先程、ヤフージャパンから配信されたニュースを見ている中で、
『 初来日の米国人女性が懐かしの味に歓喜
友人が「許せない」と嫉妬した理由とは 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
体力の衰えは実感させられる中、好奇心ばかりは少年時代から強く、
今回の《・・初来日の米国人女性が・・懐かしの味に歓喜・・
或いは友人が「許せない」と嫉妬した理由・・》って、
どのようなことなの・・と誘惑に負けて記事を読んでしまった。
《・・好きだったけれど、もう会えないと思っていたものに再会すると、
懐かしさと喜びが押し寄せてきます。
それが初めて訪れた地だったら、
「こんなところで・・・」という感慨もひとしお。
品川駅で出会った米国人女性は、
初めて来た日本で遭遇したたくさんの“再会”に歓喜していました。
【写真】ニューヨークではもう出合えない 米国人が日本で思わず写真に撮ってしまったチェーン店 実際の写真
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☆ニューヨークを遠く離れて「至宝」の味と再会 友人は「許せない!」とコメント
東京・品川駅で出会ったのは、2週間前に入籍したばかりで、
ハネムーン中だというニューヨーカーの同性婚カップル。
6度目の来日だというトレイシーさんと、今回が初来日のカレンさんです。
旅を満喫中のカレンさんは、日本でチェーン店の食べ物の写真を撮り、
自身のインスタグラムアカウントに投稿したところ、
その写真を見た友達から、激しく嫉妬されたそう。
いったいなぜでしょうか?
「何が驚いたかって、昔はニューヨークにあったのに、
いまやなくなってしまったものが、日本にはまだあるの!
ディーン&デルーカ、タワーレコード、シティベーカリー・・・。
シティベーカリーのプレッツェルクロワッサンが大好きで、
写真を自分のアカウントに投稿したの。
そうしたら、友達がうらやましがって、うらやましがって・・・。
『許せない!』ってコメントしてきたくらい!
シティベーカリーのプレッツェルクロワッサンと
ホットチョコレートは本当に至宝だから、ぜひみんなに食べてほしいわ」
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20231016-00010001-hintpot-001-3-view.jpg?pri=l&w=640&h=426&exp=10800)
シティベーカリーの代名詞ともいわれるプレッツェルクロワッサン。
ほんのり甘い生地に岩塩とゴマのアクセントが絶妙【写真提供:カレン】
米国カリフォルニア州サクラメントで設立したタワーレコードは、
本国では2006年に倒産し、全店舗が消滅しています。
ちなみに、印象的なキャッチコピー「NO MUSIC, NO LIFE.」は日本で作られ、
のちに本国や海外にも展開されたそう。
そして、シティベーカリーは2019年、ディーン&デルーカは2020年に、
それぞれ本国では、閉店しましたが、いずれも日本では健在です。
実はこうしたパターンは意外と多く、
日本のコンビニエンスストアで店舗数トップ3に入るローソンや、
「ミスド」の愛称で親しまれているミスタードーナツも。
そのほか、日本でも昨年夏に幕を閉じたアンナミラーズも、
品川駅にほど近い高輪店が、世界で最後まで残った店舗でした。
いまや本国では、出合えないロゴや味わいと“再会”し、歓喜したというカレンさん。
思わずタワーレコードの外観も撮影したそう。
滞在中にしっかり堪能するだけでなく、ぜひ懐かしの味を求めて再訪してくださいね。
Hint-Pot編集部 ・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、アメリカの女性が、日本に初来日されて、
アメリカ本土では消え去った食べもの、或いはレコード店・・など、
たまたま日本で再会され、懐かしさと喜びを実感した・・、
と日本の79歳の私は学び、私は瞼(まぶた)が少し熱くなったりした。
こうしたことは、日本でも多くみられるが、
特に高度成長を過ぎた後、淘汰された事例は多くあったりした。
たとえば作家・水上勉さんが、『失われゆくものの記』と紀行文に於いて、
『太陽』に1967年9月-1968年12月に掲載されたりしてきた。
或いは作家・立原正秋さんが、『心のふるさとをゆく』と紀行文に於いて、
旅行雑誌『旅』の岡田喜秋さんの編集長時代(1959年~1971年)、
連載されていたが、掲載された時期は失念したが、私は深く愛読してきた。
確か