その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

櫻の樹の下には…

2022-01-21 09:16:12 | 転職

梶井基次郎の小説では「屍体」が埋まっている^^;

「屋敷内に桜は植えるな。」「この集落では柿の木を植えてはいけない。」理由の分からない言い伝えが、この集落には残っている。「関ケ原の戦い」で西軍を指揮した石田三成が、処刑される前に水を所望して渋柿を渡され、武士は最期まで命を大切にする…と言ったとか言わなかったとか?恐らく、我が祖母が「修身」か何かで聞いたお話のまた聞きだから、事の真偽は不明であるけれど、我が集落は西軍に付いた米沢藩の足軽屋敷だからねぇ…柿の木にまつわる伝承があるとは思うのだけれど今では誰も知らない。そして、桜は比較的根が浅く、地表を這うから、猫の額ほどの裏の畑を維持するには厄介だ…と勝手な解釈をする『おやじぃ』であります。桜の樹の下には「屍体」も「お宝」も埋まっていないけれど、雪の下には何かが眠っているかも知れない。
ようやく落ち着いた雪に、『おやじぃ』はツルハシを担ぎ出し、漫画「巨人の星」の『星一徹』の如く、雪の塊にツルハシを振り下ろすのであります。(一日ツルハシを振り回していたら体力が持つはずもなく、正確には軽く叩きつけるだけでありますけれどね^^;)地表に近い雪は地温で融かされ、氷の塊となるから、除雪作業の連続でいつの間にか段差が出来てしまうんですなぁ…ようやく除雪作業から解放されたので、出来た氷塊を叩き割っているのでありますが…結局のところ、雪片付けをしております(笑)


ようやく自宅前をきれいにしましたが…

他所様の玄関先の除雪のお手伝いをして自宅前は手付かず。オッカーもアルバイトで不在だから、帰って来たら驚かしてやろうと午前中の2時間で自宅の駐車場の作業完了。(今朝、また雪が降りましたけれど^^;)次はハウス前の氷の塊に挑むこと3時間…こちらは、下が土だからツルハシを振り下ろすというよりは、氷の表層を何層か剥ぎ取る感覚。大きく剥ぎ取れれば、日頃のストレスも発散できる…がしか~し、飛び散った細かな氷が長靴の中に入って冷たいこと。結果、別のストレスが溜まるんだわなぁ^^; 地下足袋、安全靴で足元を締めるという理屈が理解できましたよ。
さて、本日の「お宝」は、開閉式のグレーチング一枚。これを別の当雪場所に設置して、時限爆弾を抱えた腰に無理を掛けないようになんてね。(上半身も腰も既にヘロヘロですけれど。)埋まっているのがグレーチング一枚ではねぇ…いやいや、その内『金鉱脈』にぶち当たるかも知れない。除雪機械によって出来た雪の壁の縞模様は人為的なものだけれど、最近は積雪の層にも薄っすらと黒い縞が入るようになりましたよ。大陸から運ばれる「黄砂」や粉塵の影響のようでありますが、子どもの頃のように、その辺から雪をかき集めて、シュロップ掛けてかき氷てな訳にはいかないんだわなぁ。ならば、最近の雪には「砂金」や「レアメタル」が混じっている!そんなデマが信じてもらえたなら、雪も奪い合いになるんだろうけれどねぇ(笑)

