2020年も、いよいよ大晦日を迎えました。
2020年は、COVID-19感染に始まり、それが収まらないで終わろうとしています。
COVID-19が原因で、思いがけなくリモートワークを経験し、それが定例化して私にとってニューノーマルになりました。
リモートワークがきっかけで、業務開始前の散策もまた私にとってのニューノーマルにもなりました。
今日の午前中、届け物で外出して、そのまま今年良く散策したコースの一部を散策してきました、今年最後の散策です。
写真は、その時に撮影しました。
昨日から年末寒波が到来して、台風のような暴風が吹き続けて、朝外を見たら一面銀世界になっていました。
積雪は2-3cm程度です、ただし朝の時点でも気温はマイナスの状態で、雪は一部が凍結していました。
写真に写っているとおり、雪はあらゆるものを覆い尽くして、景色を一変させてくれました。
同じ景色を撮影しても、季節によって全然感じ方が違うのですが、それを良く分からせてくれたのが朝の散策だったと思います。
余談ですが届け物で外出する前に、大晦日の幸運を拾いました。
今朝は寝坊もせずに、平日と同じ時間に起床しました、それで午前8時前にはPCの前に座ってデジタル通信モードでアマチュア無線を開始しました。
50分ほど経過した時、デジタル通信モードのソフト画面にCQ(不特定のアマチュア局に対しての通信の呼掛け)を出しているコールサインが急に表示されました、
間髪をいれずマウスで応答のクリックをしたら、一発で応答があって交信ができました。
外出から帰宅して、再びPCでデジタル通信モードのソフトを立ち上げたら、びっくりぽんで目が点になっちゃいました。
あの一発で交信できたアマチュア無線局は、とても珍しい局だったからです。
日本のアマチュア無線局を中心にアジア、オセアニア、南米の局まで珍局を一斉にコールしていました、アマチュア無線の世界でいうパイルアップ(多数のアマチュア局から一斉に呼ばれる事)が発生していました。
この局の所在地は、マーシャル諸島のクェゼリン環礁にあるクェゼリン島というところでした。
こちらはアメリカ軍の施設があるだけだそうです、したがって簡単にアマチュア無線ができる場所ではありません。
たぶん、軍関係者の人がアマチュア無線をやっていると思われますが、ほぼ世界で唯一の局だと思います。
一番下のキャプチャー画面(デジタル通信モード用のソフト画面)がパイルアップになっている状況です。
V7/KX4QDというコールサインに対して、他の局が一斉にコールしています。
この状態で私が参戦しても、トランシーバのパワーとアンテナがプアなので、交信は絶望的だったと思います。
アマチュア無線の世界ではワッチ(じっくり受信してバンド・コンディションを確認すること)が重要と言われますが、出会い頭の事故とはいえワッチが幸運をもたらしました。
さらに余談ですが、実はこの交信は12月30日になされたものです。
何故か、それはアマチュア無線の世界では海外局と交信した場合、交信時刻はUTC(あるいはZタイム)を使います、交信した時間は23:47UTCなのでギリギリ12月30日ですね。
まあ、JSTでは12月31日ですから大晦日の幸運ということです。
来年はCOVID-19対策に目処がつくことを祈るばかりです。
戯言を一年お付き合いいただいてありがとうございました。
良い年をお迎えください。