遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

韓国の高齢化のスピードは日本より速く、「日本病」は日本より重症

2012-11-30 23:24:14 | 韓国全般
 日本の経済成長や福祉負担の増加と財政悪化(税収源)の原因の基礎は、少子高齢化による人口オーナスと言えます。
 韓国の李大統領は、竹島の実効支配強化の愚挙に出た時「日本はもう大国ではない」としていましたが、自国に忍び寄っている「日本病」には気づいていないのでした。韓国人は日本を、活力を失いどんどん沈滞していく哀れな国と見て、自国は「日の出の勢いの国」と考えているそうです。
 ところが今、専門家は、その「日本病」に自国もかかってしまうかもしれないという危惧に気づき始めてもいるのだと。
 実態は、高齢化の速度が日本より速いうえ、年金など対策が十分になされていない韓国は日本より重い「日本病」に罹る可能性が高いというのです。

 
李大統領を竹島に上陸させたのは朴槿恵?!:日経ビジネスオンライン
 
日本より重い「日本病」に罹る韓国:日経ビジネスオンライン

<前略>
高齢化速度が世界一の韓国

大泉:韓国は日本より重い「日本病」に罹る可能性が高いのです。
 高齢化が高速なのは、韓国では出生率がそもそも低水準にあるところに、それが急速に低下しているからです。
 韓国の高齢化率は、2010年11.1%。これが2020年には15.7%、2030年には23.3%と急速に上がって、日本との差は縮小する見込みです。つまり
韓国の高齢化のスピードは日本より速い

 「高齢化社会」から「高齢社会」になる――高齢化率が7%から14%になる――のに、日本は24年かかりました。韓国はそれが18年。おそらく世界一のスピードでしょう。

韓国が日本の反面教師に

 今後、世界が経験したことがない速度で高齢化が進む韓国では何が起こるか予測もつきません。これまでの他国の経験も役に立ちません。
 韓国はどのように高齢化に立ち向かい、高齢社会を構築するのか――。
現在は「反面」も含め、日本が韓国の教師ですが、近いうちに韓国が日本の先生になるでしょう。
<中略>

中国人の大量受け入れで韓国はしのぐ?

鈴置:
韓国では最近になってようやく「日本病に罹った」と騒ぎ始めました。でもまだ、成長率を上げれば乗り切れるとの発想が圧倒的に多数派
です。日本風に言えば「上げ潮派」ばかりなのです。「国民への説得」に至るには相当な時間がかかると思います。

 私は結局、
韓国は中国などからヒトを大量に導入することで「人口オーナス」の乗り切りを図る
と睨んでいます。高齢化に伴う労働力の不足に関して韓国人に対策を聞くと「北朝鮮の人間や中国人を活用すればいい」という答えが返って来ることが多いのです。
 韓国紙の不動産専門記者が日本に関し、こんな記事を書いたことがあります。「日本は衰退の一途をたどるだろう。地価が下がって困っているくせに、仙台や新潟、名古屋などで中国の政府や資本が大規模の土地を買おうとすると反対運動が起きる。韓国の済州道などが、中国人に不動産を積極的に分譲しているのと全く反対だ。日本のように閉鎖的な国には未来がない」。

 韓国は、外国人に対し土地を積極的に買わせているうえ、定住外国人には地方参政権も与えています。産業振興や国際化が目的ですが、いずれ「人口オーナス」解消のための外国人誘致策や地価対策として活用されていくでしょう

大泉:「オーナス」の負担軽減を安易に国外に求めるのは、あまり感心しません。外国からヒトを連れてくることを考えるなら、まず、自国の女性や高齢者が働きやすい環境整備を進めるべきと思います。

異なる道を歩む日韓

鈴置:たぶん、多くの日本人も大泉さんのように考えるでしょう。人口問題に関しても日本と韓国は異なる道を歩むのだろうなと思います。

 
韓国人は生き残るためには中国に従う覚悟を固めた
。すると移民問題に関しても「どのみち中国の属国状態に戻るのだから、中国人にどんどん来て貰い経済の衰退を防ごう、あるいは経済規模を拡大しよう」という空気になるわけです。

 一方、日本人。中国の支配下で生きたことのない人たちですから「中国に従う」ことは到底受け入れられない。日本の国体を揺さぶりかねない大量の中国人の受け入れには、どこかで歯止めをかけるでしょう。そのために「オーナス」の負担が少々大きくなったとしても。


 日本は衰退する国、中国は勃興している国と判断した韓国は、その歴史上のDNAもあり、人口オーナスの解決策を、中国の属国に戻ることに求めるというのです。
 「どのみち中国の属国状態に戻るのだから、中国人にどんどん来て貰い経済の衰退を防ごう、あるいは経済規模を拡大しよう」という空気になるのだと。
 
 国民の中に反米機運が根強く存在することも、中国の属国だった歴史のDNAが影響しているのかもしれません。
 中国の尖閣・竹島の領有に関する共闘の呼びかけは、日米韓の連携崩し、中国包囲網崩しであるにもかかわらず、国連で共闘したのも、衰退する日本より中国によりかかりたい気持ちの顕れでした。

 日本の数々の援助で苦境を乗り越えてきた韓国経済ですが、成長の甲斐あって国債評価が高まるなどして、ウォン安政策が破綻しウォン高に転じました。国策で財閥企業を支援してきましたが、この経済モデルが破綻しかねない危機を迎えたのです。
 一転して、対日姿勢を軟化させてきた韓国ですが、仏の顔もなんとやら。脅したり騙せる媚韓民主党の時代は終わりを告げています。

 「河野発言は証拠がない」と唱える、安倍政権が誕生します。
 韓国の新政権が、未来志向の、すねかじり頼りではなく、脱中国属国政権であることを願っていますが...。
 
人口オーナス克服を、どちらがどのような方法で達成できるのか、出来ずに衰退するのか、注目が必要です。


 # 冒頭の画像は、朴槿恵大統領候補




  この花の名前は、ドクダミ


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竹島は日韓どちらのものか



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