ついにオミクロン株が爆発した。ある程度予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めていると、政治評論家の紀尾井啓孟氏。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないこと。
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ていると。
専門家各氏の予想通り、オミクロン株の感染爆発が始まりました。予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めていると紀尾井氏。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないことだ。「2回目接種から8カ月後」などと悠長なことを言っている間にウイルスの本格伝播が始まった。ワクチンの在庫は国内に十分あるにもかかわらず、だと。
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ているのだそうです。
そもそも、岸田政権は3回目のワクチン接種の重要性を訴えてきただろうかと紀尾井氏。
後藤厚労相と同様、極めて不適任かつ無能に見えるのが堀内詔子ワクチン担当相人事。岸田氏の姿勢が見えると。
堀内氏は1月以降のワクチン供給量や接種スケジュールなど基本的な事項を野党議員から質問されたが、まともな答弁がほとんどできておらず、後藤厚労相や事務方の官僚が堀内氏に代わって答弁する場面もあったのだそうです。
自派の3回生女性議員の抜擢の受け狙いの起用なら、岸田氏がしっかりフォローして、範を示すべきでしょう。岸田氏のワクチン接種の重要さと困難さの認識・勉強不足が露呈。
他国からの購買での合戦の中、河野大臣は菅首相からの命令の無謀さに、実現できる自信はなかったそうですが、官僚を叱咤激励し接種量も期限も計画達成できたと言っておられましたね。
そのぶん、河野大臣や、菅氏は、お尻を叩かれる官僚からは不評。(微笑)
おかげで、G7の国々の中でも、接種率がトップクラスに追いつきました。
その実績で、安定した状態から引き継いだ岸田政権。実力が試されるのは3回目の接種と、オミクロンへの感染対策です。
一時的に感染が鎮静化し、内閣支持率が上昇していますが、それは、菅、河野コンビでのワクチン普及実績によるものですね。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、ツイッターで「前任者と比較するのは酷だが、国民が3回目接種についての情報を欲している今こそ、堀内ワクチン担当大臣にはもっと頻度高く情報発信してもらいたい」と注文もつけているのだそうです。
菅、河野体制で、入手ルートとの信頼関係造りや、一定の在庫確保も出来ている。
政府は3回目のワクチン接種をもっと早く進めることができたはずだ。昨年10月から昨年末までの3カ月間、岸田政権はいったい何をしてきたのかと紀尾井氏。
政府は1月7日、広島、山口、沖縄の3県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定。
「まん防」と呼ばれるこの措置は、菅政権時代には批判された対応。効果があるかどうか不透明な、中途半端な施策である。岸田首相は、菅前首相をまるで罵るかのように厳しく批判していたが、コロナ対策については前例踏襲で済ませているように思えると。
沖縄県におけるオミクロン株の凄まじい広がりは、マスクをせずに基地外で酒を飲んでいた米兵から始まったというのは大方が一致している見方だ。米軍のコロナ対策はとにかくずさんに尽きる。
林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、外出制限の導入などを求めたが、何を今さらというかの印象はぬぐえないと紀尾井氏。
岩国を抱える広島県でも同様の傾向ですね。
勿論、発端は米兵であり、米国からの出国時と到着時の検査体制に、米国の非は重大ですが、市中の二次感染以降は、日本側にも責任がある事。
政府・自治体の一体となった感染防止と、感染者のケアが求められますが、岸田政権は美辞麗句は並べていますが、実態は県や市町村に丸投げに見えるのは遊爺だけ?
米軍の感染対策の件は、本来であれば、岸田首相がバイデン大統領に直接抗議すべき案件である。しかし、岸田首相はまだそれができない。いまだに訪米は実現せず、バイデン大統領との信頼関係ができていないと紀尾井氏。
岸田氏がバイデン大統領に面談を申し入れていめものの、日程回答が無いのは、北京五輪への「外交的ボイコット」をバイデン氏が提唱し、賛同する国が次々出る中、安倍氏や党内の青山氏のグルーブ他が、同盟国として素早い協力を示す様提言したにもかかわらず、意思表明が大幅に遅れました。
アフガン撤退外交で支持率を堕としているバイデン政権側は、岸田政権の米中二股外交姿勢を読み取り、怒っているのですね。
安倍政権下で長く外務大事を勤めながらも、そこに気づかないのか、親中の岸田、林コンビだからなのか。戦後代々の政権が築き上げてきた日米同盟にひびを生じる、中国の狙いに嵌る、外交大失政を犯しているのですが、ご本人たちは気づいているのか?
