名護市長選挙に向けて、世界一危険とされる普天間基地のキャンプシュアブへの移転推進の島袋氏と、移転容認の末松氏との候補者一本化につて、一度、島袋氏が立候補を取りやめ一本化に強力する意向との読売の記事がありましたが、島袋氏が「「末松氏を降ろして私に一本化することはあっても、私が降りることはない」と強調したとする報道もあり、島袋氏市の資金募金口座が拡大されるなどしていました。
ところが、今日、また、読売新聞が、「名護市長選 保守一本化へ 島袋氏 「辺野古」承認なら辞退」との記事を、「沖縄知事 週内に判断」との記事と共に報道しています。
名護市長選、保守一本化も…前市長が不出馬検討 : 地方選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
名護市長選、一本化調整へ 自民幹部、島袋氏と会談も - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
名護市長選 保守一本化へ 島袋氏 「辺野古」承認なら辞退 (12/25 読売朝刊)
沖縄県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)に立候補表明している前市長・島袋吉和氏(67)が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立てを仲井真弘多知事が承認すれば、出馬を取りやめる意向を固めた。関係者が24日、明らかにした。移設推進を掲げる島袋氏は、同じ保守系で容認の立場をとる元副市長で前自民党県議・末松文信氏(65)との分裂選挙を回避し、一本化を図ることが最善と判断した。
関係者によると、島袋氏は、仲井真知事が埋め立てを承認する可能性が高いとみており、移設反対の現職・稲嶺進氏(68)が再選された場含、移設の進展に影響が出るとして、自民党幹部らと一本化に向けて協議を重ねていた。
25日にも、末松氏と会談し、最終調整する。島袋氏は知事承認後に正式に立候補断念を表明する考えだ
。
沖縄知事 週内に判断
安倍首相は25日、沖縄県の仲井真弘多知事と首相官邸で会談し、米軍基地負担の軽減に関する要請への回答を示し、普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に理解を求める。仲井真氏は政府の回答次第で辺野古沿岸部埋め立て申請を承認する意向を水面下で伝えており、週内に最終判断する見通しだ。
首相は会談で、沖縄振興予算について2021年度まで毎年3000億円台を確保する意向を説明する。米軍の新型輸送機MV22オスプレイの沖縄での飛行を出来るだけ本土で受け入れる方向で調整している。米政府は「オスプレイの半分以上の飛行は沖縄県外だ」(ヘーゲル国防長官)と説明しており、日本政府は本土での訓練増で、さらに県外の飛行時間が増えるよう努める考えだ。仲井真氏は会談後沖縄県に戻り、承認するかどうか27日までに表明する意向だ。
沖縄県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)に立候補表明している前市長・島袋吉和氏(67)が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立てを仲井真弘多知事が承認すれば、出馬を取りやめる意向を固めた。関係者が24日、明らかにした。移設推進を掲げる島袋氏は、同じ保守系で容認の立場をとる元副市長で前自民党県議・末松文信氏(65)との分裂選挙を回避し、一本化を図ることが最善と判断した。
関係者によると、島袋氏は、仲井真知事が埋め立てを承認する可能性が高いとみており、移設反対の現職・稲嶺進氏(68)が再選された場含、移設の進展に影響が出るとして、自民党幹部らと一本化に向けて協議を重ねていた。
25日にも、末松氏と会談し、最終調整する。島袋氏は知事承認後に正式に立候補断念を表明する考えだ
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沖縄知事 週内に判断
安倍首相は25日、沖縄県の仲井真弘多知事と首相官邸で会談し、米軍基地負担の軽減に関する要請への回答を示し、普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に理解を求める。仲井真氏は政府の回答次第で辺野古沿岸部埋め立て申請を承認する意向を水面下で伝えており、週内に最終判断する見通しだ。
