絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

パリの地下鉄。

2006-08-19 09:05:10 | Weblog
パリの地下鉄です。この路線は新しい線だから最新の機能を備えています。
ホームには柵があってホームから線路に転落する事故を防いでいます、柵にはドアが付いていて、電車が到着して停車すると開きます。
地上に出るにはエスカレーターとエレベーターが完備しています。
駅の照明とかホームの壁の装飾も駅毎に工夫が凝らしてあって退屈しません。
ドアは勿論自動で開閉します。
古い線で古い電車に行き当たると、ドアの開閉は降りたい、あるいは乗りたい人がレバーを操作しないと開いて呉れません。(締まるのは自動ですが)
北海道のローカル線では今もありますよね?車内温度を保つには有効な装置です。

パリの地下鉄は1~14番の番号が路線に割り当てられています。
セーヌ線とかモンマルトル線とかと言う名前はありません。
電車の先頭車両には日本のバスみたいに行き先駅名が書かれています。
車内にも案内板があって、乗換駅とかも分かり易いです。
東京の地下鉄も最近路線の頭文字と駅名がナンバーを併記するようになったから便利になりました。
これはソウルの地下鉄のお知恵を拝借したもののようですが、良いものを真似るのは見栄を張らずに採用するべきですよね。
パリも真似してくれたらもっと分かり易くなるのに、、、、




ミッシェルのお友達

2006-08-18 19:51:02 | Weblog
ミッシェルとキャンベル公園を散歩していたら、久しぶりにAさんに会えた。
4ヶ月の赤ちゃんを連れている。前にあった時はお兄ちゃんが一緒だったから、この子とミッシェル(私も)は初対面。
ご出産とかで暫く来られなかったのだろう。
ミッシェルはお母さんのことを憶えていて、しきりにスリスリして親愛の情を示している。
赤ちゃんは愛嬌の良い子で私にもしきりに笑いかけてくれる。
ミッシェルはお母さんにスリスリ、私は赤ちゃんを抱っこさせて貰って、ニコニコ。
今日の公園は風もあって蚊の来襲もなく楽しいひとときでした。

カフェにて・・・

2006-08-18 09:05:56 | Weblog
ほっつき歩きに疲れて、オルセーの裏手にあるカフェにはいる。
カウンターにいなせな感じの男が居た。足下には彼の愛犬。
犬が私の方を見て、目が合った。遊んで欲しいらしい。
私は犬語もフランス語も知らないから、日本語で犬に話しかけ、頭や喉をを撫でてやったりしてやった。
男は柔和な目つきで私に「あんたも犬を飼っているのか?犬種はなにであるか?」とか話しかけてきた。
勿論犬語やフランス語ではなく私にも理解できる英語で、である。
フランスで出会う犬たちは皆、行儀が良い。
狩猟民族であった彼等は犬は仲間ではあるが対等ではないと考えているから、ケジメがきちんとしている。
日本のおばさま族のようにべたべたした可愛がり方はしないから、犬の方も分を心得て居て、飼い主をボスと認識していて、やたらに吠えたり駄々をこねたりはしない。
・・・で有るから、レストランでも空港ロビーでも「犬お断り」なんて事には成らないのだ。
近頃の日本人は、犬の飼い方どころか、子供の育て方も分からない輩が多いからね。
ファッションだけではなく、こうゆう事も学んで欲しいものです。







オーベル・シュル・オワーズ

2006-08-17 11:53:05 | Weblog
私がパリに行くと必ず訪れる街がオーベル・シュル・オワーズです。
この町はゴッホ終焉の地で、麦畑を不気味に乱舞する鴉の絵とか、教会の絵とか、この町を描いた多くの作品をゴッホは残しています。
彼がオーベルに居た期間と描いた絵の数は、ほぼ同数で、毎日一枚の絵を描いていた計算になります。それもかなり大きいサイズの絵をですから、その事でも絵に取り憑かれたゴッホの異常な日常が窺われます。
この町に来て先ず行くのが、ゴッホの墓です。
その後、CAFE du SENTRE でコーヒーを飲み、旧友Patrick BERTHONの家を訪問すというのが恒例のパターンです。

