Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ボヘミアン・ラプソディ

2018-12-09 | 外国映画(は行)
★★★☆ 2018年/アメリカ 監督/ブライアン・シンガー

(Movix京都)

ライブエイドに向けてエモーショナルになるような作りになってるから、もちろん最後には盛り上がって知らん間に泣いてたりするんだけど。やっぱ、わたしは演者が実際に歌ってる音楽映画が好きだなあ。この感動のもとは、唯一無二のクイーンの音楽のチカラで映画のチカラではなかった、私の場合。

んで、音楽を口パクで見せているということからして、本作の本質はインド人青年の自分探しにあるという見方もできるわけだけど、そこにフォーカスすれば、とってもベタで甘々な物語なのよね。

当初のキャスト、サーシャバロンコーエンが演じたらこんな感動作にはならないと思うが、ちょっとそれも見てみたかった。自分の出自という点に関してもっとチャレンジがあった気がするからだ。