ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

Alzheimer (1864~1915)

2015年02月15日 | 空木宝剣
津久見港 別れのテープ 風に舞う

♪別れ切ない 潮路は遠い
銅鑼が鳴る鳴る さよならと
泣いちゃいけない 港のかもめ
船の汽笛がむせび泣く…

歌手は、未練の波止場や別れの公衆電話の松山お恵ちゃんと思いきや宮城まり子さんだった。
(アルクハイマール)


St.Valentine's day 

2015年02月15日 | 空木宝剣
春日向 樽の中には ディオゲネス

如何なる人間に於いても、太陽は一つ、月も一つで等しい。
吾唯足るを知る。
足るを知るものは貧しといえども富めり(釈迦)。
何でも彼でも、呑み込んでは消化する、人の皮の頭陀袋。
30年前に飲んだBALLANTINE'S の角瓶も、古くなった革袋の中で熟成されて、丸瓶に変化したかも知れない。

一休宗純禅師(1394~1481)

2015年02月15日 | 空木宝剣
月日貝 螺鈿のテーブル 箸休め

「この橋を渡るべからず」の御触れを無視した事を問われた一休さんの答えは、端を渡らず真ん中を歩いたまでという頓智だった。
貪欲な長い箸を使って、相手の食べ物を奪い合う地獄の食卓。
世はグローバル時代。
地球という食卓は、自動車や船に飛行機などの長い箸を武器に、お互いの獲物を虎視眈々と狙っている。
ハザードを失えば弱肉強食焼肉定食の時代。
額縁から飛び出し野に放たれた虎を、一休さんなら如何に収めるだろうか?