今回も先ずゴッホの墓に詣で、カフェに行ったらなんとお休み。
日曜日だから休んで居るんです。
このカフェのマダムは顔馴染みになっていて、私が行くと、とても喜んでくれて、コーヒー代は取ってくれません。
こんな馴染みの店は日本にも私は持っていませんから、つい寄りたくなります。
お休みで残念でした。
今回の旅では、Patrick BERTHON には訪問のメールも電話もしていなかったから、念のために近くで電話したら不在でした。3連休で出掛けているのかも知れません。
オーベル訪問は、3打数1安打と言うところでした。





天狗さまのお面

2006-08-17 09:12:41 | Weblog
沼田は夏祭りの最中でJR沼田駅前に御神輿と天狗さまのお面が飾ってあった。
お面と言ってもご覧の通りの巨大さだから、人が被ってと言う訳ではなさそうです。
天狗とか赤鬼・青鬼というのは、外国人が船の難破とかで漂着し、岩山に潜んでいるのを、異形の風体から、天狗とか鬼とかと思ったという風悦がありますが、
海岸近くなら考えられるけど、天狗を祀っているのは大抵は山奥ですからね。
漂流した外国人が食料や安全な住みかを求めて山中に居を構えたのでしょうか?
天狗さまと比べなくても鼻ペチャな私は天狗様とは間違えられる心配はないけどね。

熱気球不時着?

2006-08-16 00:23:04 | Weblog
川湯村の道の駅に寄ったら、こんな光景に出くわしました。
てっきり熱気球が不時着したんだと思ったら、なんと離陸準備でした。
こんな狭い場所で良くお役所が許可したものだと思いますが、道の駅の窓口ではしっかりバルーンの搭乗券を発売し、券を握りしめた子供達が搭乗の順番を待っていました。
こんな建物が建て込んだ場所で熱気球を飛ばすなんてかなり危険だと思うのですが、案の定、小一時間見ていましたが、結局熱気球は、バルーンを膨らませたり、又萎ませたりの繰り返しで、空に舞い上がることは有りませんでした。
券を握りしめた子供達はさぞやガッカリしたことでしょうが、親たちはホッとした事でしょう。

秋の気配 Ⅱ

2006-08-15 00:00:22 | Weblog
鷺草が咲き、稲の穂が出てきて、季節は夏から秋への切り替えが進んでいます。
鷺草の白い姿を浮き立たせたくて、夜になってから撮影してみました。
鷺鳥が大空を羽ばたく姿が彷彿させられたら、私の意図は成功ですが、、、

稲穂も顔を出してきました。
5月の初めに田植えされた時にはほっそりした苗で頼り無い感じでしたが、たった3ヶ月で逞しく分蘖し出穂して居ます。

カタバミの花の蜜を吸うシジミ蝶も美しい羽の文様を見せてくれています。
ぺんぺん草なんて言われるカタバミの花も可憐です。






遅咲きの紫陽花

2006-08-14 00:06:40 | Weblog
吉祥寺の境内には紫陽花の木が沢山植わっていて、8月になっているというのに未だ花が生き生きしている。
群馬の北だからかと思ったが、ヤマユリの花は完全に終わっているから、季節が二ケ月も遅れて居ると言うことではないようです。
何故吉祥寺の紫陽花が花持ちが良いのか不思議でした。
真夏の30度を超す気温の中で元気にしている紫陽花は本当に健気です。
それも一種類というのではなく、境内に色々ある紫陽花が全て元気なのですから、御仏のご加護とでも考えて置きましょう。












野仏

2006-08-13 09:35:25 | Weblog
吉祥寺境内に佇む野仏様、二体です。
補助光も使わずにただ正面から写しただけなので、お顔の表情とか写しきれていませんが、名も知れぬ石工が彫った素朴なお顔立ちが、お寺の庭にいっそうの風情を漂わせています。
本殿に祀られた由緒正しき?御仏よりも、親しみが湧いてきます。
無信心な私にも、ほのぼのとした暖かさが伝わってきて、思わず手を合わせたくなります。
静謐・安寧・安らぎ・平和・・・そんな言葉がそぐわしいひとときです。





