夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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血管の健康を保つ「7つの方法」 認知症予防の可能性、こっそりと75歳の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2019-10-19 13:14:38 | ささやかな古稀からの思い

先程、健康・医療情報サイトとして名高い【 日経Gooday(グッデイ)】を見ている中、
『 血管の健康を保つ「7つの方法」 認知症予防の可能性 
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、 程ほど貯金を取り崩しながらささやかに過ごしている。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。

そして私は認知症、心筋梗塞など何よりも恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

               

このような深情を秘めている私は、 《・・血管の健康を保つ「7つの方法」・・認知症予防の可能性・・》って、
どのようなことなの・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、医学ジャーナリスト大西淳子さんが『 日経Gooday 』の2018年11月7日に寄稿された記事を、
再構成されて公式イトの【 日経Gooday(グッデイ)】に2018年12月9日に配信され、
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。

《・・血管の健康を保つ「7つの方法」 認知症予防の可能性  

心臓、血管などの循環器の健康状態が良好な高齢者ほど、認知症の発症リスクが低く、
認知機能の低下の速度が遅いことが、フランスの疫学研究で示されました。

中年期の高血圧、脂質異常症、肥満、糖尿病などは、
脳卒中、心筋梗塞に代表される循環器疾患だけでなく、認知機能の低下にも、関係することが知られています。

循環器疾患の危険因子の中には、認知症の危険因子と重複するものが多いため、
循環器疾患の予防を心がければ、認知症のリスクも下がることが期待できます。

そこで、フランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究者らは、
米国心臓協会(AHA)が2010年に公表した「循環器疾患を予防する7つの方法(Life’s Simple 7)」の達成度と、
認知症の発症や認知機能の低下の間に、どのような関係があるかを調べました。

              

■循環器疾患を予防する7項目とは

AHAの提唱する「7つの方法(Life’s Simple 7)」は、以下の4つの生活習慣と3つの検査値からなります。

【循環器疾患を予防する7つの方法(Life’s Simple 7)】
(1)タバコを吸わない
(2)適切な体重の維持
(3)活発な運動
(4)健康に良い食事
(5)コレステロール値の管理
(6)血圧の管理
(7)血糖値の管理

これら7項目のうち、最適な状態にある項目数が多いほど、循環器系の健康状態は良好で、
死亡、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症など)、脳卒中(脳梗塞、脳出血など)のリスクが、低いことが確認されています。

               

今回の分析では、これら7項目の達成レベルを項目ごとに3段階に分けて、
それぞれにスコアを割り当て、それらの合計を循環器健康全般スコア(0~14ポイント)としました(表1)。

対象となったのは、フランスの3都市(ボルドー、ディジョン、モンペリエ)に住む、
調査開始時点で循環器疾患または認知症ではなかった約9300人の高齢者です。

(出典:JAMA. 2018 Aug 21;320(7):657-664.)


対象となった高齢者に、1999年~2000年に面接調査を行い、
生活習慣、健康状態、医薬品の使用、余暇活動などを尋ねました。

食物の摂取頻度の調査、神経心理学的検査、身体測定、血圧測定、血液検査(血中脂質量と血糖値)なども行いました。

さらに2016年7月まで、2~3年ごとに複数回、面接による認知機能の評価を行いました。
4種類の認知機能検査を行い、4つの検査の結果に基づくZスコア〔Z=(本人のスコア-平均スコア)/標準偏差〕を計算し、
Zスコアの平均値を求めて全般認知機能スコアとしました。

高スコアほど認知機能は、良好であることを意味します。

最終的に、必要な情報がそろっていた6626人(平均年齢73・7歳、63・4%が女性)を分析の対象にしました。

               

■循環器系が健康な人ほど認知症発症リスクは低

追跡期間の平均が8・5年(レンジは0.6~16.6)となった時点で、745人が認知症と診断されていました。
認知症の罹患率は、全体では100人-年当たり1・32
(対象となった人々100人を1年追跡した場合に、1・32人が認知症と診断されることを意味する)でした。(略)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                            

私は医学ジャーナリスト大西淳子さんの今回の寄稿文に導かれて、
《・・血管の健康を保つ「7つの方法」・・》を多々教示され、《・・認知症の予防になる・・》ことも学んだりした。

過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は健康診断の結果、 糖尿病と明示されて以来、
食事の内容はもとより、ひたすら歩き廻ったりして、 やがて半年後に大幅に改善されたりした。

これ以来、最寄の内科専門医院に4週間毎に通院して、定期検査日、
その後の4週間過ぎた時に検査結果を受けているが、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

こうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、 日々朝食後に飲んでいるが、
これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

              


しかしながら私は今年の新年まで、長年タバコを愛煙してきたひとりであった。

過ぎし年の私は、大学一年生の時、ワンダーフォーゲル部に所属して、
夏の2週間の合宿の時、 中日(なかび)の休息日に、先輩が美味しそうにタバコを喫っていたので、
まもなく真似事をして以来、 タバコを愛煙してきた・・。           

この後、タバコを56年以上及び日常の友としてきたが、 
今年の新年そうそう、夜に左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車にすがり、循環器専門の大きな病院に搬送された。

そして病院に到着後、10数名の医療スタッフの中で、 私は中央診察台で
心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、 早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・ と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。

この間、担当医師より、タバコをやめるように進言されて、 とおり禁煙しょうと思ってきた私は、
何かと意志薄弱な私はやめられなかったが、 いまやめなければ・・いつやめられるのよ、と自身を叱咤激励して、
タバコに別れをつげて、今日に至っている。

              

今回、【循環器疾患を予防する7つの方法(Life’s Simple 7)】を見ていると、
『喫煙習慣』に関しては、《禁煙から12カ月未満》に該当。

そして『運動習慣』に関しては程々実行しているので、
結果的には、『循環器健康全般スコア』は、表の1ポイント系に属するかしら、
と微苦笑したりした。

いずれにしても、何かと小心者の私は、認知症だけは勘弁して欲しいょ・・ と心の中で呟(つぶや)いたりしている。 

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