経営破綻して再建中のJALは乗客にとっても厳しい物があります。
私が乗った機の乗務員達は精一杯サービスに努めてくれていましたが、食事の質は思いなしか落ちたように思えるし、エコノミー客には新聞も雑誌も提供されなくなっていました。
ワインなどの飲み物類は以前と変わっていないようだしお代わりにも応じてくれていますが、おつまみは配布しなくなっていました。手荷物の重量チェックも厳しくなり、基準値を超過した分については高額な超過料金が課されるようになりました。
超過料金は正規運賃で計算して乗客の平均体重を50kgとして計算するようですから仮に10kgの超過重量だとすると正規運賃の20%の超過料金を支払わなければならないことになります。この金額は多分安売り航空券の値段より高くなると思います。
経営再建が至上命令だとしても余り厳しい対応が続くとJALから他の航空会社に乗り換える人が増えるのではないかと心配になります。

