満月や 雲を羽織りて おぼろ月
シュワルツネガ-主演の映画、アフターマスを見る。
2002年、ドイツユーリンゲン上空での、実際の飛行機衝突事故を模して製作されたとの事。
如何なる乗り物にも、事故はつきものであるが、特に人身事故、死亡事故の場合、悲劇である。
あってはならない惨事の被害者遺族、シュワルツネガ-扮するローマンが、管制官を殺害するというストーリー。
所謂、事故を事件にしてしまった物語。
「罪を憎んで、人を憎まず」の寛容さが失われた時に、復讐の連鎖が始まる。
戦争には、勝者も敗者もなく、地獄あるのみ。
1945年8月15日を、わが日本は、敗戦とせず、終戦記念日としたのは、負け惜しみではなく、正しかったかも知れない。
ウクライナやガザの惨状をみると、この世の地獄という他はない。
映画は、2時間や3時間で終わるが、戦争にも、制限時間を設けるべし。
その為には、経済に公開市場操作があるように、国際政治にも、公開戦場操作を設け、オペレーション機能を構築する時かも知れない。
1947年生まれのシュワちゃん。日本では団塊世代。ターミネーターで頑張って貰いたい。