そんな岸田政権ですが、支持率はあがっている世論調査結果。コロナ感染が落ち着いてきているからだとすれば、それは、菅、河野氏他の内閣の実績によるもので、岸田政権の実績はこれから。
子供支援の10万円給付のドタバタなどの朝礼暮改の混乱や、上述の日米同盟の棄損外交あたりからが、岸田政権の政策として評価される対象です。
このままの岸田政権の無責任政策姿勢では、日本は沈没します。いち早く気づいて、修正いただけることを願います。駄目なら、次の参院選で、ねじれ国会の苦労を味わっていただくしかない。</ffont></ffont></ffont>
# 冒頭の画像は、岸田首相
この花の名前は、ビオラ
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現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないこと。
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ていると。
いいのは愛想だけ、3度目ワクチンで「無能」さらけ出す岸田政権 さっさと始められたブースター接種、もたついて招いた感染爆発 | JBpress (ジェイビープレス) 2022.1.9(日) 政治評論家 紀尾井 啓孟
ついにオミクロン株が爆発した。ある程度予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めている。これまで岸田政権に徹底的に甘かった大マスコミもいよいよその矛先を向けてきた。当然である。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないことである。「2回目接種から8カ月後」などと悠長なことを言っている間にウイルスの本格伝播が始まった。ワクチンの在庫は国内に十分あるにもかかわらず、だ。
■菅内閣は突破力あったが
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ている。
そもそも、岸田政権は3回目のワクチン接種の重要性を訴えてきただろうか。ワクチン担当の影の薄い閣僚はいったい何をやっているのか。愛想だけが良い、無能の政権が日本をピンチに追い込んでいる。
■モデルナの入荷は「1月末」、早期接種にブレーキかけた岸田政権
「3回目のワクチン接種を進めるため、昨年秋から準備してきたが、モデルナの入荷の見通しが立たない。現状1月末に届く予定とのことだが、本当にくるのか。ファイザーだけではぜんぜん足りない」
東京都内の開業医は顔を曇らせながらこう語った。3回目の接種は各地でスタートしているが、1月6日時点でまだ国民の0.6%(約75万人)しか打っていない。当初の岸田政権の計画では、昨年12月中に医療従事者104万人に接種する想定だった。
3回目のワクチン接種が遅れている原因は昨年11月、岸田政権が「2回目接種から原則8カ月の間隔」という方針を掲げてしまったからだ。
「そんなこと言わずに早く打てるだけ打つべき」との意見は政府・与党内にもあったが、後藤茂之厚生労働相は11月16日の記者会見で、「2回目完了から8カ月を原則に接種する方針に変わりはない」と強調。さらに「接種間隔(の方針)を前倒ししたものではない」とも述べている。
要は、8カ月経たないとダメです、早く打ってはいけませんよ、というメッセージを厚労相が積極的に発しているのだ。
厚労相の方針に沿って準備を開始した各自治体は責められない。多くの自治体が2月、3月ごろから本格的に打ち始めよう――という構えを取ったのは仕方がない。早期接種の機運や動きを尊重せず、「8カ月」にこだわった政府にこそ責任がある。スピード感のある3回目接種は、ワクチン在庫面からは十分可能だった。菅政権時に官邸中枢にいた元高官は1月7日午後、「モデルナだけでも2000万回ほど国内にある。うまく回っていない」と絶句した。
■全く存在感のないワクチン担当相
岸田政権をさんざん甘やかしてきた大マスコミも、ようやく批判を始めた。後藤厚労相と同様、極めて不適任かつ無能に見えるのが堀内詔子ワクチン担当相だ。その無能ぶりは昨年12月16日の参院予算委員会ですでに明確となっている。
