久間防衛相は、日米安全保障協議委員会(2プラス2)出席のため訪米するのですが、2プラス2に先立つ30日にゲーツ国防長官と会談する際に、次期主力戦闘機(FX)の筆頭候補と考えられるF22Aラブターの機種情報の提供を要請するのだそうです。
2プラス2の開催がこの時期までずれ込んだのは、大統領のイラク開戦判断を批判した久間さんの発言が影響したとされ、久間さんは今回の訪米の機に米国の不信感を払拭し、溝を埋めたいと訴えているそうです。(4/21 日経朝刊)
F-Xの候補として挙げられているのは、F-22Aラブター(アメリカ)、ラファール(フランス)、F/A-18E/F(アメリカ)、ユーロアァイター(ヨーロッパ)、F-15FX(アメリカ、日本向け仕様として開発中)、F-35(アメリカ・イギリスなどによる共同開発)の6機種ですが、F-22と、F-15Xに絞られてきているとされ、周辺国の配備機種との差別化の為には、F-22が最も有効と考えられています。
F-X (航空自衛隊) - Wikipedia
F22、15FXの二段構え 47NEWS
米国の次期主力戦闘機となるF-35の開発が遅れていること、高度な最新技術を多く搭載していることなどから輸出を禁じているF-22を、イージス艦情報の漏洩をしたりしてセキュリィティ管理体制を問われる組織の、大統領の批判をするトップが情報開示を要請して、果たして米国議会での法改正が可能となるのでしょうか?
コストと生産量のいたちごっこで当初の予定量を生産出来ていないF-22を、日・豪にも配備することで生産量を伸ばしコストパフォーマンスを上げたい国防省などと、久間さんと同じ大統領批判をする民主党主流議会の攻防になります。
久間さんは、人気回復のおみやげに、MDシステムの繰り上げ実施話も持っていきますが 、国内ではF-15の倍近い250億円/機のF-22導入と、8千億円から1兆円かかるMDシステムの両方は避けるべきとの声も在るそうです。
F-22の性能が、中露が配備しているF-15同等機を遙かに上回ることが明らかになれば、豪などと共に導入することで、東アジアの軍事バランスで大きな抑止力をもつこととなり、国防と平和維持には大きな力を発揮します。(強い刺激を与えることとはなりますが、中露は着々と覇権拡大の手をすすめているのですから、牽制する手が必用な時なのです。)
2プラス2は、外務大臣も参加するものですし、直前には安倍総理も訪米します。
我が国の防衛と、東アジアの平和にとって大事なことですので、久間さん任せではなく、外務省、安倍総理あげてF-22導入に向けた法改正を、米国議会に働きかけてきて欲しいものです。
参院沖縄選挙区・補欠選挙での島尻安伊子氏当選は、おめでとうございました。
宜野湾市長選挙は、現職の伊波洋一氏(55)が新人の外間伸儀氏(59)を破り、再選を決めたそうです...。
# 冒頭の写真は、F-4J改迎撃戦闘機
↓ よろしかったら、お願いします。
2プラス2の開催がこの時期までずれ込んだのは、大統領のイラク開戦判断を批判した久間さんの発言が影響したとされ、久間さんは今回の訪米の機に米国の不信感を払拭し、溝を埋めたいと訴えているそうです。(4/21 日経朝刊)
F22購入 米議会の判断焦点 (4/21 日経朝刊)
<前略>
軸になるF22は米軍が沖縄・嘉手名基地に 2月から暫定配備中。ライト在日米軍司令官が「最も優れた能力を持つ機種」と紹介したこともあり、米政府も本音ではF22を売り込みたがっているとの見方がある。ただ、敵のレーダーに捕捉されにくい高度のステルス性を持ち、超高速での機動性も高いF22は米国内法が輸出を禁じている。
米政府が議会に働きかけても、簡単に法改正が実現するとは限らない。改正されても情報提供が遅れれば来年夏という日本の選定時期に間に合うかどうか微妙だ。
F22を製造するロッキード・マーチンと販売代理店契約を結んでいるのは三菱商事。対するF18などボーイング製の候補機の代理店権を取得したのは伊藤忠商事や双日、欧州のユーロファイターの代理店は住友商事で、商社間の売り込み合戦も動向を左右する。
