Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

常国寺(2018年12月23日参拝)

2019年01月16日 | 仏閣




神勝禅寺の次は常国寺というお寺へ。

常国寺の前にあるこの池は水源地と言って、
特に名前は無いようです。

常国寺は先ほどの神勝禅寺と違って観光地要素はゼロです。

だって日蓮宗のお寺ですからね。



所在地:広島県福山市熊野町甲1481
宗派:日蓮宗
御本尊:日蓮聖人奠定大曼荼羅
創建:文明18年(1486)
開基:渡辺越中守兼
開山:日親上人



【縁起】
初め光照山と号する常国寺の開基渡辺越中守兼は、
若年の頃、京で日親上人の説法を聞き上人に帰依する。

後年備後沼隈に戻った時、沼隈で辻説法をする老僧のことを聞き及び、
この老僧とは日親上人であると知り、兼は上人を居館へ招き寺院建立。

これが常国寺の始まりである。

以後、菩提寺とし且城中の七面大菩薩を当寺の鎮守とし、
三山田全戸を悉く当寺檀家として改宗せしめ、
同時に三村の神社仏閣をいずれも末寺末社と改めたり。

故に他宗にして改宗を肯ぜざる寺院並びに其檀徒は悉く、
鞆又は田尻その他へ移転したり。


【仁王門】


渋いを通り越して古さが目立つ仁王門です。

これも日蓮宗寺院らしいですね。


【仁王像】



【参道】


車は境内に停めれるのでここは歩きません。


【唐門】





【境内】


今日は何かの会合があるのか、
檀家さん達が集まっているようでした。


【本堂】




本堂前に注連縄は他の宗派ではなかなか見れないものです。


【水行】


日蓮宗の荒行といえばコレでしょう。


【門松】



【日親上人】


なべかむり上人として有名な高僧です。


【開山堂】



【太鼓楼】



【境内】



【喜正堂】


鎮守社。


【三光堂】


妙見大菩薩が祀られているようです。


【番神堂】





【鐘楼堂】







【庫裏・客殿】



【寶蔵】



【蔵】



御首題はいただけるようですが、
会合の邪魔をしちゃいけないと思っていただきませんでした。

神勝禅寺 其の三(2018年12月23日参拝)

2019年01月15日 | 仏閣
無明院という名の本堂参拝後、
隣りの荘厳堂にある白隠禅画墨蹟の常設展示館へ。

こちらは別途有料では無く、
拝観料1200円の中に含まれています。


【白隠禅画墨蹟常設展示館】




ここは小さいながらもちゃんとした美術館です。


【眼一つ達磨】


これはインパクトとあるわ~。(^^


【達磨】



【掛軸】



【茶碗】


常設展示館の見学はこれにて終了。

展示館を出ると喫茶店に誘導されます。

ここでコーヒーを飲んでる暇は無いので、
こちらで御朱印をいただいて先を急ぐ。


【鐘楼堂】




ここでもファイトーいっぱーつ。


【六体地蔵】



【浪切堂】




護摩堂でありますが、
浪切不動明王が祀られているので浪切堂と呼ばれています。


【保久利堂】




保久利とは万葉言葉で完全・円満・安穏を意味する言葉。

台湾の仏師呉克明作の阿弥陀如来が祀られています。


【境内】



【弥勒の里天満宮】




鎮守堂で太宰府天満宮を勧請したもの。

一番奥の安楽堂は納骨堂なので撮影していません。


【石段】


あの石段を降りてきました。

これを登るのはしんどかった。

普通の観光客というか、
洸庭と庭園が目的の人はここまで来る人は少ない。

そりゃ、あの石段を見たら行く気失くすわな。(^^;


【心字池】




舟と龍背橋がとても良い雰囲気を醸し出していますね。


【慈正庵】




當山第一世再住建仁大光和尚大禅師の遺徳を偲ぶ為に、
滋賀の永源寺派蔵六庵の旧本堂を移築再建したもの。






大光和尚が祀られていました。


【賞心庭】



【心字池】





【浴室】




京都の有名な禅寺の浴室はサウナみたいなもので、
特別拝観の時以外は入れません。

しかし、こちらのは本当にお風呂が入れます。

しかも露天風呂もあります。(笑)

竹林を見ながら入るお風呂も良さそうですが、
時間の都合で華麗にスルー。

時間があったら入ってたな。


【開山堂】






神勝寺勧請開山益州宗進禅師の遺徳を偲ぶ為に建立されたもの。


【含空院】




永源寺開山正燈国師の塔庵として、永和3年(1377)一渓純庵主の時、
考槃庵の名で建立されたが、永禄6年(1563)の兵火で焼失し、
正保4年(1647)第81代如雪文巌禅師によって再興。

