太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

コバヤシヒロシ

2020-04-07 10:57:42 | 日記
コバヤシヒロシのマスク、どこにある?」

と夫が言う。

コバヤシヒロシって誰よ?」

日本のコバヤシヒロシだよ」

「だから誰?」

「誰じゃなくて、VitaminCのマスクを買ったでしょ」

「それをいうならマツモトキヨシでしょうが」

「似てるよね」

いや、似てない。
最後の「シ」しかあってない。




ティラミスよりもお汁粉

2020-04-07 10:36:56 | 食べ物とか
羊羹は、嫌いじゃないけど、大好きというわけでもない。
和菓子職人である義弟が作る栗蒸し羊羹は別で、これは大好物。
私がいうのは、いわゆる練り羊羹。
渋いお茶と一緒に、ほんのひと切れ薄いやつを食べると美味しいが
毎日食べたいものでもない。

ところが今、私は羊羹LOVE。

虎屋の羊羹が手にはいるなら、それに越したことはないが、それは無理。
日本の有名和菓子屋が、アラモアナにあるけれど、そこのはすんごく高い。
幸い、私の味覚は庶民的にできているので、ごく庶民的な羊羹でじゅうぶん。
日本食スーパーに、3センチX4センチぐらいの大きさの、密封された羊羹がある。
紫芋と栗と抹茶の3つの味があり、それらが常に冷蔵庫に常備されている。
それを1センチぐらいに切って、食べるのである。

ちょっと甘いものが食べたいというとき、ケーキやクッキーよりも和菓子がいい。
ケーキやクッキーも大好きだけれど、和菓子を食べたときの満足感、充足感は格別なものがある。
ティラミスよりも、お汁粉。
バームクーヘンよりも、たい焼き。
チーズケーキよりも、白玉あんみつ。
ドーナツよりも、みたらし団子。
それは、それらが手に入らないという環境にあるから、よけいに恋しいというのもあるかもしれないが、
和菓子の甘さは、日本人の甘味の味覚の原点ではなかろうか、
とおおげさに考えたりする。
私も若い時には、洋菓子のほうが好きだったと思う。
だから、そういう年齢というのも、むろんあるにしても。

まだ日本に住んでいた頃、クリスマスにハワイに来たときに、お土産に虎屋の羊羹を持っていった。
きっと誰も食べずに残るだろうと思っていたのに、
招待した人のうち、日本人が真っ先に羊羹を見つけてアルミホイルに丁寧に包み
各自持って帰って、あっという間になくなった。
あの人たちは家で、あれを大事に食べたんだろうなあ。
今ならその気持ちがよーーーーっくわかる。


日本食スーパーで、最初に羊羹を買ってきたのは夫である。
「You like ヨーカン、right? Here it is!!!!ジャーン!」
冷蔵庫の引き出しをチェックしていて、羊羹が切れるとまた買ってくる。
それにしても、自分が、スーパーで買った羊羹をありがたがって食べる日が来るとは思わなんだ。