シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の建設計画を、両政府が19日に覚書を交わし、開業の方針を確認したことで、本格的に動き始めたのだそうです。
日中間では、各地で受注競争を展開していますが、ここでも、韓国やドイツ、フランスも交えて、受注競争が展開されるのだそうです。
「一帯一路」構想を進める中国は、雲南省からシンガポールまで高速鉄道でつなぐ目標を掲げていて、中国の国有企業がクアラルンプールの大規模開発計画に出資したとのことで、先行している感がありますが、石井国交相は、「(日本が入札に勝てる)可能性は十分高い」と自信をみせているのだとか。
インドネシアでの受注については、中国が先行していた日本の受注を、インドネシアの要望に応える資金条件や納期を提示して、逆転受注に成功したものの、未だ建設許可がおりたという情報には接していません。
インドネシアの高速鉄道計画 中国の詐欺商法が露呈 - 遊爺雑記帳
その他の国での状況も中国の契約は不具合が発生している様ですね。
中国 鉄道輸出で苦戦 - 遊爺雑記帳
父親のラザク氏が首相時代に中国との国交を樹立した経緯があるマレーシアのナジブ首相は、「中国への思い入れが強い」とされているのだそうです。
石井国土交通相は、「日本が入札に勝てる」と楽観論を展開しておられるとのことですが、自信過剰で逆転を許してしまったインドネシアの失敗を繰り返さぬ様、相手国のニーズの把握と、スピーディな対応がなされる様、兜の緒を締めなおして、受注戦争に望んていただきたいものですね。
# 冒頭の画像は、マレー半島高速鉄道計画の覚書に調印し、握手をするシンガポールのリー首相(左)とマレーシアのナジブ首相
この花の名前は、クレナイアジサイ
↓よろしかったら、お願いします。
日中間では、各地で受注競争を展開していますが、ここでも、韓国やドイツ、フランスも交えて、受注競争が展開されるのだそうです。
シンガポール━マレーシア間350キロ 高速鉄道計画 日中受注競争 (7/23 読売朝刊)
【シンガポール=辻本貴啓】シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の建設計画が本格的に動き始めた。2026年ごろまでの開業を目標に国際競争入札が1年以内に行われる見通しだ。日本政府は新幹線方式を売り込むが中国や韓国も関心を示しており、受注競争は激しくなりそうだ。
石井国土交通相は22日、シンガポールで開いた新幹線技術を紹介するシンポジウムに出席後、記者団に「(日本が入札に勝てる)可能性は十分高い」と自信をみせた。
計画はシンガポールとマレーシアの首都クアラルンプール間(約350キロ・メートル)を約90分で結ぶもので、1兆円以上の事業費が見込まれる。当初目標の20年の開業は先送りされていたが、両政府が19日に覚書を交わし、開業の方針を確認した。
日本は、JR東日本、住友商事、三菱重工業などの企業連合が受注をめざす。
石井国交相は21~22日、マレーシアとシンガポールの担当大臣らと個別に会談し、新幹線の安全性や信頼性、維持費の低さなどを説明した。両国は日本の入札参加に期待を示したという。」
だが、日本の競合相手となる国も、両国への働きかけを強めるのは確実だ。
巨大経済圏「一帯一路」構想を進める中国は、雲南省からシンガポールまで高速鉄道でつなぐ目標を掲げている。マレーシアの地元メディアによると、中国の国有企業がクアラルンプールの大規模開発計画に出資したという。父親のラザク氏が首相時代に中国との国交を樹立した経緯があるマレーシアのナジブ首相は、「中国への思い入れが強い」(外交筋)とされる。
韓国やドイツ、フランスなども入札に意欲を示す。
海外の高速鉄道計画を巡り、日本と激しく競ってきた中国は、これまで破格の条件提示で受注してきたが、着工の遅れなど各地でトラブルも絶えない。日本政府は、建設期間の工程管理の厳格さや運行開始後の安全性などをアピールして、受注競争を勝ち抜く構えだ。
【シンガポール=辻本貴啓】シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の建設計画が本格的に動き始めた。2026年ごろまでの開業を目標に国際競争入札が1年以内に行われる見通しだ。日本政府は新幹線方式を売り込むが中国や韓国も関心を示しており、受注競争は激しくなりそうだ。
石井国土交通相は22日、シンガポールで開いた新幹線技術を紹介するシンポジウムに出席後、記者団に「(日本が入札に勝てる)可能性は十分高い」と自信をみせた。
計画はシンガポールとマレーシアの首都クアラルンプール間(約350キロ・メートル)を約90分で結ぶもので、1兆円以上の事業費が見込まれる。当初目標の20年の開業は先送りされていたが、両政府が19日に覚書を交わし、開業の方針を確認した。
日本は、JR東日本、住友商事、三菱重工業などの企業連合が受注をめざす。
石井国交相は21~22日、マレーシアとシンガポールの担当大臣らと個別に会談し、新幹線の安全性や信頼性、維持費の低さなどを説明した。両国は日本の入札参加に期待を示したという。」
だが、日本の競合相手となる国も、両国への働きかけを強めるのは確実だ。
巨大経済圏「一帯一路」構想を進める中国は、雲南省からシンガポールまで高速鉄道でつなぐ目標を掲げている。マレーシアの地元メディアによると、中国の国有企業がクアラルンプールの大規模開発計画に出資したという。父親のラザク氏が首相時代に中国との国交を樹立した経緯があるマレーシアのナジブ首相は、「中国への思い入れが強い」(外交筋)とされる。
韓国やドイツ、フランスなども入札に意欲を示す。
海外の高速鉄道計画を巡り、日本と激しく競ってきた中国は、これまで破格の条件提示で受注してきたが、着工の遅れなど各地でトラブルも絶えない。日本政府は、建設期間の工程管理の厳格さや運行開始後の安全性などをアピールして、受注競争を勝ち抜く構えだ。
「一帯一路」構想を進める中国は、雲南省からシンガポールまで高速鉄道でつなぐ目標を掲げていて、中国の国有企業がクアラルンプールの大規模開発計画に出資したとのことで、先行している感がありますが、石井国交相は、「(日本が入札に勝てる)可能性は十分高い」と自信をみせているのだとか。
インドネシアでの受注については、中国が先行していた日本の受注を、インドネシアの要望に応える資金条件や納期を提示して、逆転受注に成功したものの、未だ建設許可がおりたという情報には接していません。
インドネシアの高速鉄道計画 中国の詐欺商法が露呈 - 遊爺雑記帳
その他の国での状況も中国の契約は不具合が発生している様ですね。
中国 鉄道輸出で苦戦 - 遊爺雑記帳
父親のラザク氏が首相時代に中国との国交を樹立した経緯があるマレーシアのナジブ首相は、「中国への思い入れが強い」とされているのだそうです。
石井国土交通相は、「日本が入札に勝てる」と楽観論を展開しておられるとのことですが、自信過剰で逆転を許してしまったインドネシアの失敗を繰り返さぬ様、相手国のニーズの把握と、スピーディな対応がなされる様、兜の緒を締めなおして、受注戦争に望んていただきたいものですね。
# 冒頭の画像は、マレー半島高速鉄道計画の覚書に調印し、握手をするシンガポールのリー首相(左)とマレーシアのナジブ首相
この花の名前は、クレナイアジサイ
↓よろしかったら、お願いします。
完成まで延々とトラブルを起こし、現地国民の中国人忌避感情を高めて頂きたいものです。