遊爺雑記帳

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ウクライナ戦争は戦争末期へ、ロシア軍の肉弾戦がいよいよ限界に 当初の最小損失・最大戦果が、今や最大損失・最小戦果へと激変

2025-01-11 23:58:06 | ウクライナ全般
 ウクライナへの侵攻当初の攻撃実績などから見れば、当初ロシアはウクライナ全土の占領、あるいはキーウ政権を倒すという軍事目標を立てて攻撃していた。
 その時の兵士の損失は、現段階よりもはるかに少なかった。
 ロシア軍は今、わずかな軍事目標達成のために、これまでにない最大の損失を出し続けている。
 侵攻当初の損失は月に5000人ほどであったのだが、ドネツク地域での「肉挽き攻撃」では、月に4から4.5万人の損失を出している。
 実に9倍であると、軍事アナリストの西村氏。
 
ウクライナ戦争は戦争末期へ、ロシア軍の肉弾戦がいよいよ限界に 当初の最小損失・最大戦果が、今や最大損失・最小戦果へと激変 | JBpress (ジェイビープレス)

当初の最小損失・最大戦果が、今や最大損失・最小戦果へと激変 2025.1.9(木) 西村 金一

■1.ロシア軍の奇妙でちぐはぐな攻撃

 
ロシア軍は今、わずかな軍事目標達成のために、これまでにない最大の損失を出し続けている

 
ウクライナへの侵攻当初の攻撃実績などから見れば、当初ロシアはウクライナ全土の占領、あるいはキーウ政権を倒すという軍事目標を立てて攻撃していた

 
その時の兵士の損失は、現段階よりもはるかに少なかった

 侵攻当初のことを今思い返せば、
ロシア軍としては壮大な地域範囲を攻撃し、「大きな損失が出た」と判断し、当初の作戦を変更し縮小したのだろうと思う

 
だが、現在の損失と比べると、損失は最も少なかったのである

 侵攻当初の損失は月に5000人ほどであったのだが、ドネツク地域での「肉挽き攻撃」では、月に4から4.5万人の損失を出している。

 
実に9倍である

■2.奇妙でちぐはぐな攻撃の実態

 
ロシア軍の軍事目標やその構想は当初は大きかったが、現在は小さく局地的なものになっている

 軍事目標と損失の関係を見ると、一般的に考えて目標や構想が大きければ損失は大きくなり、小さくなれば損失も小さくなる場合が多い。

 ところが、
ロシアはウクライナの全域を攻撃しているときに損失が最も小さく、現段階でドンバスの狭い範囲を攻撃している時に最大の損失を出しているのである。

 
ロシア軍の実態は一般の状況とは逆の状態であり、あまりにも極端だ

 このことから、
ロシア軍の現段階での攻勢は、費用対効果が逆転している奇妙な攻撃なのである

 この
ロシア軍の攻撃の実態を解明するために、約3年間の戦いを参考にして、まずロシア軍の目標と攻撃構想を侵攻当初から現在まで、特徴がある4つの段階に区分する

 そして、それらがどのように変化してきたのか、またそれぞれの段階での損失の増減との関連について分析する。

 その結果、
ロシア軍のこの奇妙な作戦の実態と、ロシアが受けている痛み、どれほど無駄な戦いを実行しているのかを明らかにしたい

■3.第1段階:ウクライナ全域占領案

 
第1段階は、侵攻当初、ロシアと接するウクライナ全域に対しての攻勢で、戦線を縮小するまでの1か月の期間である。

 
ロシア軍は侵攻当初、ウクライナと接するすべての地域から攻勢をかけ、ウクライナ全域を占領しようとする軍事目標と攻撃構想を立案していたと考えられる

 このためロシア軍は、キーウ正面は空挺・ヘリボーン作戦を併用してキーウを北と東側から包囲するように攻撃。

 北部正面はハルキウを占拠する攻撃、東部正面はドネツクとルハンシク州全域を占拠する攻撃。

 南部はザポリージャ州とヘルソン州を占拠する攻撃、オデーサを占拠して黒海に面する南部の港を占拠するための攻撃をした。

 
