遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

宮沢元総理が、小泉総理批判

2005-11-20 21:56:16 | my notice
 宮沢元総理が、TBSの番組で小泉総理の外交姿勢を批判したのだそうです。
 他局の番組でちらりと見かけて、ググってみたらTBSへのリンクで『宮沢氏、小泉首相の外交姿勢を批判 宮沢元総理大臣はTBSの番組の収録で「アジアと付き合うのにアメリカを通して付き合う必要はない」と述べて、小泉総理の外交姿勢を批判しました。』などはあるのですが、既にTBSの頁は消されて見ることが出来なくなっていました。

 
 @nifty:NEWS@nifty:宮沢氏、小泉首相の外交姿勢を批判(TBS)
  「(アメリカが)日本の安全にとって一番大事だということ。そのこと自身が小泉さんの言われる通り間違いがない。だからと言って、東南アジアなりアジアの国と付き合うときもアメリカとの関係をいろいろ考えたり、それを通して付き合うということはいらなことではないかなと」(宮沢喜一・元首相)

 小泉総理が、京都での記者会見で「日米関係が緊密であれば中国などとも良好な関係を築ける」と発言した事への批判なのだそうです。

 軍備拡張が著しい中国に対し、米国との同盟無くして独立を維持することが困難となっている今日の状況を踏まえての宮沢元総理の発言と理解します。
 その、今日の状況を理解してもなを、自国の位置するアジアの国々と接するのに、米国を通したり、米国におんぶにだっこでおつきあいすることは、独立国の日本とは言えなくなってしまいます。
 最近、中・韓に媚びようとしているのか、単にポスト小泉の道具として唱えているのか、「国立追悼施設を考える会」と語って徒党を組もうとしている、福田、山崎、加藤といった輩とは異なる主張に聞こえます。
 ZAKZAK;福田が小泉に反旗“冷遇”山拓、加藤らぞくぞく結集

 ブッシュ大統領も今回の各国訪問の大本命でトリとして訪問している中国ですが、日本で牽制発言があったわりには、いまのところこれといった発言や声明が聞こえてきません。中国側では、いろいろあるけど米中関係は進歩しているし、世界にとって両国の親善が必要とかなんとか言って牽制しつつ、自国の主張はしっかり主張している様子です。
 米国に頼ったり、米国を通しての日本のおつきあいどころか、米国自身もきゅうきゅう...。
 
米中首脳会談記者会見:台湾と人民元、貿易問題など 2005/11/20(日) 15:47:01 [中国情報局]
 中国新聞社の報道では、胡・主席がブッシュ大統領に対して、中国政府と人民は台湾地域の平和的安定を全力で維持、最大限の誠意と努力を持って国の平和的統一を図ってきており、決して「台湾独立」は容認しないことを改めて申し述べたことを伝えている。

 温首相:米大統領と会談、「見解不一致を妥当に処理」 2005/11/20(日) 18:03:02 [中国情報局]
  温・首相は、「両国の見解の不一致を妥当に処理するには、互いに尊重し、平等に話し合いを行わなければならない。そうすれば、すべての問題は解決できる」とした。

  この報道では、貿易不均衡や人民元問題、民主化や人権問題など見解の対立について直接的には触れられていないものの、そうした問題が存在することをほのめかした上で、総じて米中間の友好関係をアピールする内容となっている。


  

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