百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

東京駆け足散策。

2016年09月13日 | 百伝。
東京都心は、ひと昔、ふた昔に比べて、人口が減ったのではないかという印象。

昔に較べると、新宿も渋谷も東京駅界隈も、人の数が少なくなったような気がします。



高層ビルが増えた分・・その中に吸い込まれる人間が多くなったので、そう感じたのかな?

例外的に感じたのが、吉祥寺界隈です。

40年前とほとんど変わらない井之頭公園の佇まい・・しかも、人気があるのでしょう。





平日の午後なのに、昔と比べものにならないぐらい人の数が多くて混んでいました。

この界隈は、思い出深い場所です。

大学の授業を終えたら、吉祥寺で途中下車をするのが当たり前のような日常でした。



南口の丸井の前から、調布の深大寺行きバスに乗って、兄の下宿先へと、よく通ったのも思い出しました。

何も変わっていませんでした。

さて、大学時代の四年間暮らしていた荻窪まで向かいます。



ハチミツの専門店「ラベイユ」の本店もあります。

荻窪も変わりましたが・・ちょっと雑多な場所は、相も変わらずの雰囲気でした。

昔、鯨定食のあった食堂の前を通り過ぎて、「ラベイユ」本店まで。



ラベイユとは、フランス語で「ミツバチ」という意味。

世界中のハチミツを扱っており、お薦めのハチミツを試食。

・・美味でした!

「銀座のハチミツ」を扱っていますか?と訊くと、銀座の松屋デパートの「ラベイユ」でしか取り扱っていないとのこと。

荻窪には、もっと居たいという気持ちもありましたが、そのまま東西線で神楽坂まで。

神楽坂には、「あかぎカフェ」というお店に美味しいアイスがあると、以前、家内から聞いており行ってみたくなりました。



赤城神社の境内にある「あかぎカフェ」です。



・・美味でした!

そのまま、神楽坂の商店街通りを下る・・楽しい散策時間でした。



・・飯田橋から有楽町まで。

このあたりで、やっと改札口の通り過ぎ方に慣れました。

福井駅には、自動改札口は無いのです。

必ず、駅員さんが立っており、切符を差し出します。

スイカもパスモも・・よく分かりません。

有楽町から銀座まで、散策。

ほとんど30年昔と変わらない風景です。

途中・・ネーミングのよいお店もありました。



銀座、松屋「ラベイユ」に到着。



銀座のハチミツを購買。

購買理由は、「百島のハチミツ」の味覚と比較するつもり。



36g 1728円・・高価です。

お店のお話では・・この頃は、他に「丸の内はちみつ」や「日本橋はちみつ」も取り扱っているとか!

それも現地販売店のみとして、お値段も差別化しているとか!

因みに、「銀座のハチミツ」が、ラベイユで取り扱う国内産では、いちばん高価だとのこと。

う~ん、この東京ベースの販売戦略・・いかがなものか?

銀座通りに出ます。

日本一高い地価価格の銀座4丁目です。



インパクト度では、百島の泊堂の坂道の方が、強烈です。



余談ですが・・現在の銀座通りの形作ったのは、初代東京都知事の由利公正(三岡八郎福井藩士)。

福井県が全力を挙げて、2年後の大河ドラマの主人公に推し上げていましたが、三八は落選。

鹿児島県の西郷どんに主人公を譲ってしまいました。 

・・残念です。

銀座通りから新橋まで散策。

バラエティ番組のロケ撮影をしていました。





この界隈は、20代の頃の社会人時代によく食べて飲んだ懐かしい思い出深い場所です。

虎ノ門、神谷町、六本木、渋谷までの散策は、時間的にも無理。

そのまま、新橋から渋谷まで。

渋谷駅は、再開発中で、凄く変わっていました。

井之頭線方面は、ほとんど変化無し。



当日のゴール地点に到着。



明日の神話・・何だろう?

終わりに・・翌日まで一緒に時間を過ごした仲間に感謝。

深夜の首都高速道をドライブ、羽田空港国際ターミナルへ。





送迎デッキから眺めた御来光です。





合掌。

東京から京都へ移動。



一昨夜、無事に帰福帰宅できました。

すると、東京ドームでの巨人戦に勝利して、広島カープが25年ぶりに優勝したとのニュース。

もう一日、東京に滞在すればよかったのかな?

沢山の働き蜂が、一所懸命働いて、巨大な蜜の巣のような空間が、東京なのかもしれません。

東京駆け足散策・・ミツバチのように、動き回ることが出来ました。

人生再稼働・・微速前進。