その後、首都キーウ、ドニプロ川東部域、港湾都市オデーサを占領したのち、ウクライナの西部国境まで進撃する計画があったものと考える

 このロシアの案は、100%目標達成した場合である。

 
ロシア軍のこの構想の背景には、①ロシア軍が大きな損失を受けずに2014年クリミア半島やドンバス地域の占拠を達成できたこと、②その後、ウクライナの防御準備が十分にできていないという判断があったのだろう

 ロシア軍兵の損失は、約1.5万人であった。

 
ウクライナとロシアの国境線のすべてから広範囲に攻撃したことから、大きな損失が出ても不思議ではない。

 だが、意外にもその損失は現在の戦闘結果と比べ最も少なかった


■4.第2段階:ドニプロ川中流域東部から黒海に面する領域の占領案

 
第2段階は、侵攻1か月後から同年の12月までの期間である。

 ロシア軍は
侵攻1か月で、作戦の齟齬、兵站支援の困難性、空挺作戦等の失敗から首都キーウ攻略を諦め、キーウ攻略の部隊を東部や南部に転用した。

 
具体的には、ハルキウを含むドニプロ川東部やザポリージャ州やヘルソン州、オデーサを含む南部領域に攻勢をかける案に変更した

 この構想は、ロシアが黒海沿岸部すべてを占拠して、
ウクライナに黒海からの進出を途絶させ、ウクライナを内陸国に閉じ込め、ウクライナ第2の都市を占拠するものであった

 ロシアとしては、戦線を縮小して東部南部に戦略を集中し、その地域の攻撃進展を図ってこの領域を占拠すれば、目標を十分に達成できると考えたのだろう。

 
現実には、オデーサやドニプロ川東部域の占拠を除き、概ね達成できつつあった

 
この段階でも、ロシア軍は、広大な地域において戦ったのだが、比較的損失は少なかった
 
 
その後、ロシア軍はウクライナ軍から攻撃を受け、ハルキウやへルソンから撤退したのだが、その損失は0.5万~1.5万人であり、この戦争の期間では、最も少なかった

■5.第3段階:北部・東部に戦力集中、攻勢範囲も限定

 
第3段階は、2023年の1月から5月までと、同年の10月から2024年の4月までである。

 
ロシア軍は、ウクライナ軍の北部・東部の拠点陣地(要塞)を突破して占拠し、その後、ウクライナ軍の混乱に乗じてハルキウやドニプロ川まで突進する構想を立案していたのであろう

 
ロシア軍は、この構想を実現させるために、「肉挽き攻撃」と呼ばれるほどの兵士の犠牲を厭わない攻撃を続行した。

 
現に、大きな犠牲を払って拠点陣地を突破して占拠するという成功を果たしたのである。

 
このとき、ロシア軍のバフムト攻撃とアウディウカ攻撃の間に、ウクライナ軍の反転攻勢があった

 
ロシア軍は、バフムト攻撃とウクライナの反転攻勢を挟んで、アウディウカの拠点陣地に「肉挽き攻撃」と呼ばれる攻撃を行い、人海戦術で次から次への波状攻撃を行った

 反転攻勢を受けて防勢作戦を行った時は、損失が比較的少なかった。

 だが、
肉挽き攻撃を実施した時には、1か月間に2.3万~3万人の損失を出した

 
現段階よりも少ない損失だが、第1・2段階よりもはるかに多い

 
とはいえ、ロシア軍兵士の犠牲によりバフムトやアウディウカの要衝を占拠することができた

 
この時期、ロシア軍はこの勢いでウクライナ軍の防御陣地を突破して、引き続き戦果拡張を行い、ドニプロ川まで突き進む攻撃構想を持った可能性がある

 
だが、約20万人という大きな損失を出したものの、結果的にドニプロ川どころかドネツク州の境界までも進出することはできなかった

■6.第4段階:ドネツク州全域の完全制圧へ

 
第4段階(現段階)は、2024年5月から同年12月までの期間である。

 
ロシア軍は、ウクライナのルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州で攻勢し、主力はドネツク州全域を占領するように主に2つの方向から攻撃するという構想を立案し、実行している。