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「首が回らない」ときは…

2022-01-20 09:23:46 | 転職

いや何ね「除雪機械」の話なんですけれど…

1991年ヤマハは、除雪機としてのひとつの完成形である「YT875E」を発表した。以来、前オーナーからお借りして、現役で働き続けること通算31年間、遂に使用者の借金が原因で『首が回らなく』なりましたよ。スイッチかモーターの不具合しか考えられないのだけれど、交換部品も無いだろうし、さらに借金を重ねて「新車」購入に心が動いたのでありますが、「新車納品は無理!」とのご回答。(コロナ禍の影響は、こんなところにも表れている^^;)
ダメ元で購入先の「自転車店?」に電話してみると、「スイッチだべ!自分で交換出来るかい?」と即答してくれましたよ。「へ?まだあるの?」…待つこと4時間。その間、スイッチをグリグリやっていたら動き出した。(スイッチの接触不良に間違いない!)オンボロトラック(失礼^^;)でやって来るだろうと思っていた彼は、少しばかり新しくなった2tトラックで現れた。「トラック交換したんだぁ?」「車検通らないって言われたもの^^;」と貧乏暮らし(失礼^^;)は相変わらずのようである。持参してくれた「スイッチ」の箱には4,000円とマジックで書き込みがある。「交換できるとは思うけれど、ただ部品持ってきただけなら、また、かあちゃんにくどがれっぺ!(小言を言われるでしょう!)」と言うと、工具箱を出してその場で交換してくれた。「いくらおあげ(支払い)すっといいべぇ?」と尋ねますと「んじゃ~5,000円。」ですと…夕刻連絡が入った新車価格が72万円。正直、助かりましたよ(笑)


やっぱり雪国の猫は強い^^;

お隣の社長のハイブリット除雪機の『首が回らなく』なったときは、修理出張費とともに3万円近くお支払いしたらしい。まったく、子面倒くさい「基盤」かなんかが組み込んであるんだろうなぁ…結局、不具合は収まらず、テスターなんか持ち出して、社長自ら修理しておりましたけれどね^^;
「お隣さんは、出張費だけで2万円は払ったらしいよ。今さら、お客さんに出張費値上げしましたとも言えないだろうしねぇ。」と問うと、「〇✕さん、本当にこんな値段でいいんだが?って、よくお客さんに言われるよ。」と平然としております^^; 昨年は、排雪板が脱落して、部品交換も利かず「溶接」で何とか対応していただいたのでありますが…「もう30年選手だからねぇ…今度買うときは是非うちからお願いします。」ですと、「当然、当然^^;」…親切(新雪)と貧乏は共存共栄するらしい(失礼^^;)
新車は扱いも、パワーも使い勝手が良いのだろうけれど、構造はシンプル イズ ザ ベスト。修理が利いて、働き者が一番であると思うのですが、あと5年間、何とか働いてくれないかなぁ…頼りになる『整形外科医』も見つかったことですし、あと5年勤め上げれば『おやじぃ』の勤め人時代の勤続年数に達するのだから。人間の場合は、肩こりや高血圧、頸椎のヘルニアなんかが考えられるらしい。ただし、借金で『首が回らない』のは、整形外科医でも治療は困難とのことであります(笑)

 

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姥捨て山…

2022-01-19 08:41:30 | 転職

ここは駐車場ですけれど…

「姥捨て山」は、口減らしなどのために高齢の親を山に捨てることになった息子と、その親の物語であり、各地に民話として残っているようである。そもそも何で『姥(老婆)』なんでしょうねぇ?『尉:じょう(老翁)』でも良いはずなのに…古来から男の平均寿命は、女のそれより短かったのか、男が有用とされたのか?まぁ、親父と息子の関係性より、お袋と息子の関係性の方が涙を誘うような気もするが^^;
今から40年程前までは、老親を施設に入所させようものなら、『棄老物語』のように薄情な『嫁』(あくまで息子ではなく嫁である^^;)という風潮ではあったけれど、介護施設も充実し、お金さえあれば、お互いに不自由で、不慣れな自宅介護生活を送るよりは、幸せであるという認識に変わりつつある。介護施設に入所するお金がなければ、老々介護や家族介護で何とかやりくりしなければならない。(デーサービスやショートステイなど、介護サービスが充実しているから、疲れ果てる前に福祉分野に相談することが重要ですよ。)そして、「バリアフリー」の試みとして、段差の解消や手摺の設置など整備は行われておりますけれど(これも重要な施策ではある。)、雪国では、積雪に備えるための段差があり、雪で足元が危ないという『バリアアリー』な世界での生活を余儀なくされる訳ですよ。こうなってくると、施設整備なんて追い付かないから、『バリアアリー』な社会でも生活できる「健康寿命」の保持に重きを置くことが重要なんじゃないかなぁ…なんて『おやじぃ』は考えるのでありますよ。


『シロ♀』は夜中に迎えに来たようだ^^;

