三宅に移り住んだ友人宅の庭からの眺めです。
彼の家ヘは何回か訪れましたが、このように見事な夕照は
このときだけでした。
この友人はもうこの世に居なくなってしまい
私が三宅を訪れる足がかりも友人もなくなってしまいました。
水芭蕉は本州では高原の湿地帯に生息する可憐な花として
登山者に愛されています。
尾瀬沼の代表的な花で、水芭蕉の開花時には多くの登山者が
尾瀬を目指します。
北海道では平地にも生育しますが、一部では蛇の枕と呼ばれ、
雑草扱いされているようです。
ピエモンテはイタリアの州の名前ですから範囲は広いです。
この絵を描いた場所はトリノから南下してアルバを通り、
高級葡萄酒と白フォリュフェで有名な
バローロに泊まった際に描いた絵です。
ワインとトリュフェに惹かれてバローロには2回泊まっています。
バローロから裏道を上ると眺望の素晴らしい尾根道に
出られます。
私が偶然見つけた道で舗装のしていない細い道は
地元の車にも滅多に行き会いません。
バスは通れませんから個人旅行者の占有できる場所です。
この尾根道では何枚も描かせて貰いました。
集落や牧場が点在していて遠方には万年雪を戴いた
山脈があります。
画面をプリントコピーして見ました。
行ってみたい方は参考になさってください。
ターブルドットとは夕食も提供する主に
農家が営業する農家民宿です。
シャンブルドットは英語の「B and B」
つまりベッドとブレックファーストを提供する民宿です。
フォンソワーズは料理の名人でスイーツもプロ並みの腕前です。
彼女の料理に魅せられて3回ほど泊まっています。
フォンソワーズは私がマダム、と呼びかけると不機嫌になります。
マダムという呼びかけはおばあさんじみているから
ちゃんとフォンソワーズと呼べと言うのです。
私な敬意を込めたつもりだったつもりだったのですが・・・
絵はホンソワーズのお屋敷の左部分です。
私が泊まるのはいつも絵の陰になっている辺りにある
昔は門番の住まいだったと思われる建物です。
母屋とは独立していて建物は3層になっています。
一階は居間と℃キッチン、中二階はトイレと浴室、
二階が寝室になっています。
雪景色の絵が続きますが、私は雪を描くのが苦手だったので
あえて雪を描き続けているうちに雪を描くのが楽しくなりました。
雪を描くのが上達したというわけではなく、色のない白い雪の中に
様々な色が隠れているのを見つけて掻き分けるのが楽しいと
思うようになったのです。
永平寺を訪れる人は永平寺を目的としているのですから
寺の脇を流れる小川に目をとめる人は少ないと思います。
厳然と聳え立つ永平寺よりも、塀に沿って流れる小川を描くのは
私にとって楽しい仕事でした。
白馬温泉に出かけた帰り道、善光寺へお参りしました。
志賀高原に通い詰めて居た頃は毎年一回は立ち寄ったものでしたが、
スキーをしなくなってからしばらくご無沙汰していました。
善光寺の裏庭で梅の実が完熟して沢山落ちていたので、
勿体ないから少し戴いてきました。
寺の境内とはいえ地面に落ちていたので
熱を加えてジャムを作りました。
冬の奥入瀬は人気もなく寂寥とした雰囲気が好ましいです。
雪が積もっていて、川を見渡せる場所になかなか辿り着けないから
描く場所が限定されてしまいます。
川の水量も少なくて水音もしません。
冬の奥入瀬を見に来る酔狂な人は居ませんでしたから、
この景色を独占できる幸せを十分に享受出来ました。
この絵は前回アップした絵を描いた場所から
さらに高度が上がったところを描いたものです。
積雪が多くなり、屋根まで白くなっています。
私の車は夏タイヤでしたが、道路は完全に除雪されているので
走行には全く不安はありませんでした。
この絵を描いた場所はスイス側からモンブラン方向に
ドライブしていて見つけたので多分スイス領内だと思うのですが、
はっきりした場所は分かりません。
峻黎な山脈の中にある赤い屋根が印象深くて
絵心をそそわれました。