以来、歴代住持の住居及び修行僧の研鑽の場あった庵を、
移築再建したのが含空院です。

今は湯豆腐や煎茶セットが食べられる茶房となっています。




さすがに拝観時間が2時間を越え、
歩き疲れたし腹も減ったということで、
ここで湯豆腐を食べることにした。






中はとてもオシャレで美しい庭園を見ながら食べれます。


【掛軸】



【湯豆腐】




お待ちかねの湯豆腐(1500円)です。(^^

豆腐は四角、三角、マルの形になっており、
それぞれ理由があり四角から食べていく作法となっています。

美しい庭園を見ながら食べる湯豆腐は最高でした。

ここはお勧めです。(^^

ちなみに1日20食限定とのことです。


【デザート】


これも美味かった。


【洋室】


こちらはうって変わってオシャレな洋室です。

ここで静かに読書しながらコーヒーを飲みたいものである。


【賞心庭】





【多宝塔】





【非佛堂】






阿弥陀如来を祀る持佛堂として建立されたもの。


【賞心庭】



【洸庭】


見納め。


【御朱印】


モミジは境内に落ちていたものを貼ったものです。

神勝禅寺 其の二(2018年12月23日参拝)

2019年01月14日 | 仏閣


一番奥にある無明院へ歩く。


【茶屋】


こちらでコーヒー等が飲めるようです。


【五観堂】




こちらで名物の神勝寺うどん(1200円)が食べれます。

食べようか悩んだが今回はスルー。


【水車小屋】


この小屋の渋さがたまらない。


【門】



【花紅苑】




奥に見えるお堂は関係者の位牌が祀られていました。




この時期はさすがに花も咲いていない。

桜の時期だと良いだろうな。


【弥勒菩薩】





【休憩所】



【もみじ観世音菩薩】



【石仏】




キリリとしたお顔立ちされていますね。

地蔵尊なのか観音さんなのか不明です。


【羅漢】





【石仏】








円空仏を模した石仏です。




手前はオラウータンに見えるし、真ん中は三猿を模した石仏。

まぁ、ここまでは許してあげましょう。

しかし、右端のヤツはどう見てもペンギンやん。(^^;

遊び心があってもいいけどさ。


【永照院】






開基が亡き母を偲んで昭和49年(1974)の17回忌の際、
大和郡山市慈光院の書院を模して建立されたもの。

尾道の耕三寺の開基も亡き母の為にお寺を建立したというが、
男は幾つになってもマザコンですね。(笑)

とても良いことなんだけど、
父親が亡くなったからお寺を造ったとか聞かないもん。(笑


【休憩所】






こういう洒落た休憩所もあります。

境内はとても広いですからね。


【秀路軒】




天明の大火(1788年3月7日)で焼失した表千家の残月亭、
不審菴及び路地を古図を基に中村昌生氏の設計により再現された茶席。


【参道】





【鐘楼門】






ファイトーいっぱーつ!


【参道】


うお!
なんかスゲー石段があるやん。(^^;


【石段】




ハァハァ…

結構しんどいです。(^^;


【山門】




立派な山門です。

山門の名前は分かりません。


【石段】


なかなかの段数があるでしょ。(^^;


【荘厳堂】


立派なお堂が見えてきました。

これが本堂かと思っていたが、
白隠禅画墨蹟の常設展示館とちょっとした喫茶室がありました。


【無明院】






昭和52年(1977)2月16日に建立された神勝寺の本堂だとか。

うん?

確か下の国際禅道場にも本堂があったはず。

このお寺には本堂が二つあるの?

どう見てもこちらの方が本堂と見えるけど。


【無明の庭】





【阿弥陀三尊の庭】





【無明の庭・阿弥陀三尊の庭】



【無明院】



【羅漢の庭】


奥にはまだ諸堂が見えます。

後で行ってみよう。


【無明院】


内陣に入れましたが、とても広いです。

ただ、禅寺らしく荘厳では無く質素なものです。


【御本尊】




御本尊の弥勒菩薩の下には中宮寺か広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像を模した
弥勒菩薩が祀られていました。


【開基之間】






開基の神原秀夫氏は常石造船株式会社社長だった人物です。


ふぅ、見所が多過ぎてまだまだ参拝は終わらない。

長くなりましたので続きはまた明日。

神勝禅寺 其の一(2018年12月23日参拝)

2019年01月13日 | 仏閣
福山八幡宮や観音寺等、
福山駅界隈の寺社参拝は次回に回し、
本日のメインの一つである神勝禅寺へ。

こちらは広大な境内に美しい庭園と伽藍があり、
中でも洸庭というアートパビリオンが話題になっている禅寺です。

住所に大字があるようにお寺がある場所は田舎です。

勿論駐車場は無料でした。



所在地:広島県福山市沼隈町大字上山南91
宗派:臨済宗建仁寺派
御本尊:弥勒菩薩
創建:昭和40年(1965)
開基:神原秀夫
開山:益州宗進禅師



【縁起】
天心山神勝寺は臨済宗建仁寺派第7代管長益州宗進禅師に、
深く帰依された開基神原秀夫氏が禅師を開山に招請して建立された、
臨済宗建仁寺派の特例地寺院である。

