落ち、感染症を起こしやすい。
肺炎や尿路感染症が多く、誤嚥や排尿障害が原因となる場合が少なくない。
炎症によりぐったりして、食事が摂れなくなったり、傾眠状態が表れたりする。
高齢者は発熱や咳などの目立つ症状が出ないこともあるので注意。
【慢性硬膜下血腫】
転倒などで頭部を打った時、脳と硬膜の間に血腫ができて脳を圧迫し、傾眠や片麻痺が起こる場合がある。
高齢者の多くが服用する、血液がサラサラになる抗血栓薬の影響で、
軽い打撲でも脳出血を起こしやすいことが報告されている。
打撲から1~2か月かけてじわじわ進行することもある。
【精神科・神経内科などの病気】
老人性うつ病の症状として、また睡眠時無呼吸症候群などの睡眠の病気の場合もある。
専門医の治療が必要になることもあるが、その場合もかかりつけ医に相談し、
内科的な疾患がないかどうかを確認の上、専門科につないでもらうのが理想的。
【薬の影響】
睡眠導入剤や抗アレルギー剤など、中枢神経に作用する薬の影響で眠くなることがある。
最近は多剤併用による弊害が問題視され、転倒や認知機能低下などのリスクが高いものは
処方を避けるようになってきているが、薬の副作用が考えられる時は主治医や薬剤師に相談を。
市販薬を使う場合にも注意。・・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

私は記事を読みながら、このような事態があるのか・・と動顛しながら、多々学んだりした。
そして家内の母は、夜に眠れない、と娘のふたりに訴えているけれど、
昼間のひととき介護の合間に母を見たりすると、寝ていることが多く、
日中に寝ているので、肝要な夜の睡眠時間帯に眠りが浅くなり、昼夜逆転の現象だわ、と微苦笑している。
いずれにしても、平素の家内の母の言葉、しぐさに異常と見られた時、
家内宅の近くの通院している内科医院に受診・・と家内と家内の妹は話あっているのを
私は聴こえて、微苦笑したりしている。