その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王(大漁旗)

2011-12-05 12:12:03 | 夢屋王国

この週末は雨模様…日本海側は大荒れの予報であります。李の木の剪定や切った枝の後片付けなど降雪前の仕事はありますが、雨ならしょうがない。それでも『夢屋国王』は時化た荒海に(?)漁に出掛けるのであります^^;
「チーム北友」…国王が所属する「へら鮒釣り」の愛好会の最終例会が、お隣の南陽市「長者屋敷」で行われました。昨年は、喪に服して例会出席ゼロ、今年は埼玉県への遠征と今回の最終例会のみの参加でありました。「へや鮒釣り」は、野釣りの場合、大きなヘラバッグを担ぎ、釣台と竿ケースを両手に持って、場合によってはお昼の弁当や飲み物を担いで行軍するので、半年も釣りから遠ざかると釣りの「がんがく(準備)」するのも億劫になってしまいます。スキーなどもそうですが、余暇や遊びには、以下の不等式が成立すると国王は考えるのであります。

 遊び(楽しみ)> 寒さ(辛さ) … 出掛ける。 これが逆転するとヘたれる^^;

だから、最近は体力の低下もありますが、スキーには出掛けない。釣りさえ億劫になってきていることも事実であります。結果6時集合のお触書を無視して自宅でパソコンに向かい、到着したのが6時30分…以前なら、前日に予想される仕掛けを作り、針を50本程度結んで置いたものですが、今では総て現地対応…到着しても開始するまで1時間も掛かってしまうという体たらくであります。
餌は釣りバッグに入った1年以上前の餌。適当にブレンドして使うから釣れない、釣れないから詰まらない・・・さらに億劫になる。遊びの世界にも負の循環式が成り立つのであります。

 

 

それでも、木枯らしの吹くこの季節、オヤジたちを熱狂させるのは、各釣堀、釣り場で「新べら」の放流を行うからに他なりません。近くでも霞ヶ浦、遠い場合は四国地方から運ばれてくる「新べら」は、ご覧のように腹パンで体力がある。針に掛けられた経験が少ないので、針掛かりすると強烈な引きを見せてくれんです^^;
釣果は8.6kg…トップが22kgでしたから、まぁ、腕前はご想像ください。「食べない魚を何故釣るんですか?釣って楽しいんですか?」釣りをしない方から良く聞かれる質問であります。海釣りの場合ですと「釣る(獲物)」=「食べる(食材)」となるのでしょうが、へら鮒は成長スピードが速く、身が柔らか過ぎて食べても美味しくない。(聞いた話ですが…)「浮きに現れる微妙な変化から、釣り師は水中のへら鮒たちとの会話を楽しんでいるんです。」と答えても、釣りをやらない方々には理解が出来ないようです。
落語に「釣れるか釣れないかわからない魚を待っている馬鹿…それを後ろで見ている大馬鹿…」という下りがありますが、こればかりはやったことのある方しか解らない話でございます^^;

 

例会が終了すれば家に帰って…最近は寄る年波に勝てず、身体が冷え切ってしまいます。そこで帰りしな、高畠町の「むくどりの夢館温もりの湯」にどっぷり浸かって身体を暖めます。この建物の奥には「浜田広介記念館」がございまして、この冬公開予定(12月17日)の映画「Friends もののけ島のナキ」は、浜田広介作品「泣いた赤鬼」が原案となっている作品であります。よろしかったらご覧くださいな…入り口の看板も「泣いた赤鬼」の自宅立看板を意識してデザインされているものです。
身体が暖まれば、空腹が…『第2サティアン』でたこ焼きとビールで晩飯前の腹ごしらえ…あ"~薪置き場の屋根が飛ばされている…日除けのシートが何処かに飛んで無くなっている~!!!!!!
暗くて良く見えなかったのですが、お隣さんの「かざらい(風除け)」も強風で倒されてしまったようであります。こうなるとトマトの雨除けハウスが心配ですが、暗くて良く見えない…見えないのだから心配ない^^;(明日の朝出来ることは、明日にしましょう!)今日は久し振りに大漁だったのだから…。

追伸)巻頭画像は、冬の使者「ハクチョウ」であります。
夕方で遠方を撮影したため、画像がとても粗くなっておりますm(. .)m
田んぼの中で、秋の落穂を啄ばんでいるのでありましょう。20羽位の群れでありました。その内、米沢市千眼寺裏のハクチョウの飛来地に観察に行くことにします。「ナニ!鳥インフルエンザ…?」心配ないさぁ~バカは風邪をひきませんから^^;

コメント (6)
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