堀内氏は1月以降のワクチン供給量や接種スケジュールなど基本的な事項を野党議員から質問されたが、「自治体と緊密に連携して取り組んでいく」などと答弁するのが精いっぱいだったからだ。まともな答弁がほとんどできておらず、後藤厚労相や事務方の官僚が堀内氏に代わって答弁する場面もあった。
*(堀内ワクチン担当相の答弁は「参議院インターネット審議中継」<https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php>でも見ることができる。12月16日の参院予算委員会に如実に表れているが、立憲民主党の木戸口英司氏の質問に対する堀内氏の答弁は適性を欠いている)
堀内氏は岸田派で当選3回。いわゆる抜擢人事だが、岸田首相の「身内ねじ込み人事」であると言われても仕方ないだろう。危機に対処する覚悟も能力もない人物にワクチン担当相が務まるとは思えない。
■河野太郎氏の活躍が懐かしい
堀内氏の資質に関しては、国民民主党の玉木雄一郎代表が簡潔に指摘している。玉木氏は1月7日、ツイッターに「今は3回目接種を急ぐ段階だと思うがワクチン担当大臣からのタイムリーな情報発信がない。改善を!」と投稿した。「前任者と比較するのは酷だが、国民が3回目接種についての情報を欲している今こそ、堀内ワクチン担当大臣にはもっと頻度高く情報発信してもらいたい」と注文もつけている。
前任者とは、圧倒的知名度を誇る河野太郎・前ワクチン担当相のことだ。ツイッターのフォロワー数は200万人超、その驚異的な発信力を武器に世論に訴え、国民のほぼ8割が2回の接種を済ませるという偉業を牽引した。岸田首相は早急に堀内氏を交代させるべきだろう。
今のところ、オミクロン株はデルタ株ほど重症化するわけではないが、いつウイルスは変異するかわからず、このまま指数関数的に感染者が増えれば医療態勢は逼迫するのは確実だ。「風邪みたいなもの」と割り切る方法もあるようだが、それ以前の問題として、政府は3回目のワクチン接種をもっと早く進めることができたはずだ。昨年10月から昨年末までの3カ月間、岸田政権はいったい何をしてきたのか。
政府は1月7日、広島、山口、沖縄の3県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定した。略して「まん防」と呼ばれるこの措置は、菅政権時代にも批判された対応だ。効果があるかどうか不透明な、中途半端な施策である。岸田首相は、菅前首相をまるで罵るかのように厳しく批判していたが、コロナ対策については前例踏襲で済ませているように思える。
沖縄県におけるオミクロン株の凄まじい広がりは、マスクをせずに基地外で酒を飲んでいた米兵から始まったというのは大方が一致している見方だ。米軍のコロナ対策はとにかくずさんに尽きる。在日米軍司令部は1月6日、公共の場でのマスク着用、基地外でのマスク着用を義務付けることをようやく発表したが、裏をかえせばこれまでノーマスクでウイルスをまき散らしていたことになる。
林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、外出制限の導入などを求めたが、何を今さらという印象はぬぐえない。
■無策の岸田首相、対米弱腰で招いた感染爆発
本来であれば、岸田首相がバイデン大統領に直接抗議すべき案件である。しかし、岸田首相はまだそれができない。いまだに訪米は実現せず、バイデン大統領との信頼関係ができていない。バイデン氏とは昨年11月2日、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が行われた英・グラスゴーで短時間懇談を行ったが、まだその程度だ。一連の対応をみていると「対米弱腰」といわれても仕方がない(編集部註:1月9日、ようやく日米両政府は10日から米軍関係者の不要不急の外出を制限することで大筋合意した)。
菅前首相は感染状況がもっと悪い状態で2度の訪米を果たした。バイデン氏との個人的信頼関係も構築した。今思うと、コロナ対策でも、外交でも、菅前首相は「仕事」をしたといえる。愛想の良さや誠実な答弁だけでは危機は突破できない。岸田首相は早く指導力、決断力を発揮して「仕事」をすべきだろう。