首相は会談で、沖縄振興予算について2021年度まで毎年3000億円台を確保する意向を説明する。米軍の新型輸送機MV22オスプレイの沖縄での飛行を出来るだけ本土で受け入れる方向で調整している。米政府は「オスプレイの半分以上の飛行は沖縄県外だ」(ヘーゲル国防長官)と説明しており、日本政府は本土での訓練増で、さらに県外の飛行時間が増えるよう努める考えだ。仲井真氏は会談後沖縄県に戻り、承認するかどうか27日までに表明する意向だ。
島袋氏と末松氏の会談は、今月 4日にも行われていましたが決裂しています。今日(25日)また会談されるとのことです。
余談ですが、読売も最近微妙なでも重要な両氏のちがいが判ったのか、「移設推進を掲げる島袋氏」と「容認の立場をとる末松文信氏」(何故か苗字だけとフルネームの差がある)と使い分けが出来ています。この違いが実は大きな違いであることは、多くの方々がご承知のことですね。
つまり、代々の市長が自民党と共に辺野古への移転推進に苦労を重ねてこられ、それを継承して、前回の落選後も活動を続けてこられたのが島袋氏。かたや、自民党県連や仲井真知事の意向に従う姿勢を示し、辺野古も選択肢のひとつ等の表現で、今でも県外を唱える公明党の支持に色気を示すのが末松氏なのですね。
その末松氏が稲嶺氏に勝ったとして、県連(自民党本部の締め付けでいやいや辺野古移転承認に傾いた)や、那覇市長、仲井真知事(埋め立て工事承認でも県外の旗は降ろしていない)の顔色を見る姿勢の末松氏が、プロ市民団体の強力な反対運動の中で、辺野古移転を推進できるかは疑わしい。
情報は、「関係者によると」(=リークされた情報)となっていて、島袋氏の本意は前回の読売の記事同様に確認されていません。
資金的にはかなり苦しい戦いとなっている(狼魔人日記)とのことですが、島袋氏ご本人のご意向が知りたいところです。
今日の会談が実現すれば、事の真偽が判りますね。
何度も言っていますが、自民党と共に長年、比嘉、岸本、島袋と三代続いた市長が血と汗で模索した辺野古誘致。それを脈々と活動を継続している島袋氏をを斬って、政策姿勢がはっきりしない末松氏に候補を一本化しようとする意向が解せません。
沖縄経済界を仕切っているとされる、中国からの流れ者の「久米三十六姓」をルーツに持つ久米崇聖会一族の意向に自民党が従っているようなことがありうるのでしょうか?
余談ですが、今日のテレビで、手嶋龍一が来年の安倍政権の課題の中のひとつに、沖縄と日本の遠心力(離反)、そこへつけ込む中国を挙げていた。
# 冒頭の画像は、立候補の記者会見をした時の島袋氏
この花の名前は、ひまわり
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三文文士の、日本の中国化、という警句が持て囃されていますが、本土としては、「韓国化」が進んでいると思います。つまり、中国に対する海洋国家として、日米双方の距離を取りながら、三角関係を取り持って行くという事で、バランサーを目指しているように思えてなりませんね。媚中派の策略によって、観光政策が決定され、政治的にコントロールされている事はないでしょう。
沖縄の古来の文化と、IT企業の参入によるイノベーションの境界には、大きな壁があるように思えます。出鱈目もいいところで、自民党が当会の意向を気にしているのは、企業としての経済規模ではなく、沖縄の媚中派、基地反対派を動員する政治にあるのかも知れませんね。
海兵隊やオスプレイの配置が問題視されていますが、外征用の海兵隊ではなく、陸海軍が配置されればそれこそ、戦時には、奄美大島や沖縄本島が戦地となるリスクは高まると思います。尖閣諸島近辺が戦地となるには、即応力のある部隊が居る事に不都合はあるのでしょうか。勿論、反対派が、オスプレイというホットなイシューに対して、宣伝効果を前提として、ネガキャンをしているという理由もあるのでしょうし、基地自体が要らない、というのであれば、世論として汲んで行く必要はあるでしょうね。
反対派は、左翼が多いと思いますが、ただ反対を唱えるのではなく、外交政策であったり、基地無き沖縄がどうやって運転して行くのか、表明すべきだと思います。媚中派だと表明すれば、味方は減るでしょうが、ただ反対というのはフェアではないと思います。
すでに書いてるかかで、のちはフルネーム
はいらないため。
遊爺、頭大丈夫?