先程、健康・医療情報サイトとして名高い【 日経Gooday(グッデイ)】を見ている中、
『 血管の健康を保つ「7つの方法」 認知症予防の可能性 』
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながら、 ささやかに過ごしている。
こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。
そして私は認知症、心筋梗塞など何よりも恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。
このような深情を秘めている私は、 《・・血管の健康を保つ「7つの方法」・・認知症予防の可能性・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。
この記事は、医学ジャーナリストの大西淳子さんが『 日経Gooday 』の2018年11月7日に寄稿された記事を、
再構成されて公式イトの【 日経Gooday(グッデイ)】に2018年12月9日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。
《・・血管の健康を保つ「7つの方法」 認知症予防の可能性
心臓、血管などの循環器の健康状態が良好な高齢者ほど、認知症の発症リスクが低く、
認知機能の低下の速度が遅いことが、フランスの疫学研究で示されました。
中年期の高血圧、脂質異常症、肥満、糖尿病などは、
脳卒中、心筋梗塞に代表される循環器疾患だけでなく、認知機能の低下にも、関係することが知られています。
循環器疾患の危険因子の中には、認知症の危険因子と重複するものが多いため、
循環器疾患の予防を心がければ、認知症のリスクも下がることが期待できます。
そこで、フランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究者らは、
米国心臓協会(AHA)が2010年に公表した「循環器疾患を予防する7つの方法(Life’s Simple 7)」の達成度と、
認知症の発症や認知機能の低下の間に、どのような関係があるかを調べました。
■循環器疾患を予防する7項目とは
AHAの提唱する「7つの方法(Life’s Simple 7)」は、以下の4つの生活習慣と3つの検査値からなります。
(1)タバコを吸わない
(2)適切な体重の維持
(3)活発な運動
(4)健康に良い食事
(5)コレステロール値の管理
(6)血圧の管理
(7)血糖値の管理
これら7項目のうち、最適な状態にある項目数が多いほど、循環器系の健康状態は良好で、
死亡、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症など)、脳卒中(脳梗塞、脳出血など)のリスクが、低いことが確認されています。
今回の分析では、これら7項目の達成レベルを項目ごとに3段階に分けて、
それぞれにスコアを割り当て、それらの合計を循環器健康全般スコア(0~14ポイント)としました(表1)。
対象となったのは、フランスの3都市(ボルドー、ディジョン、モンペリエ)に住む、
調査開始時点で循環器疾患または認知症ではなかった約9300人の高齢者です。
対象となった高齢者に、1999年~2000年に面接調査を行い、
生活習慣、健康状態、医薬品の使用、余暇活動などを尋ねました。
食物の摂取頻度の調査、神経心理学的検査、身体測定、血圧測定、血液検査(血中脂質量と血糖値)なども行いました。
さらに2016年7月まで、2~3年ごとに複数回、面接による認知機能の評価を行いました。
4種類の認知機能検査を行い、4つの検査の結果に基づくZスコア〔Z=(本人のスコア-平均スコア)/標準偏差〕を計算し、
Zスコアの平均値を求めて全般認知機能スコアとしました。
高スコアほど認知機能は、良好であることを意味します。
最終的に、必要な情報がそろっていた6626人(平均年齢73・7歳、63・4%が女性)を分析の対象にしました。
■循環器系が健康な人ほど認知症発症リスクは低い
追跡期間の平均が8・5年(レンジは0.6~16.6)となった時点で、745人が認知症と診断されていました。
認知症の罹患率は、全体では100人-年当たり1・32
(対象となった人々100人を1年追跡した場合に、1・32人が認知症と診断されることを意味する)でした。(略)・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は医学ジャーナリストの大西淳子さんの今回の寄稿文に導かれて、
《・・血管の健康を保つ「7つの方法」・・》を多々教示され、《・・認知症の予防になる・・》ことも学んだりした。
過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は健康診断の結果、 糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ひたすら歩き廻ったりして、 やがて半年後に大幅に改善されたりした。
これ以来、最寄の内科専門医院に4週間毎に通院して、定期検査日、
その後の4週間過ぎた時に検査結果を受けているが、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。
こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、 日々朝食後に飲んでいるが、
これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。
しかしながら私は今年の新年まで、長年タバコを愛煙してきたひとりであった。
過ぎし年の私は、大学一年生の時、ワンダーフォーゲル部に所属して、
夏の2週間の合宿の時、 中日(なかび)の休息日に、先輩が美味しそうにタバコを喫っていたので、
まもなく真似事をして以来、 タバコを愛煙してきた・・。
この後、タバコを56年以上及び日常の友としてきたが、
今年の新年そうそう、夜に左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車にすがり、循環器専門の大きな病院に搬送された。
そして病院に到着後、10数名の医療スタッフの中で、 私は中央診察台で
心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、 早朝3時半すぎであった・・。
やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。
この間、担当医師より、タバコをやめるように進言されて、 とおり禁煙しょうと思ってきた私は、
何かと意志薄弱な私はやめられなかったが、 いまやめなければ・・いつやめられるのよ、と自身を叱咤激励して、
タバコに別れをつげて、今日に至っている。
今回、【循環器疾患を予防する7つの方法(Life’s Simple 7)】を見ていると、
『喫煙習慣』に関しては、《禁煙から12カ月未満》に該当。
そして『運動習慣』に関しては程々実行しているので、
結果的には、『循環器健康全般スコア』は、表の1ポイント系に属するかしら、
と微苦笑したりした。
いずれにしても、何かと小心者の私は、認知症だけは勘弁して欲しいょ・・ と心の中で呟(つぶや)いたりしている。