ついにオミクロン株が爆発した。ある程度予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めている。これまで岸田政権に徹底的に甘かった大マスコミもいよいよその矛先を向けてきた。当然である。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないことである。「2回目接種から8カ月後」などと悠長なことを言っている間にウイルスの本格伝播が始まった。ワクチンの在庫は国内に十分あるにもかかわらず、だ。
■菅内閣は突破力あったが
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ている。
そもそも、岸田政権は3回目のワクチン接種の重要性を訴えてきただろうか。ワクチン担当の影の薄い閣僚はいったい何をやっているのか。愛想だけが良い、無能の政権が日本をピンチに追い込んでいる。
■モデルナの入荷は「1月末」、早期接種にブレーキかけた岸田政権
「3回目のワクチン接種を進めるため、昨年秋から準備してきたが、モデルナの入荷の見通しが立たない。現状1月末に届く予定とのことだが、本当にくるのか。ファイザーだけではぜんぜん足りない」
東京都内の開業医は顔を曇らせながらこう語った。3回目の接種は各地でスタートしているが、1月6日時点でまだ国民の0.6%(約75万人)しか打っていない。当初の岸田政権の計画では、昨年12月中に医療従事者104万人に接種する想定だった。
3回目のワクチン接種が遅れている原因は昨年11月、岸田政権が「2回目接種から原則8カ月の間隔」という方針を掲げてしまったからだ。
「そんなこと言わずに早く打てるだけ打つべき」との意見は政府・与党内にもあったが、後藤茂之厚生労働相は11月16日の記者会見で、「2回目完了から8カ月を原則に接種する方針に変わりはない」と強調。さらに「接種間隔(の方針)を前倒ししたものではない」とも述べている。
要は、8カ月経たないとダメです、早く打ってはいけませんよ、というメッセージを厚労相が積極的に発しているのだ。
厚労相の方針に沿って準備を開始した各自治体は責められない。多くの自治体が2月、3月ごろから本格的に打ち始めよう――という構えを取ったのは仕方がない。早期接種の機運や動きを尊重せず、「8カ月」にこだわった政府にこそ責任がある。スピード感のある3回目接種は、ワクチン在庫面からは十分可能だった。菅政権時に官邸中枢にいた元高官は1月7日午後、「モデルナだけでも2000万回ほど国内にある。うまく回っていない」と絶句した。
■全く存在感のないワクチン担当相
岸田政権をさんざん甘やかしてきた大マスコミも、ようやく批判を始めた。後藤厚労相と同様、極めて不適任かつ無能に見えるのが堀内詔子ワクチン担当相だ。その無能ぶりは昨年12月16日の参院予算委員会ですでに明確となっている。
堀内氏は1月以降のワクチン供給量や接種スケジュールなど基本的な事項を野党議員から質問されたが、「自治体と緊密に連携して取り組んでいく」などと答弁するのが精いっぱいだったからだ。まともな答弁がほとんどできておらず、後藤厚労相や事務方の官僚が堀内氏に代わって答弁する場面もあった。
*(堀内ワクチン担当相の答弁は「参議院インターネット審議中継」<https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php>でも見ることができる。12月16日の参院予算委員会に如実に表れているが、立憲民主党の木戸口英司氏の質問に対する堀内氏の答弁は適性を欠いている)
堀内氏は岸田派で当選3回。いわゆる抜擢人事だが、岸田首相の「身内ねじ込み人事」であると言われても仕方ないだろう。危機に対処する覚悟も能力もない人物にワクチン担当相が務まるとは思えない。
■河野太郎氏の活躍が懐かしい
堀内氏の資質に関しては、国民民主党の玉木雄一郎代表が簡潔に指摘している。玉木氏は1月7日、ツイッターに「今は3回目接種を急ぐ段階だと思うがワクチン担当大臣からのタイムリーな情報発信がない。改善を!」と投稿した。「前任者と比較するのは酷だが、国民が3回目接種についての情報を欲している今こそ、堀内ワクチン担当大臣にはもっと頻度高く情報発信してもらいたい」と注文もつけている。
