「寺泊民俗資料館」(長岡市寺泊夏戸)を訪れた本当の目的は本物の朱鷺を見るためでした。
同じ敷地内に"トキと自然の学習館"の観覧棟「トキみ~て」が8月18日に開館しました。
開館1ヶ月で、想定していた1年間の観客数をこえたという人気のスポットです。
実は、ホテル飛鳥をチェックアウトする際、こちらの無料鑑賞券をもらったので、訪れて見る気になりました。
一番上の写真は、ガラス越しに約300mm(35mm換算)のレンズで朱鷺をクローズアップした写真です。
ガラス越しではありますが、本当に間近で朱鷺を見ることができたので、凄く感激しました。
朱鷺の撮影は可能ですが、フラッシュは禁止です、でも今のデジタルカメラであれば、問題はないはずです。
実は撮影時の一番の問題はオートフォーカスが誤動作することです。
朱鷺との間には、ガラスと2枚の金網が設置されています。
問題は金網でして、朱鷺を撮影しようとすると、オートフォーカスは金網に合焦してしまって、朱鷺がまともに撮影できませんでした。
下の一番上の写真を見ると、現地の環境がわかると思います。
それで、老人の目には辛いマニュアルフォーカスを使って撮影しました。
少し金網の影響は感じられますが、朱鷺が浮かび上がる程度には撮影できたと思います。
今回はDMC-G7で撮影しましたが、できればフルサイズカメラ+大口径望遠レンズの組み合わせで、絞りを開放気味にして撮影できれば、もっと朱鷺が浮かび上がると思います。
現地で交通整理をしていた人から聞きましたが、訪れたカメラマンが朱鷺にフォーカスを合わせるのが大変だと口々に言っていたそうです。
ちなみに入場料は100円ですので、これだけ楽しめれば安いものだと思いました。