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ハンギングツリーも見ている景色 (鉛筆デッサン) 北イタリア・ボッサーノ
見たところ平和で穏やかな風景ですが、第二次世界大戦末期にはここでおぞましい出来事が起こりました。
ムッソリーニ帝国政府が解体した後も北イタリアではムッソリーニの残党とナチスがこの一帯を支配していました。
北イタリアのレジスタンスはナチスやムッソリーニの残党に激しい戦いを挑んだのです。
その結果、ナチスに捕らえられたレジスタンスの人たちはこの木に首を括られてぶら下げられたのです。
それからもう半世紀以上の年月が経過しています。
ハンギングツリーは大きく育ちました。
そして今も変わらぬこの風景を眺め続けているのです。
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