吹雪の中、寂しくなったのか自宅まで迎えに来たように足跡が残っていましたよ^^; こうして、人(他者)から頼りにされるということは、日頃から疎まれても存在する意義を感じるのでありますよ。
「姥捨て山」の伝承には、必ず「難題型(老人の知恵で問題を解決する。)」と「枝折型(息子を想う親心に改心する。)」といった型に類別できるということである。悲惨な物語の中にも、古老の経験に基づく知恵は重要であり、子を想う心は深いということを教え諭しているとも言えなくもないけれど…コインランドリー駐車場の裏の「雪捨て場」が、ふと『姥捨て山』に見えてしまったのは何故でしょう?「使用済みのオヤジは再利用不可能です。水気を切って、紐で硬くしばって出して下さい。」などと、自虐的に注意書きを考えてみた^^; そうそう、老父を捨てに行った親子が、子に『もっこ(背負子)』を親父の時に使うから持って帰ろうと言われて、ハタと自分の非道に気付いたというお話もあるらしい。世の中『送り巡り』…自分のやったことは、必ず自分の身に返って来る。要らないと雪を捨てるから、また雪が降るのかい?そんなことある訳ないけれど、雪捨てして、少しはオヤジの存在意義を示しますか…動ける内は動かなければ^^;
「生ごみ」「粗大ごみ」の扱いでは困るから…そうそう、今日は「瓶」の回収日だった(笑)

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発掘調査開始^^;

2022-01-18 08:53:37 | 転職

降雪日を追い掛ければ層の日時が…^^;

子どもの頃「化石」に興味があって、やたらと河原の石を割っていたような記憶がある。我が在所は「凝灰岩」の山が多く、近くに古生代の地層があるはずもなく「アンモナイト」が出て来る訳もないのであるけれど、稀に割った「泥岩」から植物の痕跡らしい『ブツ』が出て来ると喜んでいた。『夢屋少年』の将来の夢は「古生物学者」となって、世界を掘りまくり、あわよくば『恐竜の化石』を発掘することだったはずであるけれど、「それでは飯は食っていけないだろう。」という現実的な理由でいつの間にやら「夢」のまま気持ちは消え失せてしまった。(子どものくせにねぇ^^;)
そのせいかどうかは分からないけれど、「掘る」「割る」という行為は今でも好きなんだわなぁ…「明日からまた大雪の予報」に、調査員である長男『ポン太郎君』は、「掘る」「割る」「消す」という単調な労働を繰り返し、三日前の大雪の塊の大方を片付けてしまいましたよ。一方の『おやじぃ』は、独り暮らしのバアさん宅の屋根からの落雪を切り落とし、次の雪に備える。今年の雪は、一気に降り積もった雪であり「締まって(硬く)」はいないから、スコップ一丁で簡単に崩し落とすことが出来る。もう片付ける場所も無いから、一気に除雪機械で畑に飛ばして終了。玄関先に少しだけ雪は残して置く…除雪してもらえるからと家の中に引き籠るのではなく、少しばかりの仕事を残して置いて外に引っ張り出すのも配慮の内でありますよ(笑)


同居猫の頭にも「層」が見える^^;

道路沿いの雪の塊を削っていたら、見事に雪の「層」が現れた。「雪は白い」というイメージでありますが、道路除雪の雪は「土砂」を巻き込むから、新雪の白い層と除雪機械で飛ばした雪の層が交互に現れるのでありますよ。下の方は融けて不明確になっていますが、少なくてもやり場に困って4回ほど雪を積み重ねたことが分かる。残念!発掘調査をしても何も出ては来ませんけれどね。しかし、また『妄想』が湧いて来て、色の着いた層が井村屋さんの『あずきバー』に見えて来た…しかし、これは食えん。ならば巨大な『ティラミス(Tiramisu)』の完成か?「Tira(引っ張る)」「mi(私を)」「su(上に)」で、ご婦人方の大好きな「Tiramisu」は、イタリア語で「私を元気づけて」という意味になるらしい^^;(『妄想』がどこまでも食べ物に片寄るのは、肉体労働で空腹のせいではある^^;)まぁまぁ、雪の壁を前にして「私が元気づけられる」ことなどあり得ないのだけれど。しかし、除雪作業の合間の一服休憩で「この春は、コゴミ、ウルイを囲い込んで、促成栽培をやってみよう。そのための除雪作業だよ。」と『おやじぃ』の意欲と除雪の意義だけは、『ポン太郎君』に伝えております。
肉体労働の後に出来上がった『あずきバー』も『ティラミス』も売り物にならないのであれば、雪国の特性を発掘しなければ…まだまだ、雪の中には『化石』ではない『お宝』が埋もれておるんじゃと信じて疑わない『おやじぃ』でありますよ。さて、折角、昨日まで除雪したのに今日も大雪の予報は大当たり…促成栽培の大当たりを狙って、今日も発掘調査開始の時間であります(笑)

