ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

Babel

2020年04月06日 | 空木宝剣
木蓮や コロナの下の 六線譜 

人体は、およそ60兆の細胞と何百兆の細菌で成り立っているという。

人体には、九つの穴があって、口やら鼻から、コロナ菌を吸い込むと重篤な肺炎にかかるので、マスクがフィルターとして、必須のアイテムとなった。

マスクをしていない人は、ヘルメットをつけずにバイクに乗るような違和感さえ覚えたりする。 

バベルの塔とグローバル。



入り鉄砲と出おんなの関所。

感染患者シャットアウトの有り様は、今も江戸時代も創世記も、繰り返しの様に見える。

菌を憎んで人を憎まず。

感染患者に罪は無いが、パンデミックは回避したい。  

一刀一足の間合いを守り、夜道を提灯をつけて用心しながら歩かねば、何時コロナウイルスの袈裟斬りにやられるやも知れぬ物騒なご時世である。

不要不急以外は避ける。

一人の感染患者が他の皆に迷惑をかけるとくれば、なにやら戒厳令や全体主義のいつか来た道を思い出す。

現在は、AIやらスマホ時代。

「ここは、ウィルス菌危険エリアです。注意しましょう。」やらの機能が急がれる。 

十年以上も前になるだろうか?明石家さんま氏が、「うちの事務員にショートケーキを買うてこいと言ったら消毒液を買って来た。田舎出なので、ショートケーキがショードクエキに聞こえての間違いでした。」と言って笑わせていたが、今は消毒液が手に入らず、変わりにショートケーキでも買って帰ろうかという風情である。

トイレの中で食事するような不衛生蔓延の令和2年。

昭和25年2月20日生まれの志村康徳(けん)さんが古稀の万年齢で逝った。

世界は、コロナウイルスとの戦争だと、各国の宰相は口を揃える。

「戦争を知らない子供たち」団塊も、はや高齢者。

ウイルスの弾に当たらぬよう祈るしかない。合掌