神勝寺は亡くなられた方々の供養の場であると共に、
境内には無明院や国際禅道場など多くの伽藍を擁します。

また、表千家不審庵の古図を忠実に再現した秀路軒などの茶室を設け、
禅と茶道を根本として日本のみならず海外にも広く門戸を開き、
臨済禅を通じて今まさに生きている方々が今を生きる為に、
己を見つめ共に研鑽する場である。


【総門】






気品のある総門がお出迎え。

それもそのはず、
江戸時代には京都御苑内にあったもので、
その後、京都にあった旧賀陽宮邸の門を移築されたもの。


【松堂】


こちらで拝観受付があり拝観料を支払います。

拝観料はお高めの1200円です。

松堂の中は綺麗なお土産屋さんでした。


【賞心庭】




何この圧倒的スケールの庭園は。

凄過ぎるんですけど。(^^

数々の庭園を見ている私ですら、
これほどの規模の庭園は日本広しといえど滅多にありません。

先に庭園と本堂に行きたいところだが、
アートパビリオンの洸庭の入場時間が迫っているので洸庭へ急ぐ。


【多宝塔】






石山寺の多宝塔を模して建立されたもので、
大日如来が祀られているとのこと。


【橋】


多宝塔から道路の上を繋ぐ橋を渡り洸庭へ。


【洸庭】




斬新なデザインの洸庭は柱で支えられているが、
余りの大きさに浮いていると錯覚してしまうほど。






緩やかなスロープを上がると係員さんからペンライトを受けとり、
少しだけ拝観時間を待つ。

ちなみに拝観時間は0分と30分と決められています。

早速、舟の中に入ると漆黒の闇まではいかないが、
微かな光のみの世界に誘われる。

ペンライトが無いと座る所も見え難い。

席は上段もあるようだが、お勧めは下段ということなので、
背もたれの無い椅子にペンライトの明かりを頼りに座る。

微かな光しかない暗い部屋の中、前を見ると光が揺らめいている。

どうやら水を入れたプールみたいなのがあるようだ。

水面に揺らめく円形の光に何とも言えない効果音。

これから何が始まるのか楽しみにしていたが、
ほとんど変化が無い。

こんな状況がひたすら続く。

正直退屈になってきた。

係員によると25分あると言っていた。

うーむ、途中退席して伽藍や庭園を早く見たいけど、
最後には何か凄いことがあるだろと思って退席は我慢。

だって、最後に面白い事が起こったのに、
見ないで退席したら後悔するやん。

そう思ってひたすら我慢。

でも段々眠くなってきた。(^^;

眠くなるのを我慢しつつ、早く終わらないかなーと思ったら終了。


ネタバレはしませんが、ここは禅寺ですから、
スペクタクルな水中ショーなんかありません。(笑)

感想はただただ退屈。(苦笑)

他の観光客を見ても一体何だったのか分からない様子。

満足感も無さそう。

はい、私も全く同じ気持ちでございます。(泣)

入る前の期待感と終わった後のガッカリ感の落差が激しい。

恐らく、大多数の方がそうだったんじゃないでしょうか。

少なくとも私は二度と中に入ることは無いだろう。


それにしても、
洸庭のアートパビリオンのコンセプトは何だろう?

個人的にはヒーリングなのかなと思った。

それは人それぞれ感じ方が違うだろうけど、
禅寺だったら綺麗な庭園を見ながら座禅を組んだ方が良いと思う。


まぁ、座禅よりこういうパビリオンの方が一般人が来てくれるので、
お寺の経営や名を売るのならコレの方が正しいのでしょうね。


【洸庭】






現代作家による建築はどうしても奇抜なモノが多く、
受け入れられないものですが、これは素晴らしい建築だと思う。

見ていてとてもワクワクしますから。


【庭園】




石の庭園の中に訳の分からないモノが、
ニョキニョキと生えていました。(苦笑)


【桜】




これは桜だよね?

何でこんな早く咲こうとしてるの。


【境内】


多宝塔から見た境内。

いかに広大か分かると思う。


【石仏】



【石段】



【賞心庭】






どこから見ても素晴らしい庭園です。


【龍背橋】



【国際禅道場】




道場内には本堂や庫裏、禅堂、宿坊、開基堂等があるそうです。

しかしここは宿坊宿泊者以外非公開。


【本堂】


左手に庫裏と食堂があります。




これが本堂のようだ。

福岡県北九州市若松にあった西念寺から移築されたもの。

ただ、肝心の本堂が非公開とはいかがなものか。

本来は仏様を拝みに行くのがお寺なのだが、
これだとパビリオンを見に来た観光客目当てのお寺だと言わざるを得ない。


【石仏】



まだまだ見所が多いが長くなりましたので続きはまた明日。

髙野山福山別院 龍華院(2018年12月23日参拝)

2019年01月12日 | 仏閣
備後護国神社から5分程歩いて龍華院というお寺へ。

こちらは髙野山福山別院という格付けですが、
事前チェックでは格負けしてるなという印象。

あくまでネットの写真だけで判断してはいけないので、
とりあえず行ってみて肌で感じてみましょう。

車は無料で境内に停めることが可能でした。


所在地:広島県福山市丸之内2-4-26
宗派:高野山真言宗
御本尊:弘法大師
創建:明治17年(1884)
札所:福山西国観音霊場



【案内板】



【境内】


うん、ネットの写真以上に殺風景です。(^^;

