遊爺雑記帳

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領土や歴史教育を重視 中高の学習指導要領解説書を異例の改定

2014-01-29 23:12:10 | 日本を復活させる
 領土や歴史教育を重視する下村文科相の意向を反映し、文部科学省は、教科書編集の指針となる中学校と高校の学習指導要領解説書に、尖閣諸島と竹島について「我が国固有の領土」と明記するなどの改定を行い、全国の教育委員会に通知したのだそうですね。
 自国の領土の範囲について、世界各国では「教科書に書き込んで教育するのが常識」とのことですが、竹島を韓国が不法占拠していることや、尖閣が沖縄県に所属していることを知っている人が60%台との政府の世論調査結果が出たことや、中韓両国の教科書が尖閣、竹島について詳細に記述しているのに対し、日本は外交上の配慮などから見送ってきた領土や歴史の教育を強化することになったのだそうです。
 歴史教育の内容の、近代・現代史充実が求められていましたが、日本史の高校での必須化と共に、おおいに評価できる教育改革と言えますね。
 

「尖閣・竹島は領土」徹底 中高教科書指針改定 歴史教育に力 (1/29 読売朝刊)

 文部科学省は28日、尖閣諸島と竹島について、教科書編集の指針となる中学校と高校の学習指導要領解説書に「我が国固有の領土」と明記するなどの改定を行い、全国の教育委員会に通知した。教科書の領土に関する記述の強化は、外交上の配慮などから見送られてきたが、今回の改定を受け、教科書の記述や学校現場での「領土教育」が拡充される見通し
だ。  (教育部石井正博、朝来野祥子)

■異例
 「
領土に関する教育の一層の充実を図るため改定した。特に竹島、尖閣諸島について、より明確に記述することにした」。解説書の改定を発表した同日の閣議後記者会見で、下村文部科学相
は力を込めた。
 解説書は、学習指導要領の内容を具体的に説明するもので、法的拘束力はないが、教科書会社による教科書作成や、教員が授業を行う際の指針となる。通常、10年に1回程度の指導要領改定に伴って作成され、今回のような一部改定は異例のことだ。
 同省は今月、教科書検定基準も改定し、政府の統一見解を取り上げることなどを明記。一連の改革は、領土や歴史教育を重視する下村文科相の意向を反映している。特に、解説書で
「尖閣諸島には解決すべき領有権問題は存在しないことを理解させる」など具体的に指示したことで、教科書への記述や授業での指導が徹底されるとみられる。同省は、学習指導要領についても同様の改定を検討
する。
 吉田剛・宮城教育大教授(社会科教育学)は「
解説書に明記されることで、教員にも領土について教えなくてはならないという意識が高まり
、より明確な指導が行われることになるのでは」とみている。

■16、17年度
 
現行の中学校社会科の教科書は、公民的分野で7冊のうち6冊が竹島、尖閣諸島を取り上げている。地理的分野では全4冊が竹島に触れているが、尖閣諸島を扱うのは2冊のみ高校では、今年度の新入生から使用する教科書の約9割が竹島、尖閣諸島に触れている

 同省は2008年の指導要領改定後、中学社会・地理の解説書で竹島に触れるよう初めて明記した。さらに尖閣諸島などへの社会の関心も高まり、教科書の記述が増えたとみられる。
 今回の解説書改定は、中学校は16年度、高校では17年度から使用される教科書に適用される。中学校教科書の検定は来年度に行われ、各教科書会社は教科書を今年5月に同省に申請する必要がある。中学校・地理で尖閣諸島を扱っていない教科書会社は「解説書に従い、急きょ書き換えざるを得ない。政府見解に沿って記述することになるだろう」と話した。

文科相「中韓は詳細に記述」 外交配慮から一転

 
自国の領土の範囲について、世界各国では「教科書に書き込んで教育するのが常識」(外務省幹部)だが、日本ではこの「当たり前」が実現してこなかった

 
2008年、福田内閣で行った解説書改定で竹島問題を初めて明記した際は、韓国政府が強く反発、直後の日韓外相会談を拒否したほか、駐日大使が一時帰国する事態に発展した。民主党に政権が移った09年12月の高校の解説書改定では、竹島問題の明記が見送られた
。尖閣については「解決すべき問題は存在しない」(日本政府)ことから、記述してこなかった。中学地理の教科書には、地図に記されているだけで、説明がないものもある。
 こうしたことも影響してか、政府による13年の世論調査では、
韓国の不法占拠を認識している人が63%尖閣諸島が沖縄県に属していることを知っている人が66%
にとどまり、自民党を中心に不安が広がった。
 
中韓両国の教科書が尖閣、竹島について詳細に記述している
ことも、安倍内閣に解説書改定を決断させる要因となった。
 
韓国は竹島について、中学3年の社会の教科書に「(日本は)日露戦争(1904年)当時、軍事的要衝地としての独島の価値が分かるようになった後、島根県告示(1905年)を通じて一方的に独島を日本の領土に編入した」と記述している。尖閣諸島については中国が、高校地理の教科書で「明朝初期に明らかに中国に帰属していた」とする中国共産党の主張を掲載、小学5年の社会の教科書には「台湾島は、中国で最も大きい島である。台湾地区は、釣魚島などが含まれている」などの記述もある。 (政治部谷川広二郎)


 学習指導解説書 「尖閣」「竹島」の明記を起点に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 日本史:高校で必修検討 今夏諮問、20年度から…文科相 - 毎日新聞

 記事で書かれていますが、2008年、福田内閣で行った中学の解説書改定で竹島問題を初めて明記されましたが、民主党に政権が移った09年12月の高校の解説書改定では、竹島問題の明記が見送られていました。
 民主党の媚韓姿勢によるものでした。

 解説書は、10年に1回程度の指導要領改定に伴って作成されるもので、今回の改定は異例のことなのだそうですが、教科書検定基準の改定も明記され、更に学習指導要領についても同様の改定を検討するのだそうですね。

 中韓が例によって遠吠えしていますが、自国の教科書に、自国の歴史を記述する、普通の国の行うことをようやくやろうと言う話ですから、とやかく言われる筋合いのものではありません。日本は、中韓の教科書の記述に、国として論評はしていません。
 特に、韓国は、長い間、国定教科書が 1種類しかなく、軍事独裁国家の名残を残していましたが、ようやく複数の教科書が選択できる民主国家になろうとしたのに、世論が拒否する特異な国です。そんな非自由国家にとやかく言われる筋合いはありません。言論弾圧国中国は論外の話で、自国の共産主義独裁制度による歪んだ歴史捏造をなくしてから言えと、批判の声をそのままお返しします。

 日本人(外国の圧力に媚びない)による、日本人の為の、正しい日本の歴史の教育がなされ、日本人として世界を考えることが出来る教育がなされることを、歓迎します。
 北方領土はどうなっているのでしょう?


 政府広報(北方領土問題) - YouTube

竹島に関する動画 / 政府広報 - YouTube

尖閣諸島に関する動画 / 政府広報 - YouTube


 # 冒頭の画像は、学習指導要領解説書改定の記者会見をする下村文科相






  この花の名前は、シキンカラマツ  撮影場所;六甲高山植物園 (2013年 8月撮影)





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Fotolia


日本の国境 (新潮新書)
竹島は日韓どちらのものか





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