★★★★ 2013年/アメリカ・イギリス/ドイツ 監督/アントン・コービン
(Amazonプライム)
「スパイ物だけど地味」としつこく言われるルカレだが、本作はF・S・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライトとなんとまあ俳優陣の豪華なことよ。主役クラスの俳優陣が全員揃って抑えた演技に徹底しているのがすばらしい。各国諜報機関の駆け引きが実にスリリングで、ロシアから密入国した男の身柄がどうなるのか最後までハラハラさせられる。本作が遺作となったF・S・ホフマンのラストの慟哭が胸を打つ。惜しむらくはドイツが舞台なのに、全員英語なこと。ドイツ、アメリカ,ロシアなど各国の策略入り乱れる展開なのに、全員英語を話すもんだから、関係性がわからなくなる&緊迫感が薄れることしばしば。多国籍語を話せるダニエル・ブリュールまで投入しているのにもったいない。
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「スパイ物だけど地味」としつこく言われるルカレだが、本作はF・S・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライトとなんとまあ俳優陣の豪華なことよ。主役クラスの俳優陣が全員揃って抑えた演技に徹底しているのがすばらしい。各国諜報機関の駆け引きが実にスリリングで、ロシアから密入国した男の身柄がどうなるのか最後までハラハラさせられる。本作が遺作となったF・S・ホフマンのラストの慟哭が胸を打つ。惜しむらくはドイツが舞台なのに、全員英語なこと。ドイツ、アメリカ,ロシアなど各国の策略入り乱れる展開なのに、全員英語を話すもんだから、関係性がわからなくなる&緊迫感が薄れることしばしば。多国籍語を話せるダニエル・ブリュールまで投入しているのにもったいない。