ビロウな話で申し訳ない。
お食事中の人はごめんなさい。
仕事から帰宅した夫が、スーパーマーケットに寄って買ってきたものを
冷蔵庫に移そうとしていたとき
「うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
と弱々しく言って、足の爪先を見た。
足の親指が、なにか液体だか個体だかわからんものにまみれている。
それはダイニングの椅子の脚元にあった。
薄茶色のかたまりが見えたので、猫が吐いた毛玉だろう。
「毛玉でしょ」
「これが毛玉に見える?」
踏んだ本人はその感触で、それが毛玉でない、と言う。
「じゃあ、なにさ?」
「う〇こでしょ」
「今朝、掃除したけど、そのときにはなかったよ。でもなんでう〇こがあるのよ?
毛玉だと思うけどなあ」
「毛玉だと思うなら、来て、匂い嗅いでみなよぅ」
「いやだよー。すぐそこにトイレあるのに、なんでう〇こが・・」
「てかさ、どうでもいいから何か拭くもの持ってきてくれる?」
うちの猫たちは、トイレ以外に粗相をしたことはない。
切れの悪いう〇このとき、ぶるさげたまま、どうしていいかわからなくなり
家中を走り回ったことはある。
うんと小さいとき、ころんとしたう〇こを、お手玉のようにして遊んでいたこともある。
どちらの場合も、オスだったから、
だから今回も、どういう事情かわからないが、たぶんオスなんじゃないかと思う。
限りなく怪しい人
ほぼ犯人と思われる本人は、寝室の高窓で知らんぷり。