ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

山本滝之助 (1873~1931)

2023年07月03日 | 空木宝剣

7月2日の中国新聞 備後版によれば、団塊が幼い頃、よく目にした「一日一善」の標語は、福山市沼隈町出身の社会教育家、山本滝之助が提唱したものとの事。

「青年の父」と称され、全国に青年団活動を拡張すべく合言葉。

それは、「一荷合力(いっかこうろく)」。

明治5年生まれ、昭和6年死没。

58歳の生涯。

生誕150周年を記念して、「沼隈郷土文化研究会」は、山本滝之助の功績を現在に伝えるべく企画展を行うとの事。

団塊が正しければ、昭和20年代まで、百島は、沼隈郡百島村 だったと記憶する。

昭和30年。尾道市と合併するまで、鞆の浦や常石が近所であって、陸路より海路。

明治から昭和初期までは、制海権が有利。

「待てば海路の日和あり」の古き善き時代でもあった。

制海権が制空権に替わり、昭和が令和に変わっても、「一日一善」励行したい。

 



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