このお寺に山門はありません。


【石畳】



【本堂】





【六体地蔵】





【子安大師】



【お遍路ミニ霊場】





【石仏】





【月山権現】



【鐘楼堂】



【木野山神社】


鎮守社。


【弁天社】





【高野山真言宗広島宗務支所】


こちらで御朱印をいただけます。


【御朱印】


御住職が留守なので書置きをいただきました。

備後護国神社(2018年12月23日参拝)

2019年01月11日 | 神社
福寿会館拝観の次は隣りに鎮座する三蔵稲荷神社に行ってみたが、
狭い境内に氏子さん達がウジャウジャいて参拝どころでは無い。

後で聞いたところ注連縄造りをされていたそうで、
地元のテレビ局も来ていたとか。

メインの注連縄の締め上げは13時半頃なので、
それを見たい人はその時間帯に行けば良いでしょう。

それはさておき、三蔵稲荷神社の参拝は諦め、
隣りに鎮座する備後護国神社へ。



所在地:広島県福山市丸之内1-9-1
御祭神:阿部家の祖神、歴代備後福山藩主、大彦命、武沼河別命、
豊幹別命、備後国出身の護国英霊
創始:文化10年(1813)
創建:明治元年(1872)
社格:内務大臣指定護国神社・別表神社



【由緒】
福山藩主阿部正桓が石見益田の役と函館戦争での戦死者の霊を祀る為に、
旧深津郡吉津村に招魂社を創立したのに始まり。

明治26年(1893)に福山公園の本丸人質櫓跡に遷座し、
明治34年(1901)に官祭福山招魂社に改称。

昭和14年(1939)に内務大臣の指定を受けて福山護國神社と改称しました。

昭和15年(1940)の紀元2600年を機に、芦田川河畔に新たに広大な境内と、
運動場を有する神社として建立されることになり、
完成目前の昭和20年(1945年)8月8日の福山大空襲によって焼失。

戦後福山藩主の阿部氏が建立した阿部神社と昭和32年(1957)に合併、
備後護国神社に改称しました。

尚、阿部神社は文化10年(1813)に時の福山藩主が、
歴代の祖霊を祀ったのが始まりです。


【注連縄柱】


こちら側に社務所がありました。


【神門】



【狛犬】



【石段】



【鳥居】



【神馬殿】



【境内】



【宮本武蔵腰掛石】







【拝殿・本殿】



【安産祈願像】





【拝殿】



【阿部正弘公石像】




備後福山藩第7代藩主で江戸幕府の老中首座。


【石段】


どうやらこちらが正式なルートのようですね。




下に下りて振り返るとこんな感じ。


【神門・下拝殿】




とても立派なものです。

神門手前には有料駐車場がありましたが、
別の場所に無料の参拝者専用駐車場がありました。


【慰霊碑】



【鳥居】



【赤門】



御朱印は二体ありますが、
社務所は御不在でいただけませんでした。

福山市福寿会館庭園(2018年12月23日拝観)

2019年01月10日 | 旅行・その他




福山城の展望台から瀟洒な日本庭園、洋館、和館が見えます。

それが三蔵稲荷神社の隣りにある福寿会館です。

洒落た雰囲気で庭園見学は無料なので寄ってみることにした。


所在地:広島県福山市丸之内1-8-9
入園料:無料
施設利用料:有料



【歴史】
福寿会館は福山城の旧二の丸下段北側に位置し藩政時代には、
幕府から預かった兵糧米を収蔵する城米蔵があった場所に建てられている。

明治時代にはこの周囲は民間に払い下がられ梨園となっていたが、
1930年代、この東半分の場所に海産物商で削り節の考案者といわれ、
鰹節王と呼ばれた安部和助により、福寿会館なる大規模な別荘が建設された。

福山大空襲では隣接する福山城天守が焼失する中で罹災を免れ、
その後、所有権は個人に移ったが、福山通運創業者渋谷昇が買い取り、
昭和28年(1983)に福山市に寄贈された。

寄贈後は結婚式場として市民に開放され、
戦災の傷跡の残る福山市街にあって貴重な施設となっていたが、
戦後の復興と共に役割を終え昭和48年(1973)から洋館は市の迎賓館として、
本館は貸会議室や貸茶室として用いられた。


【門】


ここから入っていけます。




園路を巡って中庭へ。


【福山城】


当然ながら庭園からも見えます。


【中庭】



【東屋】





【和館】




昭和初期に建造されたもの。


【洋館】






1階は喫茶店で2階は貸会場となっております。


【本館表玄関】




檜皮葺の唐破風屋根の表玄関です。

書院、客間、茶室等があるそうですね。


【東屋】







【望城亭】




昭和17年(1942)に建立された南茶室。


【中庭】







【和館】


これにて庭園の拝観終了。

お願いすれば和館の内部は見せていただけるようです。

福山城博物館(2018年12月23日参拝)