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本日晴朗なれど…

2022-01-17 08:43:04 | 転職

意味(意義)があると信じてます^^;

三日ぶりの雪の晴れ間…とは言え「曇天」です。ようやくオヤジたちは、除雪作業から解放されたかというとさにあらず。屋根の雪や敷地内に溜まった雪の片付けに追われるのであります。(日曜日だと言うのにねぇ^^;)『おやじぃ』とて、意味がないと思いつつ、意義があると信じて、次の雪に備えてハウス回りに道を切っている。今年は、間違いなく大雪の年だわなぁ…朝、あるバアさんが隣りの屋根の雪が我が家の窓にぶつかりそうだと訴えて来た。日曜日で息子も在宅…隣家は独り暮らしの老婆宅であるから、屋根の雪くらい突いてやってもバチは当たらない。ましてや、自分の敷地の雪を散々人の敷地に飛ばして駐車場を満々と確保しているのだから、少しばかりお世話するのも人の道として当然でしょうと思う。だから、ボランティアでお世話している『おやじぃ』に雪を除いてくれなどと言わんばかりの態度に「オラももう限界!このままだとハウスが潰れる…。」と言ったきり口をきかない^^;
結果、若夫婦で30分ほど屋根の雪を掘り返しておりましたよ。(やれば出来るじゃないか^^;)「自分の息子たちは、平日仕事で疲れている。」そんな親心も分からなくもないが、雪国で暮らす以上、家持ちならば最低限の維持管理をしなければならない。日中、息子たちが不在で、年寄りたちが雪に難儀していれば、『おやじぃ』も義心に駆られてお手伝いもするけれど、息子たちが在宅ならば話は別である。良い年をしたオヤジを甘やかすのも大概にせいと言う『おやじぃの主張』でありますよ(笑)


「まずはビール」だけれど…

普段はビール、ウイスキー派なのだけれど、寒さが募って来ると「日本酒」もたまに恋しくなる。酔い潰れて、テレビを着けたままで寝込んでいたら、夜中に「津波警報」が流れていた。「トンガで海底火山爆発?その影響が日本まで到来するの?」とキツネにつままれたような気分でありますよ。
雪の高さなら想像もつくけれど、内陸地方に住んでいると天気予報に言う「波の高さ」というイメージが湧かないのでありますよ。(東日本大震災の津波の映像は何度も観ていますけれどね。)「有義波」…ある地点で一定時間に観測した波の高さを、3分の1程度高い方から平均した数値が「波の高さ」ということになるらしい。「本日の波の高さ8m」…さらりと受け流してしまうのだけれど、高い波の平均値だから、最も高い波が押し寄せた場合、2倍の16mなんてこともあるらしい。やはり、その土地に住んでみないと分からないことが多くある。「こんな雪、まだまだ屁みたいなもんですよ^^;」なんて言えるのも、もっとすごい大雪を経験しているからでありまして、雪の少ない場所に住んでいる方からすれば、「よくもまぁ、こんな所に…。」ということになるかも^^;
「住めば都」とはよく言ったもので、大雪も事実のひとつではあるけれど、それ以上に良い事実もあるに違いない。「本日晴朗なれど、明日また雪多し…。」ところで、『良い事実』って何だっけなぁ?本日も明日の雪に備えて除雪作業だけれど、「トンガ王国は今どうなっているの?」と他国の心配をしておりますよ。どこまでもお人好し過ぎるかなぁ(笑)