 この攻撃は、
ドニプロ川の線まで突進するものではなく、ドネツク州の境界線までを占拠する程度の攻撃衝力でしかない

 
この間、ロシアはウクライナ軍にロシア国境での配備の弱点を突かれクルスク州に進攻された

 そして、
ロシア軍はこのクルスク州の奪還を目指しているが、3か月が経過しているものの奪還できてはいない

 これまで攻撃していなかったハルキウ付近の国境から攻撃を開始するとともに、ロシア軍の主力をドネツク正面に集中して攻撃を継続した。

 
一方向からの攻撃は進み、ドネツクの境界まで接近しつつある

 
だが、ドネツク正面の他の方向からの攻撃は進展せずドネツク境界までの到達を短期間に達成することは、これまでの戦況の推移から見て極めて難しい

 
2024年10月初め、ウクライナ軍はロシアの国境を突破して、クルスク州に進攻した

 ロシアのウラジーミル・
プーチン大統領は、早期に奪還すると発言していたが、奪還期間は次々と先延ばしになり、現段階では1月20日までと言うのだが、達成の可能性はほとんどない

 早くても
今後数か月以内には、奪還できないであろう

 この段階の攻撃構想は、最も狭い範囲に設定されているようだ。

 
現段階では、ロシア軍はドネツク州の境界までが精一杯で、今後の戦果の拡張を考慮に入れても、ウクライナに兵器・弾薬の供給が行われればドニプロ川まで行ける可能性はない

 そして、
この期間の損失は、1か月間で3.5万~4.7万人である。

 2024年5~12月までで、32万人の損失を出している。
1から4段階までを比較した場合、最も多いレベルである。

■7.現段階:最大規模の損失で攻撃衝力が減少

 
現段階(第4段階)では最も狭い範囲(冒頭の図 ドネツク州全域を制圧する攻撃構想)内での作戦目標への攻撃にもかかわらず、最大の損失を出している

 
たとえこの地域を突破できたとしても、最大でドネツク州の境界までが到達可能範囲だ

 この場合、ウクライナ軍が次から次へと防御陣地を構築していることや現状の戦況の推移から、
ロシア軍は大きな突破の成果を得られずに、多大な損失を出し続けることになる

 つまり、
このままの戦い方を実施していくと大きな戦果はなく、1か月に3.5万~5万人の損失が、12か月間実施すれば、40万~60万人の損失が出るということだ

 このことは、
プーチン政権内部も不合理で無謀だと考えるだろう

 少なくとも第2段階や第3段階での作戦目標や構想が達成できるのであれば、犠牲が出ても耐えられるだろうが、
小さな成果でこのまま戦い続けるのは、誰が見ても合理的でないことが分かる。

■8.最小の目標達成努力は痛みと無駄だらけ

 ロシアがこれから達成できる可能性があるのは、ドネツク州の境界まで進出することである。

 
現在の段階でのロシア地上軍の攻勢は、軍事的合理性に問題がある(最大の損失で最小の利益)

 
ロシア国防相は2024年の12月16日、「ロシア軍は2024年だけで4500平方キロ(京都府の大きさに匹敵)の地積を制圧した。そして、2025年には特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)で勝利を確実にする」と主張した。

 その制圧地積は正しいだろうが、
一方で10月にはウクライナ軍にクルスク進攻を受けまだ奪還できていない

 
しかも、2024年1年間で兵士43万人の死傷者を出している

 
ロシア国内を見れば、国内の石油関連インフラや軍事産業施設がウクライナの無人機や巡航ミサイルによる攻撃を受け破壊され、国内の経済活動と国民生活(暖房・電気)に重大な影響が出ている