2019年01月09日 | 旅行・その他
新幹線さくらに乗って新大阪駅から福山駅にサクッと到着。

福山城近くの日産レンタカーのお店に行く前に、
ついでに福山城を見学することにした。


所在地:広島県福山市丸之内1-8
築城主:水野勝成



【歴史】
福山城は慶長20年(1651)の一国一城令発布後の、
元和8年(1622)に竣工した城である。

大規模な新規築城による近世城郭では最後の例となった。

備後福山藩の藩庁かつ藩主の居城であった。
形式は輪郭式の平山城だが、五重の天守と7基の三重櫓を有していた。

明治6年(1873)の廃城令によって大蔵省の所管となり、
建物の払い下げ、取り壊しが実施されていたが、
明治7年(1874)に所在自治体の福山町などの請願によって、
本丸天守・筋鉄御門・伏見櫓・御湯殿・鐘櫓の5棟の建築物が残されることとなった。

その内鐘櫓を除く4棟について国宝保存法の国宝に指定された。

これらは福山城の築城時に伏見城から移築されたものであったが、
昭和20年(1945)の福山大空襲によって、伏見櫓、筋鉄御門を残して焼失している。
その後、昭和41年(1966)秋に市制50周年事業として、
天守閣と御湯殿、月見櫓が復元され,

天守閣は福山市の歴史を伝える博物館として、
藩主の書画・甲冑など展示しています。


【城壁】



【石段】



【福山駅】


こんな駅近にお城があるのは珍しい。


【伏見櫓】




京都伏見城からの移築したとされる重要文化財。

11月3日文化の日(祝)のみ公開。


【狭間】



【筋鉄御門】




重要文化財。

内部非公開。


【鐘櫓】







【本丸御殿表向跡】



【天守】






国宝に指定されるも昭和20年(1945)の福山大空襲で焼失。

惜しい、余りにも惜しい。

戦争は破壊するだけで何も生まない。


【広場】



【天守】


せっかくここまで来たんだから拝観してみる。

拝観料は200円。


【地階展示室】


再建天守内は福山城博物館となっており、
刀剣、甲冑、武具等が展示されています。

それにしても鉄筋コンクリだからか、
館内は底冷えして寒い。


【甲冑】




1階から4階は武具や刀剣を楽しめましたが、
残念ながら撮影禁止でした。

地階展示室と最上階は撮影OKです。


【最上階】



【風景】




展望台から見た風景。






備後護国神社。

後で参拝しよう。


【閂門】



【二ノ丸跡】



【天守】







【水野勝成之像】




備後福山藩の初代藩主で家康公の従弟。

しかしながら相当の剛の者かつ傾奇者だったそうで、
他の武将が嫌がった明智光秀の官位日向守を受けたとか。

いつの世も変わり者がいるものだ。


これにて福山城の拝観終了。

一回見学したらもういいかな。(^^;

中島惣社(2018年12月23日参拝)

2019年01月08日 | 神社
今日から一泊二日で倉敷、福山界隈の寺社巡りをします。

倉敷や福山にも素晴らしい寺社が多いですから楽しみ。

いつも新大阪駅東口近くの有料駐車場に車を停めていますが、
1日1200円の駐車場代を節約する為に、
少し離れた1日700円の有料駐車場に停めることにした。



所在地:大阪府大阪市東淀川区東中島4-9-41
御祭神:宇賀御魂神・受保大神・大市比賣神
創建:伝・白雉2年(651)
社格:郷社、神饌幣帛料供進社



【由緒】
第三十六代孝徳天皇御代白雉2年(651)難波長柄豊碕に都を遷された頃、
五穀豊穣を當社に祈られ給い、田園数多く賜わり神領となされたとしている。

慶長の末、大坂の乱に際し兵火に依りことごとく焼失、
僅か本社古代の絵図面一葉及び建武2年(1335)奉納の、
中島惣社と記されたる木製神額のみで創祀の年月は不詳であるが、
その昔中島郷の中洲にあり、田畑もようやく開け、
人家も増加するに及んで周辺地域の守護神として、
字賀御魂神を祭祀されたのが初めであったと伝えられている。


中島惣社は最初、稲荷神社と呼ばれていましたが、
明治29年に中島惣社の現名に改めました。

惣社というのは総社の意味で中島郷48カ村の親宮ということからです。
明治41年から42年にかけて近隣の多くの神社を合祀しました

戦前社殿は本殿の他拝殿、幣殿、社務所、神饌所、神楽殿・神輿庫等があり、
松の大木、楠の樹木等が生い茂り荘厳な社であったが、
惜しくも昭和20年(1945)の戦災でことごとく焼失した。

現在の社殿は昭和42年(1967)に再建され現在に至る。


【鳥居】


私が停めた駐車場のフェンスに向かって鳥居がある。

うん?
こんな場所に神社があるの?