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冬の遊び…

2022-01-16 08:17:16 | 転職

「アイガー北壁ルート」…興味はある^^;

子どもが小さかったり、孫が居たなら出来ること…やっぱり『おやじぃ』も高い所が好きなのである。連日の重機除雪で、集積場所となっている畑には、いつの間にか4m程度の山が出来上がっております。熟練したオペレーターさんであれば、大雪を見越して少しずつジャンプ台(登り坂)を作りながら奥へ奥へと雪を押していくのだろうけれど、降り続いた雪を手前に押し上げた結果ですわなぁ…。なだらかな斜面が出来上がればスキーやソリで遊び、それが無くても「肥やし袋」一枚あれば『尻滑り』することは可能だわ。(重機除雪の斜面は硬いので、反対側を利用することになるけれど^^;)小学生の頃、背負ったランドセルをソリ代わりにして、河川敷の土手を滑り降りた強者もいた。ランドセルをすっぽり覆う「ランドセルカバー」がないと隙間から雪が入って、教科書がビショビショになったけれど…。(そのことを知っているということは、経験者かい?)山登りなんてぇのは、まだまだ序の口、自宅からスコップを持ち出して、雪山に横穴を掘れば立派な『秘密基地』になる。『秘密基地』なのだから、雪洞は道路の反対側(見えない場所)に掘ることになる。そうそう、誰にでもすぐにバレてしまう『落とし穴』を作るという遊びもあった。誰も引っ掛からないから、結局、仲間を押して『落とし穴』に入れるという強硬手段に出るのではありましたけれどね^^;


昨日、きれいに排雪したんですけれど…

前日の強風が止んで、『嫌な予感』はしていたのだけれど、朝、外に出たら景色が一変していた。吹雪は「吹き曝し」は出来ても、全体に降り積もることはないのだけれど、昨日の夜は「しんしんと降る雪」だったに違いない。「深々と」「沈沈と」降る雪は、静かにそして全体を覆うように積もる!
遂に消雪を諦めて、通路の中央に雪を寄せるしかなくなってしまいましたよ。お隣さんは、勤め人の息子も居るのだけれど、除雪は80代の親父の仕事…いつも消雪に使っている水路さえ道路除雪の雪で覆われてしまいましてね…「お互い様です。」と言いながら除雪機械で隣りの畑に飛ばして差し上げる。そして、お断りを入れて我が家の雪も少々、飛ばさせていただきまして、何とか自宅前は通行可^^;
次は世話になった、これまた80代のバアさん宅(こちらも早朝出勤の息子は居る。)の除雪を応援し、ガソリン使用量はいつもの3倍…自分の自家用車を救出したのは最後の最後となりましたよ。
はてさて、来週も雪が降る予報…本来は、日曜日の休日を与えるはずの長男『ポン太郎君』にも日曜出勤を求める始末。彼の顔も少々歪んでいる。「疲れているのは、お前さんだけじゃない。」とハッパを掛けながら、無邪気に雪で遊べたらなぁなんて考える。
『克雪』『親雪』『和雪(遊雪)』なんてぇ標語もあるけれど、防災無線から流れて来る放送は「除雪の際は安全対策をいたしましょう!」ってね…誰も「助けに行きますか?」なんて放送は流れないんだよなぁ。もう少しだけ、『雪の神さま』の意地悪を楽しみますかねぇ(笑)

