私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、一代限りの身の為か、
私は家内には、俺が死んだ時は家族葬で、
和花と音楽に包まれて、出来うる限り質素にして貰いたい、
と20年前の頃から言ったりしている。
これまでの私は、父親、祖父、次兄、母親、そして親戚の叔父、叔母、
或いは知人などの数多くの葬儀に参列してきた。
こうした中で、自宅で通夜、告別式、或いは寺院の斎場で通夜、告別式が執り行われ、
多くの会葬者を観たりしてきた・・。
私はサラリーマンを定年退職し、年金生活19年生の身であり、
官公庁、民間会社で栄達された人とは、遥かに遠い平凡な人生を歩んできた・・。
そして遠い親戚、知人、友人も高齢者の方が多く、わざわざ通夜、葬儀に参列して頂くより、
これまでの私の人生の歩みで、欠かすことのできない血は水よりも濃いと称せられる親族で、
ささやかに葬儀をしてもらいたい、と願っている。
こうした中で、家内はもとより、長兄夫妻、長女の妹の夫妻、次女の妹、長兄の子供である甥のふたり、
そして家内の妹夫妻、そして家内の母が存命であったら加わって欲しい・・
このくらいの親族の一部の最小限のメンバーで通夜、告別式を執り行って、家族葬の形式と念願している。
確か10年前の頃、式場の内部が、自宅の居間のような形で、片側に御棺を置き、
広いテーブルで食事やお酒を飲食できる会場もあると知り、
私は微笑んだりした。
通夜の日、御棺の周りは私は幼年期は農家の児として育ち、
日本風土の土に還るので和花を中核として、欧米の書物、映画、音楽も少し愛してきたので、
洋花も添える。
テープルには、食事処から取り寄せた和食、洋食を食べて頂き、
煎茶、コーヒー、紅茶などを飲んだり、ウィスキー、ワイン、日本酒、ビールなど吞んで頂いたり、
私の生前のこぼれ話しをし、談笑して頂く・・。
人は誰しも故人の心の奥に秘めた心は解らないが、とりとめなく話して、
あの時は・・と笑って下されば充分である。
こうした中で、音楽が静かに流れれば、と念願したりしている。
選定する曲としては、今、瞬時に思い浮ぶ曲としては、
唱歌の『ふるさと』、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第8番 『悲愴』、
交響曲第9番の第三楽章、アルビノーニのアダージョ、ショパンの練習曲作品10-3 『別れの曲』・・
この5曲ぐらいは・・と思ったりしている。
翌日の告別式は、このメンバーで自宅の居間のような形の式場に集合し、お線香一本を上げてもらい、
この後は火葬場に行き、ふたたびこの式場で、
お好みの飲み物を吞みながら、食事をして談笑して頂いた後、散会する・・。
そして私の生家は曹洞宗なので、やはり実家の墓地のある寺院の方に読経して頂くが、
通夜、告別式の5分ぐらいの簡略なお経でよい、と思ったりしている。
このような葬儀は、私の実家にしても、親戚にしても、前例がなく、
もとより兄妹は大いに戸惑い、
なぜ実家の墓地のある寺院の斎場で、通夜、告別式を行わないの、と予測されるが、
水戸黄門の印籠のように、故人の遺志である、と家内が明言し、了解を願いたいのである。
このような思いを10年前の頃、思い深めていたが、ここ数年は、少し修正を思案してきた・・。私の親族関係者は御歳を重ねてきたので、通夜、告別式で、二日間参列して頂くことに恐縮し、昨今、『一日葬』を学び、これだったら高齢者にピッタリかしら、と私は微笑んだりした。何かしら火葬場もあり大きな斎場で、朝の10時半頃に集会し、ある指定ホール場所で『告別式・出棺』して、火葬場に移動して『火葬・お骨上げ』した後、再び指定ホール場所で『精進落とし』した後、散会する。このようにすべて大きな斎場の館内で施行できるので、参列して下さる高齢者の御身体にご負担が少ないと思ったりしている。
いつの日、家内より私が亡くなった時は、このように念願しているが、
家内に先立たれ、私が『おひとりさま』の生活した後、急死した時は、
果たして葬儀の形態は・・と思ったりしている。
このような葬儀を私は思案しているが、今回の記事を精読してしまった・・。
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人間であれば、いつかは訪れるお別れの時。残される人が困らないように色々と準備をしておくことは大切なことです。しかし、どんなに完璧な終活をしたとしても水の泡……とい...
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《・・人間であれば、いつかは訪れるお別れの時。
残される人が困らないように、色々と準備をしておくことは大切なことです。
しかし、どんなに完璧な終活をしたとしても水の泡・・・という事態か、
特に東京をはじめとした都会で起きているとか。
みていきましょう。
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