その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

迷いからさめる?

2021-09-16 08:12:52 | 転職

今年も同じ場所に咲いた「ニホンハッカ」ですが…

9月15日の「敬老の日」が、9月第三月曜日に規定されてから、18年経過するんですねぇ^^;
子どもたちが小さな頃は、オッカーの実家がある山形県河北町の「谷地どんがまつり」に家族で出掛けることが定番の行事でありましたが、両親も施設に入所し、ましてやコロナ禍では出掛ける予定もない。(我が農園の抑制キュウリの収穫が最盛期でもあり、お出掛けなんて夢のまた夢であります。)
少しずつ自分自身の体力も身の回りの環境も変化していく…田んぼの一角には、今年も変わらず同じ場所に「ニホンハッカ」の花が咲いたというのにねぇ^^;
そうそう、「高年齢者雇用安定法」が今年4月に改正されていた。この法律にいう「高年齢者」とは、55歳以上の労働者を指しており、「65歳までの雇用確保義務」が、何らかの形態により「70歳までの雇用機会の確保(努力義務)」が新設されたようでありますよ。『70歳定年制』とか『生涯現役』などという甘い言葉と、その言葉の裏に隠された『年金受給年齢の段階的引き上げ』がいよいよ現実的なものになって来たようにも思えます。若い衆(我が後輩たち)も薄々感じていたことだから、想定内の展開ではあるのだけれど、本来ならば『年金受給生活安心プラン』であるべき姿が「年金制度安心プラン」へと巧みに誘導されている感が否めませんよ^^;


「渡る世間は鬼ばかり?」

世の中、元気老人ばかりなら「ヨッシャー!バリバリ働くぞ!」となるところですが、次第に体力の衰えを自覚しはじめた『おやじぃ』からすると、「70歳まで持つかねぇ?」なんて考えてしまう。最近は、経理事務(パソコン経理)にも嫌気が差して来る始末…『不養生、不元気老人』は、70歳までをどうして過ごそうかなんて考えてしまう。(これはあくまで自分の都合。)現行法をよくよく読み解いてみる(厚労省HP)と、「当該労働者を60歳まで雇用していた事業主が対象」などという一文もあり、読み取り方によっては、60歳未満で自己都合退職したり、退職勧奨制度に乗っかった労働者は対象外となる可能性もある…「この際、病めて頂きたい方には、あの手この手で去っていただきましょう。」(これは会社の都合)なんてことも起こりかねないなぁ?
正直なところ、リーマンショック後に「生首を切られた」当時40代後半から50代前半の労働者が、その後も職に就けないという事例を何度も見聞きしてきた『おやじぃ』でありますから…総てを本人の能力の有無に押し付けるのも如何なものかと思うのでありますよ。
さて、早期退職して自営業に転身した『おやじぃ』はと言えば、最低賃金ベースの時間給を専従者『ポン太郎君』に支払うのがやっとの世界でありますからねぇ…我が年代は、64歳で年金が支給されるという前提で農業分野に参入はしたものの^^; 「ハッカ(薄荷)」には「迷いからさめる」という花言葉もあるとか…子どもたちの『薄いお荷物』にならないように目覚めよ『おやじぃ』(笑)

コメント
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