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「ビッグ・ウェンズデー」…

2022-01-15 07:55:15 | 転職

その時、『シロ♀』の背後には…

「Big Wednesday」は、1978年のアメリカ映画である。大荒れの高波に向かって行くなどという荒行は、『おやじぃ』にとっては、「蛮行」であって「勇敢」とはちと違うと思うのだけれど、相当の経験と訓練を積んだサーファーには魅力的な波に違いない。(只々、未熟者が海上保安庁のお世話になるような「愚行」だけは勘弁願いたいけれど^^;)映画の記憶が朧げなのだけれど、あらすじをなぞっている内に、高波は「人生の荒波」のような気にもさせられるし、自由奔放な青春の終わりを暗示しているような気にもなってくる。時は1974年の春なんだけれど…。
さて、我が在所では、今季一番の大雪の波が押し寄せ、除雪機で切り取って確保した駐車場に「雪庇」の高波が出来上がったのであります。朝、排雪した雪が、お昼には同量積もっている。もうこうなると、無駄な抵抗は止めて、ハウスの倒壊を防ぐためだけの作業を黙々と一日こなしております。朝、何とか脱出できたはずの『第2サティアン(事務室)』の通路は、吹き溜まりの雪で1m程埋まっており、朝、餌は与えたはずだと思いながらも、同居猫『シロ♀』に食料と水を届けるために、さらに1時間、雪掘りをする始末…事務室だけなら放置も出来ますが、居候がいますのでねぇ…余計な仕事がまた増えた^^;


「こんな日は出て行くのは止めな。」

「今晩は有る物(手持ち食材)で食べれば良い。」と諭す『おやじぃ』であるけれど、オッカーは吹雪の晴れ間を見て、食材の買い物に出掛けて行った。(救助要請があっても『おやじぃ』たちは出動できないのに…しかし、雪国の女は強かである^^;)しかし、除雪作業で冷え切った身体に、オッカーお得意の「納豆汁」は『ごっつぉ(ごちそう)』だった。今日が大雪のピークであると天気予報で予想がつくから頑張れるけれど、これが明日も続くかも知れないと思うとやりきれないのでありまして、週末に一旦落ち着いて、来週にはまた寒波がやって来るらしい。『三日ダシ荒れ』…冬の吹雪を我が親父は、そう表現していたけれど、天気予報の精度が増して、低気圧通過の過程を見ていると、ほぼ三日間。天気図と言い伝えが符合するのでありますよ。そして、日にちがズレても、大学共通試験日の前後は必ずと言っていいほど荒れ模様の天気になるんですわ。
『山形新幹線』の雪のため運行不能。地吹雪で、高速道路上の事故で通行止め。試験会場に無事送り届けるまで、親御さんも気が気ではないに違いない。受験生にとってみれば、共通試験もひとつの『大波』ではあるわなぁ…上手く乗り切っても、乗り切れなくても、それで人生が大きく変わってしまうなどと考えるのは愚の骨頂でありますよ。(『おやじぃ』だって必死だったはずだけれど…。)運・不運というものは確かにあるような気もするけれど、『大きな波』はこれからも押し寄せますから…若者三人が、青春の区切りに『ビッグ・ウェンズデー』に挑んだとしても、それが終わりを意味するものでもない。必ず好調・不調の波は次々に押し寄せますから…まずは、落ち着いて頑張ってちょうだい。何のことやら?『おやじぃ』は次の寒波に備えて、また排雪作業に挑みますけれど(笑)

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無駄遣い…^^;

2022-01-14 08:17:17 | 転職

温かくて外に出たくないわぁ^^;

ひと晩かけて積もった雪を一日掛けて除雪し、眠りにつくとまた同じ量だけ積もっている。『雪の神さま』は実に律儀にお仕事を作ってくれます。(とは言え、重機除雪オペレーターさんも、そろそろ疲労が蓄積しているに違いない。)除雪機械で順繰り雪を飛ばし、除雪する方法もあるのだろうけれど、今年はガソリン代もバカにならないですしねぇ…コチラも律儀に『スノーダンプ』でエッチらホッチら水路に運んで消雪しております。(他にすることも無いのだから、これもまた良いでしょう…。)しかし、歳を重ねた肉体は、肘や肩あたりに違和感を覚え始め、指先の感覚も鈍くなったような気がする。『雪の神さま』と『除雪の人間さま』の我慢比べ…なんて言っていられる内は良いのだけれど、そろそろ『除雪の人間さま』の方が根負けしてしまいそうですわ^^;
事実、友人『ノロ社長』の隠れ家である『第1サティアン』の椅子に腰かけると、お尻に根が生えたように腰が上がらなくなる。ましてや「ブルーヒーター」で温められると、コクリコクリと眠気が差してくる。こんな大雪が一体いつまで続くのやら…そう言えば、灯油ストーブの給油タンク量は、概ね日中焚き続けると空になる設定のようである。業務用の「ブルーヒーター」も温かくて心地良いのだけれど、一日の灯油使用量が20ℓ…約2,000円を一人、二人で消費したらもったいないわなぁ…。


