その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

「チン、パク、ポイ」の三拍子

2021-09-07 08:12:05 | 転職

「ナガノパープル」…高級品でっせ^^;

突然ですが「ブドウ糖(グルコース)」の名前の由来を調べてみました。ブドウ糖は、1747年に干し葡萄から初めて単離されたんだそうですよ。(Wikipedia情報)文字通り、ドイツ語のトラウベン(ぶどう)ツッカー(糖)の和訳であり、「熟した葡萄の果汁に多く含まれていたから」とか「化学式が葡萄の房ににていたから」と諸説あるようでありますよ。
我が在所である山形県高畠町もぶどうの産地…大粒系への改植も進んでおりますが、主力品種は「デラウエア」であります。ジベレリン処理により、種無し化が図られ、一時人気を博しましたが、ひと粒ひと粒が小さく食べるのが手間?なんですかねぇ…最近では『仏様用のブドウ
』とまで揶揄される始末であります。(加温、雨除けハウス栽培が主流となって、大半がお盆前に出荷されるようになり、人が食べずに仏様に供えられるということらしいのですが…酷すぎる^^;)
友人『ノロ社長』が買い求めた「ナガノパープル」…ひと房1,999円。ひと粒約100円ですか…開いた口が塞がらない。(開いた口には、しっかりブドウを入れておりますけれどね^^;)彼の壮大な農園(庭園)改良計画…植える以上は味見をしてからと、大枚をはたいて購入したようです^^;


「シャインマスカット」も中々の人気…

菜園は一年、一年が勉強の連続であり、果樹栽培は一生の仕事と理解しているから、残り少ない人生では果樹栽培は手に負えないと初めから放棄している『おやじぃ』でありますが、ブドウだけは、3年から4年で初成りが期待できるから、農園の片隅に3本ほど植えてはおりますけれど、田植え後のドタバタ作業とジベ処理の時期が重なってしまい放置しているのが現状であります。(今年は放棄に近い状態だから、しっかり「晩腐れ病」にやられてしまいましたよ^^;)
リンゴ、ナシはもとより、ミカンに至るまで、「皮を剥く」果物が敬遠され始めたのはいつからだろう?(そもそも、包丁を使えないということが原因?)巨峰をはじめとする大粒系ぶどうも、わざわざ手で皮を剥いて、上品に?食べる方もいらっしゃいますけれど、お口の中に入れて、「グチュッ!」と舌で潰すと意外にも簡単に実と皮が剥がれるんですけれど、皮を吐き出すという行為が婦女子にはオシャレじゃないですかねぇ?だから「皮ごと食べられるブドウ」がウケるのでしょうか?
「レンジでチン!そのままお口でパクッ!ごみはポイ!」…「チン、パク、ポイ」の『黄金律』がヒット商品の新たな視点ですかねぇ?(そう言う『おやじぃ』も莢ごと食べられるスナップエンドウで春先ひと儲けを考えているではないか^^;)
世の中、「SDGs(持続可能な開発目標)」がもてはやされる時代でありますから、ゆくゆくは「ポイ!」を無くして、「チン!」も無くして、「パク!」だけの社会に…おいおい、どこへ向かおうとしているのかね(笑)

コメント
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