絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ⑥

2011-03-16 11:28:03 | 海外旅行

そもそもはアビニョンに寄り道して昼ご飯を食べよう、と言う事だったのだから、

ぶらぶら歩きながらレストランを物色していた。

道路脇で中年のご夫婦が寿司を食べている。

「美味しいですか?」と聞くと、「美味しいよ」、と言う答えだった。

メニューにはいろいろ書いてあってどれにしようかと考えていたら、

くだんのご夫婦が我々の食べているのはこれだよ、とメニューを指で示してくれた。

ミニ寿司というのがそれだった。

ミニと行っても結構なボリュームだった。

味の方は美味しいとは言えないが、フランスで食べる寿司なのだから、まあ、合格点だろう。

この親切はご夫婦は、ゲストハウスをやっていると言って、名刺をくれた。

見るとシャンブルドットのオーナーだった。

私が今度来た時に止めて欲しい、宿泊料は幾らくらいですか? と聞くと

只で良い、と言う。

本当に只ですか? と私。 友達だから只だよ、と件のご夫婦、

次回には是非行きたいものだ。勿論宿代は払うつもりですが。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ⑤

2011-03-15 10:30:10 | 海外旅行


アビニョンに来たら、サン・ベネセ橋は見過ごせません。

この橋は、橋自体よりも「アビニョンの橋の上で」という歌で有名です。

ローヌ河に架かった12世紀ごろに作られた石造りの橋ですが、

何故か途中で壊れたまま放置されています。

橋の先端まで行きましたが、向こう側へは渡れない、橋の役目をしていない橋です。

橋の幅もそれほど広くはなく、途中で狭く縊れていたりしています。

橋の取り付け部分は橋の幅より狭い入り口になっていて、

この橋は建設当初から変わった構造の橋でした。

おそらく橋の通行料を取り損なわないように、入り口を狭めていたのでしょう。

橋が流されても再建されなかったのは、修理代が通行料では賄えない、

と言う計算があったからではないでしょうか?


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ④

2011-03-14 14:37:07 | 海外旅行

アビニョンの橋へ行く途中の土産物屋です。

チッラと覗いてみましたが、ありきたりの土産だけで私の食指を動かすような物は

ありませんでした。

すらりとした脚の観光客の女性は素敵でしたが、食指を動かすなんて不逞な考えは

毛頭持ちません! 


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ③

2011-03-13 06:16:17 | 海外旅行

運の良いことに直ぐに屋内駐車場が見つかり、車を置くことが出来まいした。

入り口の看板を写真に写しておけば、後で場所が分からなくなっても、

写真を見せて聞くことが出来ます。

観光に夢中になって歩き回っている内に、何処に車を置いたのか分からなくなったら

大事(オオゴト)ですからね。

蔦の絡まったこの大きな建物が駐車場のビルです。

2階以上は全部駐車スペース、1階と地下はマーケットです。

投光器を備えた白亜の教会、きっと由緒ある教会なんでしょう。

でも調べて分かったとしても、どうと言うこと無いから調べません。

白亜の教会、それだけで私には充分です。

怪獣が逆立ちしている妙なモニュメントがありました。

近づいてみてもやはり逆立ちした怪獣です。

教会と怪獣、変な取り合わせです。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ②

2011-03-12 16:28:23 | 海外旅行

厳めしい城門をくぐって旧市街に入りました。

旧市街ですから、作った時には馬車位しか通らなかっただろうし、

防御のためもあり、狭く曲がりくねった道が続きます。

そんな道に大型観光バスまで入ってくるのですから、道路は渋滞しています。

路上駐車なんて出来っこありませんから駐車場探しに血眼になってしまいます。

 

観測史上最大の地震に見舞われました。

被害に遭われた方々はお気の毒です。

明日朝のテレビはもっと被害が拡大しているニュースを流すことでしょう。

痛ましいことです。

フランスの友人達から何人もお見舞いと安否を気遣うメールが来ました。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ①

2011-03-11 16:48:30 | 海外旅行

リヨンに向かう途中、アビニョンの標識が出たので、前に行っているけど、

又寄ってみる事にしました。

計画性のない行き当たりばったりの旅が私の旅の身上ですから、

寄り道なんて朝飯前のことです。

今日は本当に朝飯を抜いてそのまま走ってきたので、

アビニョンで朝昼兼用の食事を摂ることにしました。

この門はアビニョンの城壁に作られている門です。

これをくぐるとアビニョンの旧市街に入ります。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ラ・シオタからリヨンに向かう ④

2011-03-10 14:48:21 | 海外旅行

フランスの橋梁が全て石造りと言うわけではありません。

このようなコンクリートのピアノ線の高張力を利用したハイテクの橋もあります。

このドライブインは高速道を跨いで建設されています。

以前寄ったことがありますが、食事しながら高速道を疾走する車を眺めるのも楽しいです。

岩山の上に教会がありました。

人気のないこんなところへ来る信者もいるのでしょうね。

日本でも深山幽谷にお寺がありますからね。

この教会は足下に車がブンブン唸って走っていますから深山幽谷とはいきませんが・・・

高速が出来る前はきっと静かな場所だったのでしょう。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ラ・シオタからリヨンに向かう ③

2011-03-09 09:39:37 | 海外旅行

これまでの旅では、ニース空港かマルセイユ空港、リヨン空港からエールフランスの国内線

でシャルル・ド・ゴール空港へ移動していましたが、

今回はリヨン・パリ間をTGVで移動しました。

料金も飛行機のエコノミーとTGVの1等車とそれほど差が無いし、

何より便数がTGVの方が毎時間出ていて待ち時間が少なくて済むのが分かったからです。

シャルル・ド・ゴール空港は国際線が主に運行されていて

国内線はオルリー空港を主に使って居るからシャルル・ド・ゴール空港から出る国内線の便数は少ないのです。

マルセイユ空港に行くには、この道を右に分かれるルートですが、

私はリヨンに行くので左側を進みます。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ラ・シオタからリヨンに向かう ②

2011-03-08 14:40:08 | 海外旅行

 

この石のアーチ橋は何に使って居るのか? はたまたローマ時代の遺構なのか? 