長男『ポン太郎君』と昼食を…

朝、軽くご飯を食べてエネルギーを充填して「除雪作業」…お昼に「炭水化物」の塊のようなセットメニューを食べてひと休み、そしてまた「除雪作業」。夜も飲んで、しっかり食べて翌日のために寝る。間食をめったにしない『おやじぃ』も、最近3時のおやつを食べるようになりました。良く食べているのだけれど太らない。摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が上回っているような気さえしますよ。『持続可能な除雪作業』のために、環境に、否、肉体に優しい食事ぶり。(しかし、内臓には決して優しい食生活とは思えないのだけれど^^;)肉体をイジメるのも大概にしないと『持続可能な人生』が途中で頓挫してしまうのではないかなどと、自分にだけ優しい対策(サボり)を取ろうかなんて考え始める。こういう場合は『雪の神さま』に「参りました。」と頭を下げて許しを請うのも一手であるけれど、『イジメ』などと言うものは、相手に弱いと見切られた瞬間に、さらに追い打ちを掛けられるから、決して「参りました。」なんて弱音は吐かないことにする。「今日のところは(除雪も)この辺で勘弁してやるかぁ。」なんてね、まだ余力は残っていますよと強気のやせ我慢をするのでありますよ。
そうそう、人は困難(大雪)に見舞われると、初めは呆れて顔に笑いを浮かべ、次の困難(大雪)に無口になり、ダメ押しの困難(大雪)に苦痛の薄笑いを浮かべるようになる。まだまだ、言葉は出ているから、まだまだ、まだまだ…こうして、無駄な『やせ我慢』が続いていくのでありますよ(笑)

 

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真面目と生真面目

2022-01-13 08:40:53 | 転職

猛吹雪で通勤の車は渋滞中^^;

前々日の『大晴れ』と前日の「曇り空」…低気圧通過の影響で、一転「猛吹雪」ではありますが、お約束ですからねぇ…荷上げ作業のアルバイト。『おやじぃ』は真面目だから、前日にハウス回りの雪片付けを行い、天も我に味方して、猛吹雪はハウスの雪を飛ばしてくれたから、雪の重みによる倒壊の心配もない。前日よりは15分ほど早めに自宅を出たのだけれど、国道の渋滞に巻き込まれて約束の集合時間ギリギリの到着となってしまいました。(残念、朝飯を食べる時間が無かった^^;)
慌てて事故でも起こそうものなら、間に合わないどころか到着出来ないことにもなるから、決して慌てない…そして、朝7時過ぎには通学している小学生たちの姿を目で追いながらふと思う。「遅刻」は罪悪であるという「真面目な生活態度」は、こうして小学生時代の教育から作られて行くんだろうなぁなんてね。(場合によっては、小学校の生活スタイルに合わせるために、幼稚園、保育園時代から時間を守るという習慣を教育されるのでありますよ。)こうして、大人たちは猛吹雪でも、会社に遅刻しないように出勤しているし、公共交通機関(JR)が暴風のために一斉運休しているというのに、子どもを車で高校に送り届けたという親御さんの投稿がラジオから流れる。アハハ、『おやじぃ』たちが高校生時代は、親が送ってくれるなどと言うことはなかったから、公共交通機関が運休となれば、周辺部の生徒たちは『自主休校』も認められたのになぁ…。


現場も雪で景色が変わった^^;