現在の主力機F15は三菱重工業がライセンス生産している。FXでも同様な方式をとるかどうかも防衛産業大手の利害に絡む。選定作業はなお曲折がありそうだ。
<前略>
軸になるF22は米軍が沖縄・嘉手名基地に 2月から暫定配備中。ライト在日米軍司令官が「最も優れた能力を持つ機種」と紹介したこともあり、米政府も本音ではF22を売り込みたがっているとの見方がある。ただ、敵のレーダーに捕捉されにくい高度のステルス性を持ち、超高速での機動性も高いF22は米国内法が輸出を禁じている。
米政府が議会に働きかけても、簡単に法改正が実現するとは限らない。改正されても情報提供が遅れれば来年夏という日本の選定時期に間に合うかどうか微妙だ。
F22を製造するロッキード・マーチンと販売代理店契約を結んでいるのは三菱商事。対するF18などボーイング製の候補機の代理店権を取得したのは伊藤忠商事や双日、欧州のユーロファイターの代理店は住友商事で、商社間の売り込み合戦も動向を左右する。
現在の主力機F15は三菱重工業がライセンス生産している。FXでも同様な方式をとるかどうかも防衛産業大手の利害に絡む。選定作業はなお曲折がありそうだ。
F-Xの候補として挙げられているのは、F-22Aラブター(アメリカ)、ラファール(フランス)、F/A-18E/F(アメリカ)、ユーロアァイター(ヨーロッパ)、F-15FX(アメリカ、日本向け仕様として開発中)、F-35(アメリカ・イギリスなどによる共同開発)の6機種ですが、F-22と、F-15Xに絞られてきているとされ、周辺国の配備機種との差別化の為には、F-22が最も有効と考えられています。
F-X (航空自衛隊) - Wikipedia
F22、15FXの二段構え 47NEWS
米国の次期主力戦闘機となるF-35の開発が遅れていること、高度な最新技術を多く搭載していることなどから輸出を禁じているF-22を、イージス艦情報の漏洩をしたりしてセキュリィティ管理体制を問われる組織の、大統領の批判をするトップが情報開示を要請して、果たして米国議会での法改正が可能となるのでしょうか?
コストと生産量のいたちごっこで当初の予定量を生産出来ていないF-22を、日・豪にも配備することで生産量を伸ばしコストパフォーマンスを上げたい国防省などと、久間さんと同じ大統領批判をする民主党主流議会の攻防になります。
久間さんは、人気回復のおみやげに、MDシステムの繰り上げ実施話も持っていきますが 、国内ではF-15の倍近い250億円/機のF-22導入と、8千億円から1兆円かかるMDシステムの両方は避けるべきとの声も在るそうです。
F-22の性能が、中露が配備しているF-15同等機を遙かに上回ることが明らかになれば、豪などと共に導入することで、東アジアの軍事バランスで大きな抑止力をもつこととなり、国防と平和維持には大きな力を発揮します。(強い刺激を与えることとはなりますが、中露は着々と覇権拡大の手をすすめているのですから、牽制する手が必用な時なのです。)
2プラス2は、外務大臣も参加するものですし、直前には安倍総理も訪米します。
我が国の防衛と、東アジアの平和にとって大事なことですので、久間さん任せではなく、外務省、安倍総理あげてF-22導入に向けた法改正を、米国議会に働きかけてきて欲しいものです。
参院沖縄選挙区・補欠選挙での島尻安伊子氏当選は、おめでとうございました。
宜野湾市長選挙は、現職の伊波洋一氏(55)が新人の外間伸儀氏(59)を破り、再選を決めたそうです...。
# 冒頭の写真は、F-4J改迎撃戦闘機
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イージスの情報流出させるアホ自衛官がおるし
F-22を22機作り終わってからはもう生産を中止してると聞いてますからね・・日本も日本でステルス機を作ればいいのでは?
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/e0011938_16494167[1].jpg
といった惨憺たる虐殺死体と化した
一方、救助に奔走したのは米国のみであった