それにしては鳥居の下にゴミみたいなモノが置いてあるし。


【社頭】


あの鳥居から少し進むと神社発見。

こんな場所に神社があったのか。

新大阪駅界隈にはめぼしい神社仏閣があるとは思えず、
今まで全く調べて無かったので知らなかったよ。

神社の名前は中島惣社です。

新幹線の出発時間には余裕があったので勿論参拝です。


【参道】



【御神馬】



【拝殿】






惣社(総社)だけあって各種の神社が合祀されていました。


【狛犬】



【本殿】



【若宮社】





【神輿庫】



【大将軍社】





【狛犬】



【忠魂碑】




それにしても手前のステンレスの鳥居が斬新。(苦笑)

今まで何千もの鳥居を見てきたが、
こんなん初めて見たわ。(^^;


【大鳥居】


神社の社頭前には立派な鳥居があります。

あの最初に見た鳥居があった駐車場は、
かつて神社の境内だったんだろうね。




この先にまだ鳥居が見える。

昔はこの道もちゃんとした参道だったんだろう。


【赤鳥居】


住宅街にあった赤鳥居。

更に数百メートル先に鳥居がある。


【一之鳥居】


どうやらここが一之鳥居のようだ。

神社の規模を見るとこんなに長い参道と鳥居があるとは夢にも思わず。

おかげで新大阪駅とは違う方向だったので、
遠回りになってもうたがな。


これにて予定外であった中島惣社の参拝終了。

御朱印はありますが、7時過ぎだったのでいただけず。

さぁ、新大阪駅へ急ごう。

北野天満宮 其の二(2018年12月1日参拝)

2019年01月07日 | 菅公聖蹟二十五拝
昨日の続き。

北野天満宮もみじ苑の紅葉狩りはまだまだ始まったばかり。

どんな景色が堪能出来るのか楽しみ。


【紅葉】



【社殿】








もみじ苑から壮麗な社殿が見れます。

これだけで拝観料300円支払えますよ。(笑)


【紅葉】


真っ赤な紅葉と美しい国宝とのコラボ。

最強かよ。






紅葉に彩られた階段を降りていきます。










ただただ美しい紅葉です。


【和魂漢才石碑】


和魂漢才とは日本の思想史上の言葉の一つで、
日本固有の精神大和魂と、中国伝来の学問漢才という対なる概念のことであり、
また、その両者を合わせることの意味とのこと。

大和魂の語源となった言葉。


【悪水抜き】





【紅葉】







【紙屋川】


鶯橋の上から撮影したもの。

素晴らしい。(^^


鶯橋も撮影したけど、
オッサンばっかり映っている写真しか撮れなかったので、
ボツにしました。(苦笑)


【紅葉】














もうお腹いっぱい。

最高です。


【三叉の紅葉】





【紙屋川】





【紅葉】








史蹟の御土居の出口に到着。

大満足の紅葉でした。






休憩所の前にも紅葉が楽しめました。


【お茶菓子】


休憩所で美味しくいただきましたが、
他にうどん等も販売していましたよ。


【文道会館】




西野七瀬と若月佑美の創作作品と乃木坂46メンバーの貴重な衣装が、
特別展示されているそうで、拝観料500円だったら見ようと思ったが。。。




何と1800円也。

もみじ苑の拝観料800円と併せると2600円ですよ。

完全にヲタの足元を見た商売してやがる。

さすがにヲタでも無いので華麗にスルー。


【真夏ヘルシー麺・鬚切ぜんざい】


刀剣乱舞のぜんざいが1000円、秋元真夏のラーメンが1500円也。

これもヲタの足元を見た商売で高過ぎ。

ラーメンが1500円なんてアホらしくて食ってられんわ。(苦笑)


【境内社】


もみじ苑にはもう一ヵ所の出入口があって、
絵馬殿近くからも入れたのね。

ただ、こちらから入る場合は結構並ぶ必要がありましたね。


【紅葉】



【御朱印】


右は通常の御朱印にモミジを貼りつけたもの、
左は限定御朱印の書置きです。




至誠という


【刀剣押形】


鬼切丸の御朱印とセットでいただいたもので、
A4サイズのクリアファイル付きで千円でした。

個人的には御朱印だけで500円の方が良かったな。

クリアファイルなんて原価数円だし、
刀剣押形はコピーすれば原価1円だからね。

これも刀剣乱舞の女ヲタの足元を見た商売やね。(苦笑)

鬼切丸二種類の他に青江等四振りあったと思います。


まぁ、それはおいといて、
もみじ苑の紅葉は本当に素晴らしかったです。

来年も行きたいと思いましたし、
ライトアップでも楽しみたいね。(^^

北野天満宮 其の一(2018年12月1日参拝)

2019年01月06日 | 菅公聖蹟二十五拝
紅葉の名所巡りもいよいよ次の北野天満宮でラスト。

北野天満宮といえば梅が有名ですが、
約350本の紅葉を有する名所もみじ苑があります。

3年前はまだ早かったので入りませんでしたが、
今日は見頃になっているとのこと。

楽しみです。


<2016年2月11日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/c3418b37a683ebcad805f5465f60de15