 しかも、米欧日からの経済・金融制裁も受け続けている。

 軍事作戦目標の観点からは、大きな作戦目標を達成しようとしたときに、少ない損失であったにもかかわらず、軍事作戦上の問題から目標達成を途中であきらめた。

 
現段階では、ロシアという巨大な国家が、最も小さい軍事目標達成のために多大な損失を出している。この努力は無意味である

 
現在の戦争を継続すると、ロシア国内の痛みはますます大きくなっていく

 そして、
戦争継続の意味は薄まり、ロシア政権内部に不満が高まることになる

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西村 金一(にしむら・きんいち)のプロフィール
 1952年生まれ。法政大学卒業、第1空挺団、幹部学校指揮幕僚課程(CGS)修了、防衛省・統合幕僚監部・情報本部等の情報分析官、防衛研究所研究員、第12師団第2部長、幹部学校戦略教官室副室長等として勤務した。定年後、三菱総合研究所専門研究員、2012年から軍事・情報戦略研究所長(軍事アナリスト)として独立。

 ロシア軍の軍事目標やその構想は当初は大きかったが、現在は小さく局地的なものになっていると、西村氏。

 ロシアはウクライナの全域を攻撃しているときに損失が最も小さく、現段階でドンバスの狭い範囲を攻撃している時に最大の損失を出しているのである。
 ロシア軍の実態は一般の状況とは逆の状態であり、あまりにも極端だ。

 このことから、ロシア軍の現段階での攻勢は、費用対効果が逆転している奇妙な攻撃なのであると。

 ロシア軍の攻撃の実態を解明するために、ロシア軍の目標と攻撃構想を侵攻当初から現在まで、特徴がある4つの段階に区分すると、西村氏。

 第1段階は、侵攻当初、ロシアと接するウクライナ全域に対しての攻勢で、戦線を縮小するまでの1か月の期間である。

 ロシア軍は侵攻当初、ウクライナと接するすべての地域から攻勢をかけ、ウクライナ全域を占領しようとする軍事目標と攻撃構想を立案していたと考えられると。

 その後、首都キーウ、ドニプロ川東部域、港湾都市オデーサを占領したのち、ウクライナの西部国境まで進撃する計画があったものと考えると、西村氏。

 ロシア軍のこの構想の背景には、①ロシア軍が大きな損失を受けずに2014年クリミア半島やドンバス地域の占拠を達成できたこと、②その後、ウクライナの防御準備が十分にできていないという判断があったのだろうとも。

 ロシア軍兵の損失は、ウクライナとロシアの国境線のすべてから広範囲に攻撃したことから、大きな損失が出ても不思議ではない。
 だが、意外にもその損失は現在の戦闘結果と比べ最も少なかったと、西村氏。

 第2段階は、侵攻1か月後から同年の12月までの期間。

 ロシア軍は侵攻1か月で、作戦の齟齬、兵站支援の困難性、空挺作戦等の失敗から首都キーウ攻略を諦め、キーウ攻略の部隊を東部や南部に転用した。

 具体的には、ハルキウを含むドニプロ川東部やザポリージャ州やヘルソン州、オデーサを含む南部領域に攻勢をかける案に変更。

 第3段階は、2023年の1月から5月までと、同年の10月から2024年の4月まで。
 ロシア軍は、ウクライナ軍の北部・東部の拠点陣地(要塞)を突破して占拠し、その後、ウクライナ軍の混乱に乗じてハルキウやドニプロ川まで突進する構想を立案。
 ロシア軍は、ウクライナ軍の北部・東部の拠点陣地(要塞)を突破して占拠し、その後、ウクライナ軍の混乱に乗じてハルキウやドニプロ川まで突進する構想を立案。

