毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

コロナの脅威は 意識の縛りを解く願ってもないチャンス

2020年04月12日 13時33分30秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見

現在世界中に蔓延する新型コロナウイルスCOVID-19は、健康面だけでなく経済面でもさまざまな不安を私たちにもたらしています。。。と書くと ウイルスが直接の原因であるかのようですが、実のところウイルスは もともと現行の経済システムが潜在的に抱えていた問題を明るみに引っぱり出したに過ぎません。

突発的災難で暮らしが立ち行かなくなったのに、国民を守るのが仕事のはずの国から十分な助けが得られない・・・という状況は、なにも今回が初めてではないのですから。

地震、台風、津波に山崩れ、倒産、解雇、心身の病氣、家族の介護、稼ぎ手だった家族との死別や離別、などなど予期せぬ突然の不幸に見舞われ 収入が途絶えたり激減したりで困窮者となった人は、これまでにもおおぜいいました。

ただそれがごく一部のことだったから、目の前にはいなかったから、おかしいと思いつつも目を背け なかったことにできただけ。

でも今回はそうはいきません、世界中どこを見ても、この問題を突きつけられてない人なんてないのだから。




現行のお金のシステムについての貴秋の考えは すでに 「あらゆる問題の根底に潜む お金 ・ 時間 ・ 法律にまつわる催眠を解く その1~10」 で語っていますので、ご興味がおありの方は 長文で恐縮ですがそちらをお読みいただければと思います。

あれを書いていた頃は まさかこんなに早く世界を挙げてこの問題に取り組まざるを得なくなる日が来るとは思っていませんでしたが、どのみち直面しなければならない問題なら 早いほうがいいともいえるでしょう。

すでにさまざまな意見や提案が挙がっていますが、貴秋が見る限り 残念ながら現行のシステム内でいかにうまく乗り切るかというものばかりで システムそのものを根底から見直そうという話は聞こえてきません。

貴秋に言わせれば、いまのお金のシステムとは そもそも皆のものであるはずの富を力のある者に集めるために作られた仕組み。

なのに、そうと氣づかれないよう教育などを通じてさまざまな刷り込みを施され催眠にかけられた私たち庶民の意識は、知らず知らずのうちに 自分たちを幸せにしないシステムを下からがっちり支える役割を果たしてしまっています。

目に映っているのは裸の王様なのに、愚か者には見えない服を着ているというウソをあっさり受け入れ信じてしまう民衆が、現在の私たちなのです。




しかし、見えない流れは そんな不自然を正そうというほうに向かっている。

真の自分から遠ざかる一方の 「行き」 の道を過ぎて、いまの私たちは 本来のありように戻ろうとする 「かえり」 の道にあります。

かけられた催眠を解き ほんとうの自分を思い出そうとする動きに追い風が吹く、そんな時代に私たちは立っています。

コロナウイルスが提起してくれた現行の経済システムの歪みを 誰もが安心して暮らせるように正そうと思うなら、いますべきは国に文句をつけることでも 富裕層に戦いを挑むことでもありません。

なにをおいても真っ先にすべきは、私たちの潜在意識にがっちり刷り込まれている 「ちっちゃな個の私にそんな力なんてない」 という思い込みを解くこと。

渦の中から渦全体を見渡すことができないように、物語の内からの視点だけでは 起きていることを正しく見抜くことすらできません。

恐れと不安の物語からいったん抜け出し 言葉や感情抜きのものみの視点からありのままの状況を見つめて初めて、なにがどうおかしくなっていて どうすればもつれをほどけるのかが見えてきます。




そして朗報。

新型ウイルスがもたらした健康上 ・ 経済上の脅威にさらされているいまこそ、思い込みを脱ぎ捨て ほんとうの自分を目覚めさせるに絶好のチャンスなのです。

いま私たちが感じている不安や恐れこそ、潜在意識に沈潜して知覚できずにいた催眠が 顕在意識上に姿を現したものなのですから。

催眠を解くには、その不安や恐れを払いのけずにまっすぐ見つめること。

貴秋は不安や恐れのおおもとであるからだの感覚に集中する方法をとりましたが、手立てはほかにいくらもあります。

正直な氣持ちを日記にしたためてもいいし、「ホ ・ オポノポノ」 のように言葉の力を借りてもいい、ヨガ、瞑想、食べ物を変える、カウンセリングやヒーリング ・ 催眠療法などを受ける、等々 いまはまさにこういうとき力を貸してくれる情報や場が目白押しの時代ですから。




こういう観点から眺めると、新型コロナウイルスは 私たちの曇っていた意識を揺さぶり目覚めさせるために登場した天の使いのようにも思えてきます。

とそんなふうにちょっぴり意識を前に向けるだけでも、私たちはこれまでよりもっと楽しい新世界に向かう道に 一歩を踏み出していることになるのです。