所在地:京都府京都市上京区馬喰町
御祭神:菅原道真公
創建:天暦元年(947)
社格:二十二社、官幣中社、別表神社
札所:菅公聖蹟二十五拝



【鳥居】


こんな観光シーズンにも関わらず1時間以内であれば、
駐車場代は無料でした。

マジで素晴らしい。(^^


【楼門】





【三光門】


重要文化財。


【狛犬】



【拝殿】




国宝。

さすが国宝と唸るほど素晴らしい拝殿です。

いつの日か昇殿しなくては。


【本殿】




国宝。


【境内社】



【紅葉】








本殿裏手側の紅葉です。(^^


【紅梅殿】







【紅葉】







【庭園】





【紅葉】






ここからもみじ苑に入園しました。

拝観料は800円とお高めですが、
お茶菓子付きです。










うお~、これはさすがに素晴らし過ぎるわ。(^^

800円も納得出来ます。


【茶室 梅交軒】






とても雰囲気のある茶室です。


【西野七瀬写真展】


乃木坂46のエース西野七瀬の写真が展示されていました。






彼女は和服の方がとても可愛いと思います。(^^


乃木坂46 「旅する3人~京都・北野天満宮~」



【実る】


北林加奈子作の「実る」という作品です。

乃木坂のメンバーかと思ったけど、
現代作家さんだったのね。(^^;

しかし、これは何を表現しているか分からない。


【紅葉】






素晴らしい。

北野天満宮の紅葉がこれほどとは。

完全になめとったわ。(^^;

正直すまんかった。

情報によるともみじ苑は12月頭が見頃とのこと。

これは来年も参考にするとしよう。


長くなりましたので続きはまた明日。

楊谷寺(2018年12月1日参拝)

2019年01月05日 | 新西国三十三観音霊場
光明寺の案内板には楊谷寺もどうぞと書かれていた。

そういや楊谷寺は長いこと行っていないなと思い参拝することに。

約5年振りの参拝となります。

<2013年10月12日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/2b4ce280ac1909a246a874ecfaafda14



所在地:京都府長岡京市浄土谷2
宗派:西山浄土宗
御本尊:十一面千手千眼観世音菩薩
創建:伝・大同元年(806)
開基:伝・延鎮僧都
札所:新西国三十三観音霊場、洛西観音霊場



【遠景】




こちらの駐車場は無料でした。


【紅葉】






紅葉がお出迎え。


【役行者】



【不動明王】



【紅葉】



【山門】




振り返るとこんな感じ。


【花手水】




これはとても綺麗ですね。

女子達と白人が喜んで撮影していました。


【力神】


まさに縁の下の力持ちですね。


【本堂】


御本尊と勝敵毘沙門天王、将軍地蔵大菩薩が祀られています。


【狛犬】



【独鈷水】






非常に美味しい水が飲めました。(^^


【阿弥陀堂】



【地蔵堂・護摩堂・経蔵】



【寺宝庫】



【花手水】


こちらも綺麗です。

さて、少し登って奥の院へ行きます。


【境内】




素敵やん。(^^


【十三重塔】



【参道】



【奥之院】


歩いて5分程で到着なので助かりますね。


【内陣】






中御門天皇が九歳の時に両親が崩御され、
その追善菩提の為に御造りされたのが奥之院の観音様です。


【眷属二十八武衆】









【紅葉】





【愛染堂】



【眼力稲荷】



【あじさいの道】



【紅葉】







【花手水】



【浄土苑】


とても素晴らしい。










江戸時代中期に作庭された名勝庭園。


【花手水】


素敵やん。


【本堂】



【上書院】


上書院は有料でした。


【書院】





【西山証空上人御詠歌】



【花手水】




素敵やん。

女子は花手水の数々を見るだけで、
楊谷寺に訪れる価値がありますね。


【浄土苑】



【御朱印】


見本。




今回は二体の書置きをいただきました。

右の美人の方はモミジが貼られていました。

どうやら私のマネをしたらしい。(笑)

光明寺(2018年12月1日参拝)

2019年01月04日 | 法然上人二十五霊場
東福寺界隈の紅葉を堪能した後は、
同じく紅葉の名所である長岡京の光明寺へ。


こちらは約1年10ヶ月振りの参拝となります。

<2016年1月31日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/17cccc695a7c5c51550a358db0853a88


普段使用出来る光明寺の無料駐車場は当然停めれなくて、
近くの有料駐車場を使用することになります。

しかし、この民間駐車場が高くて一日千円でした。(泣)



所在地:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
宗派:西山浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:建久9年(1198)
開基:蓮生(熊谷直実)
開山:法然上人
札所:法然上人二十五霊跡、京都洛西観音霊場


【寺号石標】



【紅葉】








紅葉がお出迎え。(^^

期待値が上がります。


【総門】




1月の寒い時は葉っぱも無く殺風景でしたが、
やっぱり紅葉があると華やかに感じますね。


【参道】


紅葉の時期の光明寺は観光客が多いけど、
奇跡的に誰も居ない参道を撮影出来ました。(^^


【紅葉】








全体的にピークは過ぎていましたが、
まだまだ綺麗な紅葉が見れます。


【参道】


この辺りは紅葉が少ない。

ちょっと不安になってきた。


【紅葉】




紅葉はまだまだ大丈夫なようです。(^^


【石塔】





【御影堂】


宝暦4年(1754)に建立されたもの。

内陣は撮影不可でしたが、
大本山に相応しい荘厳なものでした。


【圓光大師御石棺】




法然上人の御遺骸を埋葬していた石棺だそうです。




これは?

