遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

台湾海峡波高し

2020-04-01 23:05:33 | 台湾 全般
 香港のデモの影響もあり、1月11日の台湾総統選で、蔡英文さんが“総統”に再選されました。  ジャーナリストの近藤大介氏が、2月に、中国のある関係者から聞いた「怒りの声」を紹介しておられました。  彼女の再選は予想の範囲内だったが、1月に最も看過できなかったのは、1月25日の春節の日に、アメリカ軍が南シナ海で“航行の自由作戦”を強行したことだと。  2日前に前代未聞の武漢『封鎖』を断行、最も苦しい春節の日に、あろうことかアメリカ軍は、傷口に塩を塗るような行為に出た。今年は東アジア海域で、われわれがアメリカと雌雄を決する一年にすると。  そして、2月に中国海軍が公海上で、定例の演習を行っていたところ、アメリカ海軍のP-8A偵察機が接近、米中両軍が海上で一触即発になっていたのだそうです。  3月3日、マーク・エスパー国防長官と魏鳳和・国務委員兼国防部長が、緊急電話会談を行ったものの成果はなく、3月10日、ミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が、南シナ海の中国が実効支配する西沙諸島(パラセル諸島)で、「航行の自由作戦」を断行。3月15日には、空母「ルーズベルト」戦闘群が、南シナ海で軍事演習を行った。  これに対し、中国人民解放軍も、3月16日、空警-500、殲―11などの戦闘機を台湾西部及び南部の海域上空に派遣する「夜間訓練」を強行。台湾空軍がスクランブル発進。  そんな流れのなかでの、米国の上下両院の可決を経た「台北法案」(TAIPEI Act)にトランプ大統領の署名・発効。   . . . 本文を読む
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