前任者とは、圧倒的知名度を誇る河野太郎・前ワクチン担当相のことだ。ツイッターのフォロワー数は200万人超、その驚異的な発信力を武器に世論に訴え、国民のほぼ8割が2回の接種を済ませるという偉業を牽引した。岸田首相は早急に堀内氏を交代させるべきだろう。
今のところ、オミクロン株はデルタ株ほど重症化するわけではないが、いつウイルスは変異するかわからず、このまま指数関数的に感染者が増えれば医療態勢は逼迫するのは確実だ。「風邪みたいなもの」と割り切る方法もあるようだが、それ以前の問題として、政府は3回目のワクチン接種をもっと早く進めることができたはずだ。昨年10月から昨年末までの3カ月間、岸田政権はいったい何をしてきたのか。
政府は1月7日、広島、山口、沖縄の3県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定した。略して「まん防」と呼ばれるこの措置は、菅政権時代にも批判された対応だ。効果があるかどうか不透明な、中途半端な施策である。岸田首相は、菅前首相をまるで罵るかのように厳しく批判していたが、コロナ対策については前例踏襲で済ませているように思える。
沖縄県におけるオミクロン株の凄まじい広がりは、マスクをせずに基地外で酒を飲んでいた米兵から始まったというのは大方が一致している見方だ。米軍のコロナ対策はとにかくずさんに尽きる。在日米軍司令部は1月6日、公共の場でのマスク着用、基地外でのマスク着用を義務付けることをようやく発表したが、裏をかえせばこれまでノーマスクでウイルスをまき散らしていたことになる。
林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、外出制限の導入などを求めたが、何を今さらという印象はぬぐえない。
■無策の岸田首相、対米弱腰で招いた感染爆発
本来であれば、岸田首相がバイデン大統領に直接抗議すべき案件である。しかし、岸田首相はまだそれができない。いまだに訪米は実現せず、バイデン大統領との信頼関係ができていない。バイデン氏とは昨年11月2日、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が行われた英・グラスゴーで短時間懇談を行ったが、まだその程度だ。一連の対応をみていると「対米弱腰」といわれても仕方がない(編集部註:1月9日、ようやく日米両政府は10日から米軍関係者の不要不急の外出を制限することで大筋合意した)。
菅前首相は感染状況がもっと悪い状態で2度の訪米を果たした。バイデン氏との個人的信頼関係も構築した。今思うと、コロナ対策でも、外交でも、菅前首相は「仕事」をしたといえる。愛想の良さや誠実な答弁だけでは危機は突破できない。岸田首相は早く指導力、決断力を発揮して「仕事」をすべきだろう。
専門家各氏の予想通り、オミクロン株の感染爆発が始まりました。予測できた第6波なだけに岸田文雄政権の対応に批判が出始めていると紀尾井氏。
現下の最大の問題点は、3回目のワクチン接種が遅々として進んでいないことだ。「2回目接種から8カ月後」などと悠長なことを言っている間にウイルスの本格伝播が始まった。ワクチンの在庫は国内に十分あるにもかかわらず、だと。
岸田政権の段取りの悪さ、指導力のなさによって、現場の医療機関にはまだ十分ワクチンが届いていない。良識ある医師たちからは菅義偉政権の突破力、馬力を懐かしむ声が出ているのだそうです。
そもそも、岸田政権は3回目のワクチン接種の重要性を訴えてきただろうかと紀尾井氏。
後藤厚労相と同様、極めて不適任かつ無能に見えるのが堀内詔子ワクチン担当相人事。岸田氏の姿勢が見えると。
堀内氏は1月以降のワクチン供給量や接種スケジュールなど基本的な事項を野党議員から質問されたが、まともな答弁がほとんどできておらず、後藤厚労相や事務方の官僚が堀内氏に代わって答弁する場面もあったのだそうです。
自派の3回生女性議員の抜擢の受け狙いの起用なら、岸田氏がしっかりフォローして、範を示すべきでしょう。岸田氏のワクチン接種の重要さと困難さの認識・勉強不足が露呈。
