
先週の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、12日の終値は 3万5577円と1990年 2月以来、約34年ぶりの高値となり、バブル崩壊で急落して以降の最高値を 4日連続で更新しました。
今年に入って米国の経済市況が結構強く、むしろインフレがちょっと収まらないかもしれないところが懸念になるほど良い状況です。日本の市況はその影響を受けています。
さらに、日本独自の要因として 4つの要因があげられますと、経済アナリストの馬渕磨理子氏。
日本独自の 4つの要因とは、(1)名目GDPの拡大(2)市場改革&賃上げ(3)企業業績の好調さ(4)アノマリー…が挙げられますと、馬淵さん。
(2)の市場改革については、昨年 3月の東証が上場企業に資本コストや株価を意識した経営を求めたことで、特にPBR 1倍割れの企業に対する経営改善圧力が強まって、自社株買いの発表が相次ぎました。
市場改革はより加速していますと。
(3)はこの先、10%増益を発表する企業が続出するはずなので、さらに株価は上がります。
(4)はよく当たる相場の経験則のこと。今年と来年の干支から「辰巳天井」になること、米国の大統領選挙の年は日本株が強いことが挙げられます。
それやこれやで日本株が強い要因が出ていますと、馬淵さん。
特に今年は内需の株が強くなる可能性が高いと思われますということで、ご推奨は、ニトリや、ライフコーポレーション、イオンなどの小売り。
大幅な増収基調を続ける丸千代山岡家、12月の売上高が21カ月連続で前年実績を上回ったことが好感される、すかいらーくホールディングス、12月の既存店売上高が26カ月連続で前年実績を上回った大戸屋ホールディングスなどの外食もいいと。
備忘録として、アップさせていただきました。
# 冒頭の画像は、馬渕磨理子さん

