毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

物思う年の瀬

2016年12月29日 12時35分19秒 | ふと思うこと





以前から見知っていたこの図ですが、陰陽太極図 ・ 太陰大極図などという名称は 今回初めて知りました (^^ゞ

五感の世界は まさにこの図のとおり、陰極まれば陽、陽極まれば陰に転じるコントラストの二極世界、「あざなえる縄の如し」 という表現がぴったりきます。

この図の円の中をぐるぐる回るようにして 私たちは 望んで生まれ出たこの世で さまざまな体験を重ねている。

ただ堂々巡りをしているわけではなく、体験から変化成長して やがて円を飛び出すときがやってくるわけですが、ブレイクスルーのカギは やはり 「自身を見つめる」 というところにあるのだと思います。

物差しとなる言葉をいっさい持ち込まず ただ無心に見つめるうちに、後付けで仕込まれた思い込みに氣づかされ、その向こうにほんとうの自分が見えてくる。




一連のプロセスの中で 私たちが意図してできるのは、よくなろうという意志を持つこと、内観すること、自分のほんとうの望みを知り それが叶った状況を先取りしてイメージすること、などごくわずか、あとは向こうからおのずと起きてくるようです。

でも その “わずかなこと” に かなりの氣力やエネルギーや時間がいるわけで、貴秋のほとんど自宅を離れっぱなしだったこの一年は、今思うと どうやらそれに専念するために用意されていたらしい。

つねに一瞬先はわからないような時をひたすら重ねてきて ふと振り返ると、どこか現実離れした摩訶不思議な道のりに 一本筋が通っていたことが うっすら見えてきます。

マインド視点では 状況に翻弄され ときおりのひらめきに必死で食いついて 右往左往しながらあっというまに過ぎたように思えた一年が、実は途方もない転換を起こすために仕組まれた 大きな大きな贈り物だったと氣づかされて、なんともいえない感慨に浸る年の瀬です。




変化は一瞬で起きることを思うと、「今年もあとわずか二日半」 なんて簡単に片付けることができなくなるなぁ (^_^;)

年が変わるまでの数十時間が この一年でもっとも濃密で印象深い時間とならないとどうして言えましょう。

自分の内側に留まれる時間が長くなるほど、“いま ここ” の味わいも かけがえのなさも深まるようです。




















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