他国からの購買での合戦の中、河野大臣は菅首相からの命令の無謀さに、実現できる自信はなかったそうですが、官僚を叱咤激励し接種量も期限も計画達成できたと言っておられましたね。
そのぶん、河野大臣や、菅氏は、お尻を叩かれる官僚からは不評。(微笑)
おかげで、G7の国々の中でも、接種率がトップクラスに追いつきました。
その実績で、安定した状態から引き継いだ岸田政権。実力が試されるのは3回目の接種と、オミクロンへの感染対策です。
一時的に感染が鎮静化し、内閣支持率が上昇していますが、それは、菅、河野コンビでのワクチン普及実績によるものですね。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、ツイッターで「前任者と比較するのは酷だが、国民が3回目接種についての情報を欲している今こそ、堀内ワクチン担当大臣にはもっと頻度高く情報発信してもらいたい」と注文もつけているのだそうです。
菅、河野体制で、入手ルートとの信頼関係造りや、一定の在庫確保も出来ている。
政府は3回目のワクチン接種をもっと早く進めることができたはずだ。昨年10月から昨年末までの3カ月間、岸田政権はいったい何をしてきたのかと紀尾井氏。
政府は1月7日、広島、山口、沖縄の3県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定。
「まん防」と呼ばれるこの措置は、菅政権時代には批判された対応。効果があるかどうか不透明な、中途半端な施策である。岸田首相は、菅前首相をまるで罵るかのように厳しく批判していたが、コロナ対策については前例踏襲で済ませているように思えると。
沖縄県におけるオミクロン株の凄まじい広がりは、マスクをせずに基地外で酒を飲んでいた米兵から始まったというのは大方が一致している見方だ。米軍のコロナ対策はとにかくずさんに尽きる。
林芳正外相は6日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、外出制限の導入などを求めたが、何を今さらというかの印象はぬぐえないと紀尾井氏。
岩国を抱える広島県でも同様の傾向ですね。
勿論、発端は米兵であり、米国からの出国時と到着時の検査体制に、米国の非は重大ですが、市中の二次感染以降は、日本側にも責任がある事。
政府・自治体の一体となった感染防止と、感染者のケアが求められますが、岸田政権は美辞麗句は並べていますが、実態は県や市町村に丸投げに見えるのは遊爺だけ?
米軍の感染対策の件は、本来であれば、岸田首相がバイデン大統領に直接抗議すべき案件である。しかし、岸田首相はまだそれができない。いまだに訪米は実現せず、バイデン大統領との信頼関係ができていないと紀尾井氏。
岸田氏がバイデン大統領に面談を申し入れていめものの、日程回答が無いのは、北京五輪への「外交的ボイコット」をバイデン氏が提唱し、賛同する国が次々出る中、安倍氏や党内の青山氏のグルーブ他が、同盟国として素早い協力を示す様提言したにもかかわらず、意思表明が大幅に遅れました。
アフガン撤退外交で支持率を堕としているバイデン政権側は、岸田政権の米中二股外交姿勢を読み取り、怒っているのですね。
安倍政権下で長く外務大事を勤めながらも、そこに気づかないのか、親中の岸田、林コンビだからなのか。戦後代々の政権が築き上げてきた日米同盟にひびを生じる、中国の狙いに嵌る、外交大失政を犯しているのですが、ご本人たちは気づいているのか?
そんな岸田政権ですが、支持率はあがっている世論調査結果。コロナ感染が落ち着いてきているからだとすれば、それは、菅、河野氏他の内閣の実績によるもので、岸田政権の実績はこれから。
子供支援の10万円給付のドタバタなどの朝礼暮改の混乱や、上述の日米同盟の棄損外交あたりからが、岸田政権の政策として評価される対象です。
このままの岸田政権の無責任政策姿勢では、日本は沈没します。いち早く気づいて、修正いただけることを願います。駄目なら、次の参院選で、ねじれ国会の苦労を味わっていただくしかない。</ffont></ffont></ffont>
# 冒頭の画像は、岸田首相
この花の名前は、ビオラ
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