梅




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今年に入って米国の経済市況が結構強く、むしろインフレがちょっと収まらないかもしれないところが懸念になるほど良い状況です。日本の市況はその影響を受けています。
さらに、日本独自の要因として 4つの要因があげられますと、経済アナリストの馬渕磨理子氏。
【うまちゃんの財ザク!】日経平均がバブル崩壊以降最高値を更新した4つの要因 3月末までに3万6000円超えも 小売り、外食など内需株に注目 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 馬渕磨理子 2024.1/19
先週の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、12日の終値は 3万5577円と1990年 2月以来、約34年ぶりの高値となり、バブル崩壊で急落して以降の最高値を 4日連続で更新しました。
以前から「2024年 3月末までに 3万6000円」と主張している私としては、別に驚きはありません。日経平均の利益2200円前後に投資家の期待値PBR(株価純資産倍率)16倍を掛けると出てくる数字です。
今年に入って米国の経済市況が結構強く、むしろインフレがちょっと収まらないかもしれないところが懸念になるほど良い状況です。日本の市況はその影響を受けています。
さらに、日本独自の要因として、(1)名目GDPの拡大(2)市場改革&賃上げ(3)企業業績の好調さ(4)アノマリー…が挙げられます。
(2)の市場改革については、昨年 3月の東証が上場企業に資本コストや株価を意識した経営を求めたことで、特にPBR 1倍割れの企業に対する経営改善圧力が強まって、自社株買いの発表が相次ぎました。さらにこの 1月15日からは「PBR 1倍割れ是正」に真摯に対応している企業の開示が始まっています。市場改革はより加速しています。
(3)はこの先、10%増益を発表する企業が続出するはずなので、さらに株価は上がります。(4)はよく当たる相場の経験則のこと。今年と来年の干支から「辰巳天井」になること、米国の大統領選挙の年は日本株が強いことが挙げられます。それやこれやで日本株が強い要因が出ています。
特に今年は内需の株が強くなる可能性が高いと思われます。SMBC日興証券が目標株価を 1万6800円から 1万8500円に引き上げたニトリや、24年 2月期の連結業績予想について売上高、営業利益、純利益とも上方修正したライフコーポレーション、4年ぶりに最高益を更新したイオンなど小売りに注目です。
また、以前から指摘しているように、大幅な増収基調を続ける丸千代山岡家、12月の売上高が21カ月連続で前年実績を上回ったことが好感される、すかいらーくホールディングス、12月の既存店売上高が26カ月連続で前年実績を上回った大戸屋ホールディングスなどの外食もいいですね。やはり内需は強くなります。
■おまけのひと言
「ニューヨーク・タイムズが『2024年に行くべき世界の52か所』で、山口市を『西の京都』と 3位に選出。京都、鎌倉、東京以外が紹介されるのは、オーバーツーリズム解消からも喜ばしいことですね」
■財ザク! 「貯蓄から投資へ」と提言する政府。その投資で少しでも財産アップを達成するために「うまちゃん」が有益な情報をザクザクとお届けします。
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■馬渕磨理子(まぶち・まりこ) 経済アナリスト。日本金融経済研究所代表理事。イー・ギャランティ社外取締役。愛称・うまちゃん。1984年生まれ。滋賀県出身。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院修士課程修了。大学時代はミス同志社。『Live News α』(フジテレビ系)など出演番組多数。新刊『収入10倍アップ超速仕事術』(PHP研究所)が話題。
先週の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、12日の終値は 3万5577円と1990年 2月以来、約34年ぶりの高値となり、バブル崩壊で急落して以降の最高値を 4日連続で更新しました。
以前から「2024年 3月末までに 3万6000円」と主張している私としては、別に驚きはありません。日経平均の利益2200円前後に投資家の期待値PBR(株価純資産倍率)16倍を掛けると出てくる数字です。
今年に入って米国の経済市況が結構強く、むしろインフレがちょっと収まらないかもしれないところが懸念になるほど良い状況です。日本の市況はその影響を受けています。
さらに、日本独自の要因として、(1)名目GDPの拡大(2)市場改革&賃上げ(3)企業業績の好調さ(4)アノマリー…が挙げられます。
(2)の市場改革については、昨年 3月の東証が上場企業に資本コストや株価を意識した経営を求めたことで、特にPBR 1倍割れの企業に対する経営改善圧力が強まって、自社株買いの発表が相次ぎました。さらにこの 1月15日からは「PBR 1倍割れ是正」に真摯に対応している企業の開示が始まっています。市場改革はより加速しています。
(3)はこの先、10%増益を発表する企業が続出するはずなので、さらに株価は上がります。(4)はよく当たる相場の経験則のこと。今年と来年の干支から「辰巳天井」になること、米国の大統領選挙の年は日本株が強いことが挙げられます。それやこれやで日本株が強い要因が出ています。
特に今年は内需の株が強くなる可能性が高いと思われます。SMBC日興証券が目標株価を 1万6800円から 1万8500円に引き上げたニトリや、24年 2月期の連結業績予想について売上高、営業利益、純利益とも上方修正したライフコーポレーション、4年ぶりに最高益を更新したイオンなど小売りに注目です。
また、以前から指摘しているように、大幅な増収基調を続ける丸千代山岡家、12月の売上高が21カ月連続で前年実績を上回ったことが好感される、すかいらーくホールディングス、12月の既存店売上高が26カ月連続で前年実績を上回った大戸屋ホールディングスなどの外食もいいですね。やはり内需は強くなります。
■おまけのひと言
「ニューヨーク・タイムズが『2024年に行くべき世界の52か所』で、山口市を『西の京都』と 3位に選出。京都、鎌倉、東京以外が紹介されるのは、オーバーツーリズム解消からも喜ばしいことですね」
■財ザク! 「貯蓄から投資へ」と提言する政府。その投資で少しでも財産アップを達成するために「うまちゃん」が有益な情報をザクザクとお届けします。
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■馬渕磨理子(まぶち・まりこ) 経済アナリスト。日本金融経済研究所代表理事。イー・ギャランティ社外取締役。愛称・うまちゃん。1984年生まれ。滋賀県出身。同志社大学法学部卒、京都大学公共政策大学院修士課程修了。大学時代はミス同志社。『Live News α』(フジテレビ系)など出演番組多数。新刊『収入10倍アップ超速仕事術』(PHP研究所)が話題。
日本独自の 4つの要因とは、(1)名目GDPの拡大(2)市場改革&賃上げ(3)企業業績の好調さ(4)アノマリー…が挙げられますと、馬淵さん。
(2)の市場改革については、昨年 3月の東証が上場企業に資本コストや株価を意識した経営を求めたことで、特にPBR 1倍割れの企業に対する経営改善圧力が強まって、自社株買いの発表が相次ぎました。
市場改革はより加速していますと。
(3)はこの先、10%増益を発表する企業が続出するはずなので、さらに株価は上がります。
(4)はよく当たる相場の経験則のこと。今年と来年の干支から「辰巳天井」になること、米国の大統領選挙の年は日本株が強いことが挙げられます。
それやこれやで日本株が強い要因が出ていますと、馬淵さん。
特に今年は内需の株が強くなる可能性が高いと思われますということで、ご推奨は、ニトリや、ライフコーポレーション、イオンなどの小売り。
大幅な増収基調を続ける丸千代山岡家、12月の売上高が21カ月連続で前年実績を上回ったことが好感される、すかいらーくホールディングス、12月の既存店売上高が26カ月連続で前年実績を上回った大戸屋ホールディングスなどの外食もいいと。
備忘録として、アップさせていただきました。
# 冒頭の画像は、馬渕磨理子さん

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