大学時代に、自宅のバロメーター(気圧計)の数値から台風到来を予測し、勝手に休講届をした英語講師が居た^^;(翌週、自身の慧眼を自慢していたけれど…確かに、単位が危うく、代返が利かない授業でコチラは真面目に登校したのに、JRは運休し、ずぶ濡れになったのであるけれどねぇ。)
これを『融通が利く』と言うならば、学生たちは『真面目』ではなく『生真面目』だった訳だわなぁ。『生真面目』は『真面目』過ぎて融通が利かないことなんだって…お給金を頂くためには、『真面目』に働かなければいけないねぇ…ただし、『真面目』なフリをして、時間だけは守り、中抜きだったら意味ないんですけれどね^^; わざわざ、高校生を車で学校まで送り届けるのも、『真面目』を通り過ぎて『生真面目』過ぎる?むしろ、学校に送り込むことで親が安心しているという気もしないではないけれど…。
はてさて、工事現場はと言えば、コチラは工期が押し迫っているから、自主休業という訳にも行きますまい。基礎型枠をひとつひとつブルーシートで養生して、コンクリート打設に備えている。天災、騒乱は別にして、納期の遅れは違約条項に触れる場合がありますから…躯体、設備、電気の順番に工期設定されているから、大元が遅れれば、外構工事や収納物は工期も後半…遅れは許されませんとなりますか?経営者の皆さん!採用するなら雪国に人材を見出してくださいな…『真面目』な人間を多数確保できると思いますけれど…ただし、『生真面目』な人間も居るのでご注意を(笑)

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猫のしもやけ?

2022-01-12 06:46:37 | 転職

犬も猫も「素足」ですからねぇ^^;

また、三晩ほど家を空けた同居猫『シロ♀』は、爆睡後、雪片付けをしている『おやじぃ』の監督にやってきた。人間ならば膝上まで『ぬかる』であろう雪場を平気な顔でやって来る。
そう『おやじぃ』は、『ぬかる』は今朝まで標準語であると思い込んでいたのである。青森県津軽地方では、『ヌガル』を「歩くのに若干の不自由を伴う程度に、地表から下方向にめり込むこと。」と県立高校教諭の佐藤正幸氏が解説されている。『雪道踏み外してぬがった。』『田んぼがぬがって足ぬげなぐなった。』…とまぁ、感覚的には膝前後までの「めり込み」かなぁ…これが、腰の辺りまでなら『ぬがった』ではなく『埋まった』であるから^^;
こうしてみると、雪道も田んぼも『ぬかる』ものだから、「抜かりなく(用心して)」歩き、作業するものなのだろうけれど、「抜かって(油断して)」しまって、『ぬがった』と相成ったのではなかろうかなんて珍説をご披露するのであります。事実、平然とした顔で歩いていた『シロ♀』も、その後、見事に後ろ脚が『ぬがった』のでありますよ(笑) そんな失敗を笑い飛ばすのも、雪国ならではの光景かもしれないなぁ…本当は、雪の上を平然と歩く「猫」は「しもやけ(凍傷)」にならないのだろうかというのが研究テーマだったのだけれど、いつの間にか脱線してしまったのでありますよ。


現場も「外構工事」が最盛期ですわ^^;

せっかく三日掛けてきれいに除雪したハウス回りも、今日から三日間大荒れの予報…山沿いでは70㎝程度の降雪、平野部でも50㎝程度の24時間降雪予報でありますが、今のところ、20㎝程度でしょうか。早朝に長男『ポン太郎君』を叩き起こし、ハウスの雪を払うだけ払って、本日もまた荷上げのアルバイトであります。(まぁ、この程度なら、帰るまではしのげるでしょう^^;)
高校移転新築工事もそろそろ終盤を迎え、外構工事も真っ盛り。新年度からは新しい校舎で学生さんたちも学べるに違いない。「猫の足(肉球)」の「しもやけ」を心配し、研究しようとしている『おやじぃ』だって、高校生時代があったのだよ…しかし、中学、高校、大学と新校舎という経験はないからなぁ。今なら、冷暖房完備に違いなく、そうそう雪国だというのに、制服だという理由でスカート着用の女子学生さんたちが「しもやけ」を作ったと言う話をとんと聞かない。(ストッキングをはいた方が温かいんですという反論が返ってきそうではある^^;)猫の場合は、△15℃くらいまでは大丈夫であると語る獣医師さんもおりますが、まさか猫を氷点下の世界で置き去りにする訳にも行きませんしねえ…「猫のしもやけ」の研究は、動物虐待のそしりを免れないような気もするし。しかし、『おやじぃ』たちが暴風雪の中、働いたとしても『おやじぃ』虐待にならないところが腹立たしい。さて、お仕事おしごと(笑)

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