無断ながら記事を転載させて頂く。
《・・精神科医の和田秀樹さん(63歳)が、
高齢者の新たな可能性について綴った『シン・老人力』。
読めば勇気と元気がわくと話題の同書から、
高齢者がいつまでも若々しく自分らしく生きるために、
「口グセ」にしてほしい言葉について、和田さんが紹介します。 文/和田秀樹
☆声を出して笑ってみよう
ストレスが溜まると、交感神経が優勢な状態になって、
血圧や心拍数が上がり、夜はよく眠れなくなります。
一方で、消化器系の動きが弱まって、食欲も落ちてきます。
疲れる上、栄養状態も悪化するため、さらにイライラしてくる悪循環です。
自律神経は、交感神経と副交感神経のセットで構成され、
よく「交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ」にたとえられます。
交感神経が優勢な状態とは、アクセルを踏みっぱなしにしているようなものです。
うまくブレーキを踏まないと、事故を起こしてしまいます。
ストレスによる交感神経の亢進(こうしん)(興奮)は、
多くの病気の発症や悪化に関連していることがわかっており、
脳卒中や心筋梗塞の原因になることは、よく知られてきました。
さらに近年は、ガンのリスクが高まるという研究結果も報告されています。
副交感神経を働かせてうまくブレーキをかけるには、
「話す」、「笑う」、「歩く」を心がけてください。
☆免疫力がアップする
「話す」機会を意識して増やすと、脳内の神経伝達物質の動きが活発になります。
LINEなどSNSを使いこなしている方も、
昭和の時代に戻ったつもりで、長電話をしてみましょう。
また、おかしくなくても「わっはっはっはっ」、「あはははは」と、
声を出して、笑ってみることも大切です。
大きく息を吸い込むことになるので、
副交感神経への刺激になり、心身がリラックスします。
ガン細胞やウイルスを退治するNK細胞が、活性化して免疫力がアップします。
「歩く」ときは、ダイエット効果を求めて、ひたすら歩くようなウォーキングより、
のんびりした「散歩」をお勧めします。
散歩道の街路樹など、四季折々の変化や一日の小さな変化を感じることで、
脳はリフレッシュして活性化されます。 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
大切なことは「話す」、「笑う」、「歩く」ことが、
健康維持に欠かせない3箇条、改めて79歳の私は学んだりした・・。
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を18年過ごしてきた。
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら歓談したりしている。
しかしながら、70歳の頃から体力の衰えを実感し、
こうした時は、ときには『人生は、気合いだ!!』と、
心の中で自身を叱咤激励をしている。