以前参拝した時は無かったハズ。

これは参拝者の誰かが安置したものと推測されますね。


【紅葉】










御影堂横の紅葉が素晴らし過ぎ。(^^

紅葉の名所には必ず感動する真っ赤な紅葉が見れます。




落葉ですら美しい。








ただただ、美しい。


【阿弥陀堂】



【廻廊】






阿弥陀堂から釈迦堂へ続く廻廊です。


【信楽庭】




念仏の行者が生死の大海を渡る姿を、
大小18個の石を配置することにより表現した庭です。


【唐門】





【紅葉】



【書院】



【廻廊】



【吊灯篭】



【唐門】





【御火葬跡】



【紅葉】





【もみじ参道】








帰り道のもみじ参道は凄いです。


【薬医門】




紅葉と薬医門はどちらから見ても素晴らしい。

最高ですね。(^^


【紅葉】







【御朱印】


今回は御詠歌をいただきました。


光明寺の紅葉はピークを過ぎていたとはいえ、
紅葉の名所に恥じぬものを堪能させていただきました。

東福寺塔頭 退耕庵(2018年12月1日参拝)

2019年01月03日 | 洛陽四十八願所霊場


東福寺の塔頭には戦国時代好きの皆さんがご存知の、
安国寺恵瓊が再建したとされる退耕庵があります。

こちらは事前予約や春秋の特別拝観時しか拝観出来ません。

そういう訳でまだ拝観したことはありませんが、
山門前を通ると綺麗な紅葉が見えたので寄ってみた。



所在地:京都府京都市東山区本町15-793
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:千手観世音菩薩
創建:貞和2年(1346)
開山:性海霊見和尚
札所:洛陽四十八願所霊場



【山門】



【寺号石標】



【石仏】



【境内】


右側に一際赤い紅葉があります。


【地蔵堂】


その紅葉の横には地蔵堂があります。

地蔵堂は普通に見ることが出来るので、
堂内を覗いて見ると驚いた。

予想以上に立派な玉章地蔵尊がドーンと鎮座されていたから。

臨済宗塔頭寺院の仏様といえば小さいのが定番ですが、
退耕庵に鎮座する玉章地蔵尊は規格外の大きさです。

どうやら明治初期に廃寺になった小野寺から、
退耕庵に移された客仏のようですね。


【紅葉】




これぞTHE紅葉です。

見事な赤ですね。(^^








これらの紅葉も見事です。


【小野小町百歳井戸】


小野小町が100歳の時、
井戸に映った己の姿を見て嘆いたと言われる井戸。

まぁ、こういう話はフーンで済ませておきましょう。(苦笑)


御朱印は御住職がいらっしゃるといただけますが、
次の紅葉の名所に急ぐ為に華麗にスルー。

次回の特別拝観時にいただくことにしよう。

東福寺塔頭 霊源院(2018年12月1日参拝)

2019年01月02日 | 仏閣
盛光院の次はお隣にある同じく塔頭の霊源院へ。

霊源院といえば建仁寺の塔頭を思い出しますが、
東福寺の塔頭にも霊源院があります。

こちらも普段は非公開寺院ですが、
紅葉の時期は拝観が出来て御朱印もいただけます。


所在地:京都市東山区本町15-791
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:千手観世音菩薩
創建:観応年間(1350頃)
開山:龍泉和尚



【縁起】
観応年間(1350頃)後醍醐天皇の皇子、
龍泉和尚によって天護庵と号し創建され、
龍泉和尚入寂後の応永年間(1400頃)在先希譲和尚により、
現代に続く寺名霊源院と改称されました。

天象15年(1582)本能寺の変の際には、
愛知県刈谷市の武将水野忠重(備後福山藩藩主)を追手から匿いました。

爾来、霊源院と水野忠重は好誼を重ね、豊臣秀吉主催の北野花見の際には、
水野家の茶屋に雅な屏風を貸すなどの便宜を図ることもありました。


【山門】


とても品のある門構えです。

盛光院は拝観しているアピールが強かったですが、
こちらは拝観可能なのか分からない程でした。


【紅葉】



【庫裏】



【六体地蔵】



【中門】



【本堂】


本堂に上がっても良いということなので、
有難く内陣へ上がらせていただく。(^^




まずは御本尊にお参り。

こちらも禅寺特有の小さな御本尊です。


【龍図】


本堂内陣に掲げられた龍図です。


【紅葉】








本堂前の庭園には見事な紅葉が楽しめます。(^^


【鎮守社】



【庭園】











【手水鉢】



【地蔵尊】








境内にはいろんな可愛いお地蔵さんがいました。(^


【御朱印】