ここを通る度に疑問に思って居ましたが、今回偶々列車が通過するのに出合ったので

長年の疑問が氷解しました。

鉄道を通すのに、わざわざ石積みの橋を作るなんて言うのは、効率一本槍の日本では

出来ないことだと思いました。

 

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ラ・シオタからリヨンに向かう

2011-03-07 05:24:21 | 海外旅行

マルセイユの手前で右に回り、エクサンプロバンスを通ってリヨンに向かった。

セザンヌが描いた山と同じような石灰岩の山が現れる。

この標識は1000m先でリヨン方面とニース方面に分岐すると言う案内だ。

フランスの道路標識は優れものでとても見やすい。

高速だけでなく一般道でも標識が完備していて分かりやすい。

A8とE80は同じ道路だが、フランスのA8はオートルート8号線という意味で

E80はフランスだけでなくヨーロッパの共通道路番号になっている。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ブリジットの家からホテルに戻る。

2011-03-06 15:17:26 | 海外旅行

夕方、サージさんにホテルまで送ってもらった。

ホテル前の海岸は普段より波が大きい。

10月だというのにサーファーが波に戯れていた。

波乗りと言うほどの大きな波は来ないから私には戯れている様に見えるのだ。

昼ご飯にいろいろ食べたから夜はホテルの隣にあるピザ屋でピザを買って済ますことにした。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ブリジットの家で昼食 ③ karaoke

2011-03-05 10:20:28 | 海外旅行

食後のコーヒーも戴いて、しばらく雑談していたが、元歌手のブリジットが

karaokeで歌を披露してくれることになった。

ブリジットの家にカラオケセットがあるわけではなくて、ネットでカラオケサイトに繋いで歌うのだ。

ブリジットは我々に分かる曲を選んで歌ってくれた。

ローランドが合いの手を入れる。

カラオケの後は又歓談になった。

ブリジットの夫さんは現役のピアニストでセーヌ川クルーズ船でピアノを弾いている。

私は今年も去年も夫さんに会っていない。今頃はセーヌの船の上なのだろう。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ブリジットの家で昼食 ②

2011-03-04 16:08:36 | 海外旅行

ブリジットも天麩羅はお気に召したようです。

エビの頭を出汁にしてスープも作りました。

スープも好評でした。

スプーンでスープを食べるスタイルではなく、

スープを飲む日本式のスタイルもお気に召したようです。

ブリジットが用意していてくれた料理は、肉と野菜のごった煮? これも美味しかったです。

フランスならポトフでもっと汁の多い西洋おでんですが、ブリジットのは日本の煮物に近いです。

野菜を食べないサージさんはなにやら浮かぬ顔つきです。

沢山食べて飲んだのに、食事の最後やちゃんとデザートがあります。

私は他の人の半分でも多いから、プチを連発しないとなりません。

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ブリジットの家で昼食

2011-03-03 22:51:13 | 海外旅行

ブリジットの家へ行く途中スーパーによって貰い、買い物をした。

買ったの物は天麩羅の材料だ。

サラダオイルと冷凍エビ、牛肉の薄切り、小麦粉、などだ。

サージさんは野菜を一切食べない人だから野菜は買わなかった。

一年ぶりの再会を祝って乾杯した後、私は台所を借りて天麩羅を揚げた。

エビも牛肉の天麩羅も好評だった。

醤油はないからタレは作れないので塩を付けて食べてもらった。

好き嫌いの多いサージさんも美味しいと言ってくれた。

ローランドも、ブリジットも健啖振りを発揮した。

天麩羅作戦は大成功だった。

 

 


'10欧州ドライブ雑記  エロディーの家で ②

2011-03-02 11:23:13 | 海外旅行

サージさんも厳めしい公安警官の顔から、好々爺の顔に変身しています。

エロディーは二児のお母さんになっても美貌に衰えはありません。

ローランドの体格を持ってしても、双子の活発さには手を焼いています。

成田で買った土産のノートに二人はなにやらピカソ並みの線を描いています。

ツーロン港を見下ろすロケーションにエロディーの家は建っています。

集合住宅の玄関までもかなりの急坂ですが、エロディーの部屋は5階でエレベーターはないから

二人を抱えて登るにはかなりの体力が必要です。

Lenny と Maïlyは私にも慣れてくれておもちゃの遊び方を教えてくれました。

木の家の壁に空いている穴へ、ピタリと合う形の魚や動物を嵌める遊びです。

Maïly ははめ込みがうまくいかなくていらだっています。

Lenny は Maïly からおもちゃを奪い取って得意顔です。

 

 Maïly は私のチロルハットをかぶって親愛の表情です。

 Lenny と Maïly が玄関で見送ってくれました。

次に会う時まで憶えていてくれるかな?