 「肉挽き攻撃」と呼ばれるほどの兵士の犠牲を厭わない攻撃を続行。
 だが、約20万人という大きな損失を出したものの、結果的にドニプロ川どころかドネツク州の境界までも進出することはできなかった。

 第4段階(現段階)は、2024年5月から同年12月までの期間。

 ロシア軍は、ウクライナのルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州で攻勢し、主力はドネツク州全域を占領するように主に2つの方向から攻撃するという構想を立案し、実行している。

 ドニプロ川の線まで突進するものではなく、ドネツク州の境界線までを占拠する程度の攻撃衝力でしかない。

 この間、ロシアはウクライナ軍にロシア国境での配備の弱点を突かれクルスク州に進攻された。
 そして、ロシア軍はこのクルスク州の奪還を目指しているが、3か月が経過しているものの奪還できてはいない。

 2024年10月初め、ウクライナ軍はロシアの国境を突破して、クルスク州に進攻した。
 プーチン大統領は、早期に奪還すると発言していたが、奪還期間は次々と先延ばしになり、現段階では1月20日までと言うのだが、達成の可能性はほとんどない。
 早くても今後数か月以内には、奪還できないであろうと、西村氏。

 現段階では、ロシア軍はドネツク州の境界までが精一杯で、ウクライナに兵器・弾薬の供給が行われればドニプロ川まで行ける可能性はない。

 そして、この期間の損失は、1か月間で3.5万~4.7万人。

 2024年5~12月までで、32万人の損失を出している。1から4段階までを比較した場合、最も多いレベルであると、西村氏。

 現段階(第4段階)では、最も狭い範囲(冒頭の図 ドネツク州全域を制圧する攻撃構想)内での作戦目標への攻撃にもかかわらず、最大の損失を出している。

 たとえこの地域を突破できたとしても、最大でドネツク州の境界までが到達可能範囲だ。

 ロシア軍は大きな突破の成果を得られずに、多大な損失を出し続けることになる。
 つまり、このままの戦い方を実施していくと大きな戦果はなく、1か月に3.5万~5万人の損失が、12か月間実施すれば、40万~60万人の損失が出るということだ。

 このことは、プーチン政権内部も不合理で無謀だと考えるだろうと、西村氏。

 小さな成果でこのまま戦い続けるのは、誰が見ても合理的でないことが分かるとも。

 現在の段階でのロシア地上軍の攻勢は、軍事的合理性に問題がある(最大の損失で最小の利益)。

 ロシア国防相は2024年の12月16日、「2025年には特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)で勝利を確実にする」と主張。
 一方で10月にはウクライナ軍にクルスク進攻を受けまだ奪還できていない。

 しかも、2024年1年間で兵士43万人の死傷者を出している。

 ロシア国内を見れば、国内の石油関連インフラや軍事産業施設がウクライナの無人機や巡航ミサイルによる攻撃を受け破壊され、国内の経済活動と国民生活(暖房・電気)に重大な影響が出ている。

 現段階では、ロシアという巨大な国家が、最も小さい軍事目標達成のために多大な損失を出している。この努力は無意味である。

 現在の戦争を継続すると、ロシア国内の痛みはますます大きくなっていく。
 そして、戦争継続の意味は薄まり、ロシア政権内部に不満が高まることになると、西村氏。

 トランプ次期大統領は 7日の記者会見で、ロシアによるウクライナ侵略の停戦を早期に実現できるとの従来の楽観的な見方を封印した。ロシアの強硬姿勢が影響した可能性がある。20日の大統領就任を前に、現実路線に軌道修正したとの見方が出ていると、読売新聞。
 トランプ氏がウクライナ停戦への「強気」封印、ロシアの強硬姿勢が影響か…責任の矛先をバイデン政権に  : 読売新聞

 停戦への出口は未だ遠い。


 # 冒頭の図は、ドネツク州全域を制圧する攻撃構想(推測)



  この花の名前は、オキザリス・ヴェルシコロール


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