秋の気配

2006-08-12 10:47:31 | Weblog
前出の色づいたモミジ、トンボ、そしてこの桔梗やオミナエシの花たち・・・ジリジリ照りつける夏の太陽のもとでも、秋がそっと忍び寄って居るんです。
日本のように季節のうつろひが顕著な国は珍しいのではないかな?と思います。
私は外国に行ったとしても短期の旅人だから、その国に居着いていろいろの季節を体験した訳ではないから、確かなことは言えないのですが、とにかく細やかな自然の息吹を感じることは確かです。

豊かな自然・・・どんどん破壊が進んでいる。

美味しい食べ物・・・食糧自給率は低下の一途。

戦争をしないと誓った国・・・なんだかこの頃雲行きが怪しくなってきた。

この大事なものを守るのに自分に何が出来るのだろう?










蜻蛉

2006-08-11 08:23:18 | Weblog
吉祥寺境内で見掛けた蜻蛉です。赤とんぼは越谷でも見掛けますが、黄色と黒の縞模様の蜻蛉はあまり見ない蜻蛉です。
そっと近づいて写しても逃げないカメラ慣れした?蜻蛉でした。
吉祥寺の池には、鯉が沢山泳いでいるから、ヤゴ(トンボの幼虫)はここでは生き抜くことは不可能でしょうから、何処か他の場所で繁殖したものでしょう。
静謐なお寺の境内でも生き物の凄惨な生存競争が繰り広げられているのです。




気の早い紅葉

2006-08-10 00:06:43 | Weblog
吉祥寺の境内のモミジの木に一枝だけ紅葉しているのがありました。
他の枝は未だ真面目に緑の葉で、せっせと炭酸同化作用をして栄養を貯め込んでいるというのに、この一枝だけは、勝手に色気付いて、目立って居ます。
子供の頃、「てのあがるもみじ」と、モミジの葉の突起部分を数えて、8っの突起のある葉を見つけると、手が上がる、つまり字が上手になるとあって、必死に探したものですが、「てのあがるもみ」迄のが大部分でした。モミジの葉の突起は、7っが正常のようです。(8月5日撮影)

お手前

2006-08-09 00:14:00 | Weblog
吉祥寺の内陣に上がって滝を取り入れたお庭を拝見していたら、絽のお召し物を品良く着こなした老婦人が、携帯でメールを打っている所に出くわした。
この方がなんと、お手前を披露して下さる、お茶のお師匠さんだった。
内陣を一回りしてから、お茶席に招かれた。
流儀とかは分からなかったが、黙ってお茶を点てるのではなく、いろいろなお話をしてくれながらのお手前だった。
吉祥寺の大黒さんかと思ったら、沼田から通ってきているお師匠さんだった。
紅葉の頃のお庭も素晴らしいそうで、その頃に又、お薄を戴きに来たいものだ。

川場村の名刹・吉祥寺

2006-08-08 09:11:47 | Weblog
四万温泉の帰路、中之条から渋川に出て信越線で沼田に下車。
沼田でレンタカーを借り、川場村へ行った。
借りた車はトヨタのプリウス、ハイブリット・カーで燃費が良く静粛性にもすぐれている。
川場村では名刹・吉祥寺に詣でた。
花の寺だそうで、私の好きなヤマユリは終わっていたが、紫陽花は残っていたし、滝を眺めながらのお抹茶のサービスはこころ和む思いだった。
境内で供されるおときもリーズナブルで美味しかった。
土産に買った蛇の目傘はよく見たら中国製、これには少し気落ちしてしまった。


四万温泉田村旅館のお風呂

2006-08-07 00:27:34 | Weblog
田村旅館は源泉を何ヶ所か持っているようで、湯量は豊富らしい。
この写真以外にも何ヶ所も風呂場があって、それぞれが皆、掛け流しになっている。
私は最初にこの風呂に入っただけで、後は部屋に有る内風呂をもっぱら使っていた。
内風呂は1m×1.5m程の檜風呂でここにも温泉が引かれている。
大抵の旅館の内風呂は沸かし湯だから利用したことはないが、温泉が出るなら、大風呂に行くより、近いし、湯船で顔を洗おうとタオルを湯に入れようと他人に迷惑には成らないし、衛生的だから大いに気に入った。
大風呂が混浴と言うことでもあれば、これは見逃せない事態だけれどね、、、