![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0a/ae6f2deef96d90fd3127c24a85b8c8fd.jpg)
この家は、屋根の片側が崩れてしまっているし、
差し掛けのトタン屋根もさびて朽ち果てる寸前です。
それを修復するには新しく建てるより高くつくでしょうから、
持ち主の方も思案投げ首、という所だろう?
なんて考えながら描いていました。
こちら側の屋根は少しも傷んだ様子はありませんから、
柱や梁には頑丈な部材が使われているのでしょう。
建てるときにはかなりの費用をかけて良い建物を作ったのだと思います。
昔の建物は瓦も厚く作ってあり、瓦の下には土壁が厚く塗られていますから、
その重量はとてつもなく重いのです。
それでも長い年月の間に浸みこんだ雨水などで木材が腐ったりして強度が落ちてしまうのです。
そんな折に地震でもあると、辛うじて支えてきたバランスが限界を超えてしまい
崩壊へと進むのでしょう。
この建物は、後日所在を確認ん行ったら、姿を消していました。
寂しい想いで地図上に場所をプロットしました。
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